【2023S1シティ準優勝】ルギアゲンガー【備忘録】
はじめに
はじめまして。もしかしたらお久しぶりです。ハマタです。
表題の通り、10/22バトロコ横浜にて開催のシティリーグS1にて準優勝することができましたので、記念かつ備忘録として記事にしたいと思います。当日の対戦に関しては思い出しながらになりますので一部ふんわりとした形になりますがご了承ください。
デッキ選択~環境予想
デッキ選択
デッキについてはルギアとアーケオスのテキストが判明した時点で使用をほぼ決定していました。
理由として、
サブアタッカーの選択で幅広い相手と戦えそう
発売後すぐの大会ならば対策が広まっていなさそう
かっこいい
以上の2点からです。
実際に会場をはじめ、多くの場所でルギアが入賞しておりデッキパワーの高さが実感することができました。
環境予想
環境における強さのランクというより、実際に対戦が起こりうること、相性を意識して考えていました。
パルキア系 ギラティナ系 ロスト関連
ミュウ アルセウス(ジュラルドン、ミュウツーVunion含む) キュレム
ヒスイゾロアーク レジ ロトム 雷バレット
ルギア以外のパラダイムトリガーからのデッキに関しては、発売翌日の32人規模の大会ではさすがにそこまで多くはないだろうと考慮していなかったため考えが浅かったと思います。
上記の中では特にジュラルドンVmaxに対して容易に詰まされてしまう可能性が高く対策が必須と考えており、後述しますが負けた2戦は両方ともアルセウスジュラルドンでした。
デッキ構築
サブアタッカーの決定
発売前より多くの方がルギアデッキについて考察し、様々な型が生まれていました。
個人的にそれらを大きく分けて、
ルギア単(+無色ポケモン)
+バレット(アメイジング又はポケモンV)
+Vmax
の3つで考えていました。
①について
チェレンの気配りやノコッチなど無色サポートを無理なく採用できることが強みかなと思いました。
ただ、前述したジュラルドンVmaxやミュウツーVunionに対する回答や他のVstarポケモンをワンパンすることへの要求の高さから見送ることとしました。
②について
主にAライコウやジュラルドンへの対策になりうるAイベルタル、かがやくリザードンなどが候補として挙がっていました。
実際にデッキを組んだりしましたが、採用するエネルギーの配分など、うまく組み上げることができず、残念ながら諦めました。
①と②を不採用とした前提の考えとして、
アーケオスを2体たてること
ルギアにパワフル無色エネルギーを複数つけること
博士の研究の採用
これらの動きはとても強力かつ魅力的でしたが、
・2ターン目までにルギアVstarに進化しつつ、アーケオスを2枚トラッシュに送ること
・2体目以降のルギアの火力減
・特殊エネルギーをトラッシュすることで後半のエネルギー不足
という点が個人的に好ましくなく、③の内容でのデッキ構築につながっています。
③について
以上を踏まえて、
・アーケオス1体でもエネルギーが間に合う
・高耐久かつVstar、ミュウツーVunionをワンパン、+雪道でのジュラルドンVmaxへの対抗
・トラッシュした特殊エネルギーを戻すことができる
という条件に合致するゲンガーVmaxに決定しました。
実際に、高耐久、高火力、活力の壺によるいちげきエネルギーの復帰などの想定した動きがすべて再現でき、デッキの選択については満足しています。
まあ一部のデッキに対しては対策不足というか割り切っている面が否めません。あとは祈るのみ。
採用カード
ルギアV、Vstar 4-3
ルギアVstarが立たないことには始まらないため、ほぼフル採用。
進化前の上技「かぜよみ」はアーケオスを落としつつ手札増強ができるため意外と使う場面がありました。
Vstarの「ストームダイブ」の効果であるスタジアムトラッシュは忘れやすいため注意(実際忘れた)
前述の通り、パワフル無色を一体に複数つけることはほとんどなく、パワフル無色+Vガード+ダブルターボで220点で運用しました。
相手のⅤポケモンについてはほぼ問題なく倒すことができます。
ゲンガーV、Vmax 2-2
いちげきエネルギー2枚+ハイド悪のゲンガーVmaxを2体用意し「キョダイマルノミ」を連打したいとも思っていましたが、ルギアのラインを厚くしたため2-2で落ち着きました。
アーケオスのみで「パニックフィアー」、+手張りで「キョダイマルノミ」まで起動可能。モミで回復しエネルギーをトラッシュしても上記で復帰できます。
ただ当日は上記のゲンガー+こだわりベルトの「キョダイマルノミ」で320点とキュレムVmaxやジュラルドンVmaxのHP330に10点足らず、その部分はいちげきエネルギーを追加で付けるもしくは別の方法を考えるかは論点になるかなとも思いました。
アーケオス 3
説明不要です。あわよくば2体、1体でも問題なしという前提で動いていました。今回はいませんでしたが、ミルタンクはこいつで相手する予定でした。
ビッパ、ビーダル 2-2
ドロー要因かつアッセンブルスターの対象。
他の方の構築ではクロバットVだったり、その分サポートを増やしていたりとお好みかなとも思います。
ネオラントV 1
クロバットVと迷いましたが、動けなくなる要因は特殊エネルギーが手札に固まることかなと思い、こちらを選択しました。
クイックボール 4
ハイパーボール 3
しんかのおこう 4
特になし。枚数はお好みで調整。
