グリップ
手はゆるゆる。
これを理想として続けてきたので、先日見たこの動画には最初「そうかなー?」と感じずにはいられなかった。
「グリップはしっかりなのかぁ。。。」
すぐには試さなかったけど、自分の練習を続けているうちにちょっとやってみる気になった。
「グリップをしっかり」
やっていてちょっと閃いた。
”しっかり”というのはぎゅうっと握るんではないんだ。
できるだけ少ない力でグラグラしたりせず、あたかも手にグリップがひっついているかのような状態。これを始動からインパクトまでキープすることでクラブにより元気に動いてもらう。
そういう解釈になった。
擬態語で表すなら”キュッ💓”という感じ(絵文字も入れてみた)。
Daichi Golf TVの菅原大地プロもグリップについては結構しつこく説明していて、私の解釈では手に力は入れないけれど、指の方で引っ掛ける要領でしっかりとクラブを安定させる状態が理想なのではないかと。大地プロは右手引っ張る左手押すというのをよく仰っているが、両手ともなんとなく指の方で引っ掛ける感じで一番クラブが安定するように感じられる。
ところでこのグリップが手に吸い付いたような感覚。実はちょっとしたことから可能になった。
いつも部屋で振っているのはスペースの関係もあって8番アイアンなのだけど、あまりにも集中して使われ続けていたためグリップがボロボロになっていた。これを見たいつものキャディ君が「これは交換しなければならない」と何度か言って来ていた。とはいえゴルフ場にショップなんてない環境。交換できる人がいるのやら、そもそも新しいグリップなんてものが存在するのかも分からないのでいつになるやらという感覚で「ふんふん」とだけ答えていた。
するととある日のラウンド中、OUTを終えてINへ向かっていると、キャディ君がアイアンを一本手にブラブラさせながら近付いて来る。「新しいウェッジでも売りに来るのか?」と思っていたら、私の8番アイアン。
いつのまにやらバッグから抜いて誰かに預けていたらしく、グリップが新品と交換されていた。
ラウンド後いつものキャディ・フィー支払いを終えて帰途に就こうとすると、「グリップ」とキャディ君。
そう。全くおいくらになるのか?の話もしておらず、代金払わなくていいとは思っていなかったものの、支払いについて全く頭から抜け落ちていた。
尋ねると日本円にして4,000円弱!!!!
がーーーーん。。。
おのれ。勝手にチェンジしてそのお値段はヤクザやないけーーー。
とも思ったがそれほど抵抗もせずお支払い。
帰宅後折角新しくなったものだしじっくりと感触を確かめたという次第。
やっぱりグリップにも寿命ってあるんだなというのが率直な感想です。
あまりにもグリップがよくて。。。その他のクラブとの感覚が違い過ぎるという難点が生じてしまったが。。。
ともかくグリップしっかりでよいフォームが身に付けばいいなーと思いつつ練習続けております。
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