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既にあるもの
ベーシックインカムを実施するにあたって考えなければならないものの一つに財源がある。有力な候補について。
不労所得
資本配当金とか土地の賃貸料とか預貯金の利子所得も(何と金銭収入としてカウントされるものの3割ほどが、労働とは直接関係していないらしい)
既に所得税とか固定資産税とか納めているので、何でさらに巻き上げられなきゃいけないの?という抵抗はある。
経済運営上の妥当性としては、資金供給量が高まっているのにそれ程実体経済が活発にならないばりか、貧困層がどんどん増えてしまっている。明らかに、必要なお金が必要な人に届いていない。
労働と報酬の根強いリンクを改めるため。という意味もある。現時点で、不労所得はごく少数の人だけが恩恵をこうむっている。それって全員味わっちゃダメなものなの?労働意欲が減退するともいわれるけど果たして本当にそうなるだろうか?意識や技能その他手持ちのツールによっては、不労所得のあるなしに関わらず、立派にお仕事続けられるのでは?却って失敗したって生きてはいけるということで革新的な技術とかお仕事のやり方とか実現するかもしれない。「調子こきすぎて無茶苦茶になるんじゃ?」って心配も無きにしも非ずだけど、あんまり無茶苦茶にしたらベーシックインカムの制度も危うくなるだろうし、単なるおカネ計算上の利益追求とか実の無いギャンブル・騙くらかしもそんなには流行らないだろうし、ある程度のブレーキは効くんじゃないだろうか?
知的所有権
特許料とか商標登録されたものの使用料とか印税収入とか
いきなり全てベーシックインカムのために巻き上げられるというのは抵抗があるだろうから、実際使ってもらって利益上がった分から後でもらうようにする。なんて方法もある。
知識や情報、アイデアやデザインは、できるだけ多くの人に使ってもらう方が、きっと創造的発展性は高い。
まあこれら候補もまずは議論の材料として。色々と今実際に動いているものと関連付けて考えてみるのが大事だろうと考えています。
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