個人的には序盤は欲しい進化ポケモンが変わりやすいことと手札コストに悩む回数を少なくしたいためコストなしのおこうがハイパーボールより多くしています。
ふうせん 1
あなぬけのひも 1
ふうせんだけだと自分がアッセンブルする前にガラルマタドガスを出されると詰むため1‐1採用
こだわりベルト 2
主にゲンガーに付けます。序盤に来たら手札コストにしてもいいように2枚採用
活力の壺 1
いちげき採用の理由のひとつ
これによりエネルギーの中でもいちげきエネルギーは特に気にすることなく手札コストにすることができました。
ロストスイーパー 2
前述しましたが、このデッキが積む場面として、
アッセンブル発動前に特性を止められることとジュラルドンVmax対面だと考え、そのうち「頂への雪道」対策かつ、相手の道具対策を兼ねることができるため採用
マリィ 4
特にありません。
セレナ 3
手札交換が可能な分「ボスの指令」ではなくこちらを採用
3枚なのは単純に枠の都合上。
モミ 1
好み枠。1回使えました
3体目のアタッカーを一から育てるか回復後にアーケオスで復帰するかプランが選べるようになります。
ヤミラミでベンチにダメカンばらまかれたら全員回復できるなあ、とか思っていましたがあたりませんでした。
頂への雪道 2
ジュラルドンVmaxを突破するために採用
相手は確実に割る手段を握っているため、ゲンガーでワンパンできる場面になるまで張らないように意識していました。が現実は甘くない
いちげきエネルギー 4
4枚フルでゲンガーに付ける場面はありませんでしたが、3にするくらいなら活力の壺を減らすかなと思います。
パワフル無色エネルギー 3
複数枚をルギアに付けることを目標としなかったため3枚採用
2体のルギアに1枚ずつ付けたいくらい
ハイド悪エネルギー 2
ゲンガーが「キョダイマルノミ」を打っても止まらずに次のターン別のポケモンで行動することができます。
ダブルターボエネルギー 2
Vガードエネルギー 2
強い
当日の対戦成績
予選
①キュレムパルキア 勝ち
②ルギアVstar 勝ち
③ルギアVstar 勝ち
④アルセウス+ジュラルドン 負け
決勝
⑤ミュウVmax 勝ち
⑥アルセウス+ギラティナ+エーフィ 勝ち
⑦アルセウス+ジュラルドン 負け
①キュレムパルキア
相手の引きがあまりよくない様子で、こちらが優勢で進めることができました。
「スターポータル」を使用されてキュレムVmaxでゲンガーVmaxを倒されましたが後続が続かずそのまま勝ちきれました。
②ルギア
2戦目にしてミラー
お相手は博士の研究やクロバットでどんどんデッキを掘り進める型でした。
モミでゲンガーを回復できたのもたしかこの試合でした。
どくダメやかがやくリザードンの攻撃を耐えきって回復し勝利みたいな感じでした。
③ルギア
3戦目もミラー
こちらが先に動くことができ、相手のルギアを進化前に倒すことができました。その後起動まではもっていかれましたがそのまま勝ちまで行けました。
相手のパワフル3枚+Vガード1のルギアVstarの攻撃をVガードのおかげでルギアVstarが耐えた後にゲンガーVmaxが上から倒したのは恐らくこの試合だった気がする。
④アルセウス+ジュラルドン
予選最終戦にしてとうとう鬼門が来てしまいました。
想定通り最後の単騎となったジュラルドンの突破が困難であり、1体のみのアーケオスも倒されていたためキツイ展開でした。
しかし、最後のターン、場にはいちげきE2枚+ハイド悪+こだわりベルトのゲンガーVmax…、デッキには前のターンに戻した「いちげきエネルギー」が2枚…、トップドロー!頂への雪道!セレナで5枚ドロー!!
引けませんでした。
⑤ミュウ
前の試合が当日一番熱い展開でしたが、この試合が当日一理想的な動きをしました。
アーケオスを2体並べることができたのはこの試合だけだった気がします。
ゲンガーとの相性もあり勝利することができました。
⑥アルセウス+ギラティナ
お相手が先に動かれ、押される展開でしたが、相手が複数のポケモンVで戦うデッキということもありゲンガーの「パニックフィアー」で巻き返すことができました。
ただし、最後相手が打開するためにポケモンVを並べなければこちらも「パニックフィアー」を連発することができず違った展開になっていたと思います。
⑦アルセウス+ジュラルドン
鬼門再び
お相手は予選で当たった方とは別の方でした。
展開は全く異なりますが、
単騎になったジュラルドン、場にはゲンガー、サイド落ちでデッキには「頂への雪道」が1枚のみ、そしてデッキは残り2枚、魂の「はたらくまえば」1枚ドロー!
引けませんでした。
まあ今回は予選と違いゲンガーの火力も足りておらず、お相手もスタジアムを握っていたため勝ち筋はなかったみたいでした。
おわりに
以上、準優勝という結果に終わりました。
前回のシティリーグがベスト16、CL横浜が0-3の惨敗と前回大会以上の過去一の成績を収めることができたこと。
負けた二戦もほぼ無理と思っていた対面で最後まで善戦できたことが個人的に満足しています。
しかしプレミも多く、次の大会では落ち着いてプレイできるようにしていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
これから大会参加される方の考察に少しでも参考になればとてもうれしく思います。
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