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部下のやる気をひきだした上司の一言とは

製造業に入社して1年目のH君のお話し。


仕事量が増え、毎日残業残業でへとへと・・・

そんな忙しい時に、

係長から

「来月に入社する新入社員の教育を担当するように」

と依頼されました。


「えっ!ただでさえ、いっぱいいっぱいなのに無理だ!」

と納得できないでいると、

先輩がこっそりと教えてくれたのです。


「H君は毎日頑張っているし責任感も強い。すごく頼りにしているんだ。H君ならやってくれると信じているから責任ある仕事をどんどん任せていきたい」

と係長が言っていたと教えてくれました。


「そうか~係長は自分の事を頼りにしてくれているんだ。」


頼りにされていると知ったH君。

思わず涙がこぼれそうでした。


「自分の頑張りはムダではなかったんだ。きちんと見てくれていたんだ。」


そしてH君は任された仕事に

ヤリガイを感じるようになったのです。


このように

信頼して仕事を任せる事で

部下のやる気が向上する。


自分の事を信頼してくれて

責任ある仕事を任せられると、

嬉しく感じる。

自分を認めてくれていると思える。


やらされて仕事をすることと、

責任をもって仕事をすることとでは、

 結果も違ってきます。


やらされ感で仕事をすると、

求められていること以上の努力はしない。

求められている以上の成果をだそうとしない。


逆に

責任をもって仕事をすると、

求められている以上の努力をします。

もっともっと改善しようと努力します。

求められている以上の成果もでやすいし、

自分の成長につながりやすい。


私は、部下や後輩に仕事を依頼するとき、

「この仕事は、あなたにしか頼めない。」

ときちんと伝えることができているだろうか。 

依頼する理由を説明できているだろうか。

ヤル気を引き出す言葉で伝えれているだろうか。

反省です。


 以上

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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