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選手を休ませる基準をどこに設定するか?

かつてのスポーツ界は、痛みがあっても根性で乗り切るのが美徳とされてきたイメージがあります。

しかし、近代は【痛みがある状態でプレーすることは良くない】という考え方が徐々に浸透し、無理にプレーする選手も、そうさせる指導者も、減ってきている様に思います。

様々なリスクが存在する時代背景も、その傾向を強めているのではないかと私は推測します。

私もアスレティックトレーナーの観点から、痛みを抱えた選手が無理をしてプレーすることは、良いとは思いません。

しかし、選手にとっては、【大事な試合でプレーして結果を出せるかどうか】は、今後の選手人生を左右する重要事項でもあります。

さらに、多くの指導者も、はたまた保護者や視聴者も「スポーツにおいて根性は必要か?」という問いに対しては「YES」と答えるのではないでしょうか?


では、痛みを抱えた選手はどの段階で休ませるべきなのでしょうか?

(ここからは私個人の意見です。)

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