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砂丘が砂丘であるために

海岸侵食災害を考える会が、笹を使った垣根を試しに作るということで参加させていただいた。中田島砂丘には竹すだれを使った堆砂垣が使われているが、お金も相当掛かる上に劣化する過程で竹が縦割れして裸足で歩くと怪我をすることもある。

先週行った浜岡砂丘で粗朶垣(そだがき)が海岸沿いに並べられているのを見たので良いタイミングだった。

耐久性と飛砂を留める効果はまだ分からないが、行政の支援も無い、守る人手もいない中で手軽に作る方法を確立するのは大事なこと。

加えて、作り方や風向きに対してどのように立てるかを定めたルール、必要な場所などの共有ができれば、浅くても広い支援の輪が広がる可能性もある。

砂丘フォトグラファー 浜松を代表する風景のひとつ、中田島砂丘消失の記録