受け入れなければならないマイナス面

原則、働かないでも生きていける以上、相応の管理化は免れ得ない

ベーシックインカム・ユートピアという夢の国とはいえ、現存する組織制度を一旦完全になくして、再スタート、などということは不可能。

よって、国家を中心とする公的機関が、ベーシックインカムの支給や関連事務を取り扱うし、さらに、(近く頓挫するかもしれませんが。。)マイナンバーのような形での管理は不可欠になる。

例えば、民間企業はじめ、余剰の富を産する主体から、その余剰を国家が税金として召し上げてもいいけれど、各主体が、現行制度で給与などの形で報酬を支払っているのだから、それは活かして、「ベーシックインカム」を払う方が格段に効率がいい場合の方が多いであろう。となれば、まさに、現行マイナンバーのようなシステムは必要。

マイナンバーの例に既に表れているとおり、システムとして十全に機能させることが技術的に難しそうだが、問題はそれ以外にもある(いや、技術面・セキュリティ面以外の問題の方が大切かもしれない)。

「管理」社会というものは、どうしても多様性を失わせる方向で進むので。いくら衣食住に困らないんだから自由に(法律にも触れないように)と願っても、なかなかバランスとるのは難しいと思う。

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