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そして私も一緒に前を向いて

 皆さんこんにちは、はまーです。

 先日の2024/03/05に行われた「ラブライブ!サンシャイン!!」「幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-」生放送にて、Aqours CLUB
2024が発表されましたね。

 Aqoursではなく、A"9"oursなところに、如何にAqoursにとってこの九周年が意味を成すものなのか、ということが強く伝わってきました。


 Aqours 9周年。
 2015/02/26「助けて、ラブライブ!」という文字と、砂浜に立つ一人の少女と共にプロジェクトが発表されました。
 そして、2015/06/30「Aqours」という名の下、9人と9人の物語が紡がれ始めました。
 「待っててくれるかい?」と願うように歌っていた彼女たちは、もう迷うことなく歌い上げます。

 「なんどだって約束!」って。


 僕自身は運がいい事にAqoursを最初から追えています。
 それこそ2015/02/26から。
 でもただの「偶然」だと思っていますし、今思い返せば「運命」だったのだと信じています。

 2021/11/21に上げた初めてのnoteの記事です。
 なんか言葉が拙くて、恥ずかしい気持ちもあるのですが、そこにあるのは紛れのない純粋な気持ちでした。

そんな私が、どうしても何か活動をしてみたい、そして大好きを世界に伝えられたら!

 何かを伝えたい、という願い。
 そんな願い持ってたと気づいたときが、始まりでした。


 ここまで沢山の文字をnoteであったり、X(旧Twitter)で紡いできました。
 でもそれは虚空に向かってではなく、実際に読んでくれて僕の言葉に向き合ってくれている画面の前の貴方に向かっていつも紡いできました。


 Aqoursが好きで、そんな気持ちを誰かと分かち合いたいあなたへ。
 Aqoursが好きで、そんなAqoursと比べて何もできない自分が悔しくて燻っているあなたへ。
 Aqoursに救われて、ありがとうって伝えたいあなたへ。
 Aqoursの前人未踏を一緒に見届けたいあなたへ。


 そんな不器用な道を真っ直ぐ走ってきたあなたへ。
 僕はどこまでもあなたに寄り添っていたいので、今から「はまー」という人間の第二の自己紹介を行いたいと思います。
 僕自身の本心からの願いを、今から伝えますね。

 Aqoursの9周年への餞のような言葉たちです。


きっかけ

 Aqours 9周年に向けて、ずっとやろうと思っていたことをしようと思いました。
 それはX(Twitter)のアイコンを変える事


2017/08/14
高校二年生の夏に人生で初めて沼津に行った時の写真です

 伊豆箱根鉄道さん「HAPPY PARTY TRAIN」ラッピング電車の梨子ちゃんをずっとアイコンにしてきました。
 「青空Jumping heart」で歌われているように、

はじまった時の(Sunshine Story) ときめきずっとだいじにね

青空Jumping heart
1サビ

 という大事な気持ちを忘れないようにするために、ずっと同じアイコンを使い続けていました。


 アイコンにいるのは、言うまでもありませんが推しの桜内梨子ちゃん。

 昔は自分の発言が相手にとって、どのような意味を持つのかなんて何も考えず人を傷つけるような言葉達を、Aqoursが嫌いだって言う人に直接言っていた時もありました

 その発言のたびに、自分が背負っていた梨子ちゃんの良さや価値を貶めていたんだなって、今は思います。


 Aqoursが9年も経てば、勿論変わる景色もあって。

 昔よりは自分の言葉の意味や価値を考えるようになったり。
 昔一緒にAqoursを追っていた人たちが今はもう離れてしまっていたり。
 それでも、2020年以降Aqoursの事好きになってくれた人たちと知り合って、今楽しく「青春」をしていたり。


 そんな人生の積み重ねもAqoursと出逢ったからこそ生まれたものなのかなって思います。


 色んな人と出逢ってきて思ったことがあります。
 それは、色々な意味で「Aqoursが好き」という人がいることです。

 勿論僕みたいに、自分の人生や夢を懸けているという意味で好きな人もいれば、純粋に応援したい!という意味で好きな人もいて。


 全員が全員、自分と同じようにAqoursが好きじゃないんだな、って思って悩むこともありました。


 でも、それでもいいかなって最近は思います。
 違うからこそ、面白くて。
 違うからこそ、出会う意味があるのだと
思うようになりました。

 Aqoursのメンバーだって、似ているから惹かれたのではなく、違うからこそ惹かれたのだと思いますから。


 その中で、自分の中に願いが生まれました。

 それは、自分の事を「見ている人に向き合いたい」ということ。

 そして、「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~」 Day1逢田さんのMCで触れられたように、自分に「ついて行きたいって思う方はついてきてきださい」という思いです。

これからもAqoursはAqoursらしく、えー、自分たちの道を進んでいきたいと思います。是非ついて行きたいって思う方はついてきてください!よろしくお願いします!!

Day1 逢田さんのMC


 自分の言葉は優しくないって思っています。

 直情的な癖に、論理性を重視してて非合理性を許せない
 好きなものは好きだし、嫌いなものは思わず黙ってしまう
 渡辺曜ちゃんが好きだ!という方々みたいに、色んな人と仲良くするみたいな生き方は僕には正直できません。


 でも、ひとりひとりにじっくり向き合うことは出来ます。
 不器用なりに、時間はかかるかもしれませんが僕のできる事の一つです。
 それが僕のしたいことであり、僕が好きな桜内梨子ちゃんの在り方だと、信じています。


 そんな梨子ちゃんの在り方を象徴した歌詞があります。
 「PURE PHRASE」二番Aメロです。

今日も夢を語るひとを
見つめていたい
そして私も一緒に前を向いて

PURE PHRASE
二番Aメロ


「今日も夢を語る人を見つめていたい」

 僕は夢を語る人たちが好きです。
 自身の夢を語るAqoursのファンは控えめに言って相当ヤバいです。
(誉め言葉)

 夢が「痛み抱えながら求めるもの」だと、知ってもなお夢を語ろうとする人たちが世の中にはいます。


 別に全ての夢が痛みを抱えながら見るものであるべきだとは到底思っていませんし、何かを叶える道中が大変である必要も無いと思っています。
 当たり前ですが、誰も苦労なんて望んでしたくないですから。

 僕は「夢は消えない」というAqoursのロジックの下、夢を叶えて行くことを積み重ねた先に、どうしても「痛み抱え」てしまうような夢があると思っています。


 例えば「AqoursのLIVEに行く」という夢。
 昔の実習が始まっていない僕にとってこの夢は「夢」ではなく、痛みを抱えないただの「願い」でした。

 でも、こうして実習が始まって日々を精一杯生きる中、苦しいことに向き合いながらも「AqoursのLIVEに行くんだ」というAqoursとの約束であったり自身の覚悟が、いつの間にか僕の「夢」になっていました。

 こんな一見「痛みを抱えない」ようなものにも、その人それぞれの「痛み」があって。
 そんな苦しさ痛みがあるからこそ、夢が叶う瞬間って特別な瞬間になるんだなって、心から思います。


 だから、僕はこの梨子ちゃんの言葉を信じたい
 不器用でも真っ直ぐな夢を語る人を、いつでも見つめていたい。



 彼女はどんな表情で見つめているのでしょうか。

 きっと慈しむように。きっと、少しだけ眩しそうな表情で。
 どこまでも優しげな表情で見つめているんだろうなって。

 きっと、梨子ちゃんにとっての千歌ちゃんがそんな存在だったのかな、なんて僕は思っています。

 以上の考えを基に、「書いてくださった方」に伝えました
 以下は自分のメモの一部です。



「そして私も一緒に前を向いて」

 梨子ちゃんはAqoursを支える(今日も夢を語る人を見つめていたい)だけではなく、自身の夢を同時に見る強さを持った(そして私も一緒に前を向いて)人間です。


 純粋に自分もそうありたいと思いました。

 僕にも夢があります。医者になるという夢が。
 それを叶えるためにもう15年か16年足掻き続けてきました。

 この夢はひとりでは叶えられません。
 Aqoursがいたから。友人がいたから。
 あと何よりも母さんがいたからあと少しで叶えられる夢だと思っています。

 母親との話はここではしません。
 事実として2023/11/30に母は亡くなりましたが、僕はその時の全てを文字にしたし、僕と母さんでお互いに納得しているから追加で語ることは無いです。

 母さんは僕にとっての梨子ちゃんのような人でした。
 確かに母さん個人の夢は無かったです。
 僕が医者になるというのが、母さんにとっての最大級の願いでした。

 でも支えるだけではなくて、僕の苦しさや怒り、悲しさの全てに向き合ってくれた人です。

 夢はひとりじゃ見られない。
 母さんがいたからこそ、ここまで歩めた
と本気で僕は信じています。


 だから、僕にとっての母さん程には成れないかもしれないけど、誰かの夢やAqoursが好きという気持ちに向き合えたら。
 そして、自分もそんな気持ちや夢を糧に、自分の夢に向かって「一緒に前を向」くことが出来たら。


 「頑張れ!」って無責任に言うのではなく、「一緒に頑張ろうな」って。
 「生きて」なんて無責任に願うのではなく、「一緒に生きような」って。


 僕はそう在れる人間で在りたい。

 そういった願いを込めて、この「PURE PHRASE」の歌詞を何よりも大事にしてほしいということを強調して、「書いてくださった方」に依頼しました。

迷いの中にある
綺麗に光る何か…信じるちからかな?
離さないから

PURE PHRASE
二番Aメロ後半


ねえ、出会いって魔法!

 「書いてくださった方」。

 誰だろう……って思いますよね!ね!!!!

 シリアスなテンションは一旦ポイして、ご紹介させて頂きたいと思います。

 Aqoursのイラスト特に二年組や逢田さんや梨子ちゃんを描いていらっしゃっている青椿トト先生(XのID:@toto_72_)です!!!!

 いやーこんな神絵師先生に頼んでもいいものなのかと思ったのですが、元々知り合っていたということもあったので、今回平身低頭お願いしまくり、迷惑かけまくりながら依頼の方をさせて頂きました。

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours EXTRA LoveLive! 2023 ~It's a 無限大☆WORLD~
<White Day Concert>で大切な仲間たちと出させて頂いたフラスタです


 いや、はまーもうええよ、と。
 お前の言葉なんていらんから、はよ神絵見せろと。
 はい、すみません。僕の言葉は別にいいんですけど、トト先生への感謝込みでしっかりと紹介の方をさせて頂こうと思ったので、長くなりました。

 では、ご依頼したイラストはこちらになります!


illust:青椿トト(@toto_72_)


 何を書いていないのに偉そうな、って思われるかもしれませんが、僕はイラストという物の見方は文字と同じように正解などなく、その人がどう受け取るかが一番大事だと思っています。

 以下の言葉達正解ではなく僕が勝手に思った一種の解説のようなものだと思って気楽に読んで下さると嬉しいです。


 最初は依頼した点と、伝えたい部分の解説です。

 依頼した点は上記の通り、「PURE PHRASE」二番Aメロ「今日も夢を語る人を見つめて」いる梨子ちゃんと、「そして私も一緒に前を向いて」いる梨子ちゃんを主軸にしました。

 アイコン使用を意図してるので、カメラ目線で、慈しむような表情でお願いしました。


 イラストの見て欲しい部分は、前景のシュシュと楽譜です。
 シュシュ「想いよひとつになれ」二年組で、楽譜は、僕が採譜した「想いよひとつになれ」のピアノ楽譜の方を入れて頂きました。

 後景は想像の通り、内浦の景色を描いていただきました。


 ここからは、トト先生が実際に意図した点について追加で説明を行いたいと思います。

瞳の中にみかん色と水色の差し色
右下に桜が2枚楽譜の上に落ちててもう一枚落ちかけている千歌、曜の元へ向かう梨子ちゃんのイメージ
2年生色が強くなりましたが、決して9人+2人の物語というのを忘れていないという意味も込めて → Sunshine!!の下に11個の丸で表現してみました

DMより引用

 以上を踏まえてイラストを見る事で、あなたの中の世界が少しでも新鮮な方向に広がることを願っています。


証明

 この素敵なイラストをアイコンに使用するということは、僕なりの「覚悟」です。


 もう不用意な発言はできないし、沈黙せねばならない時は、如何に話したくても黙る覚悟もあります。

 強い言葉を使うときAqoursや大切な人たちを守るためであって、自分の事を守るために強い言葉を使って他人を傷つけること、はなるべく避けるようにしなければなりません。

 毎日Aqoursの話が出来るわけではありませんが、ちょっと話す体力残ってないなあみたいな日も、Aqoursの良さ広げないとなって思って、腹くくって話す時も時には必要になると思います。


 Aqoursに対する純粋に「好きだ!」という気持ちだけを持っていた期間はもう終わってて。

 この自分の人生と背中合わせというか、お互いがお互いの夢を苦しみながら「野蛮なえがお」で切り抜けながら生きて行くいまこの瞬間を大切にしたいと思っています。

 辛いことも、苦しいことも、逃げたくなるようなことも全てを包括して、「Aqoursが好きだ!」って世界に叫びたいと思います。

 これが僕にとっての唯一かつ、最も簡単な「自身の覚悟」の証明です。


終わりに

 このブログ書くのも実は結構苦しくてw
 この素敵なイラスト自体は月曜に納品して頂いたにもかかわらず、結局平日は病院実習と部活に追われほぼほぼ執筆する余裕はありませんでした。


 それでも、書こうと思った僕自身の覚悟が、このブログです。

 最近優しい言葉を使おうと意識しすぎて「沈黙」を選ぶ場面がどうしても多くなってしまいがちなのですが、自分の譲れない信念「Aqoursへの好き」という大切なものに対しては、これからはもっと強気に、沢山紡いでいこうと思います。


 Aqours 9周年。やっとここまで来たのか。
 それとも、まだまだこれからなのか。

 きっと未来の僕たちはその答えを知っているから。
 今はがむしゃらに、全力で駆け抜けようと思います。

 いまを後悔しないために。

 Aqoursと一緒に、ね。


 約束!


2024/03/16 15:10
やっと新しい科の実習を一週間乗り切ってちょっとハッピーな土曜のはまーより


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