見出し画像

【横浜DeNA】後半戦の展望・優勝ライン【セ・リーグ】

7/4が横浜DeNAの丁度折り返しの72試合目だったので、ここからが後半戦になります。
その後半戦の展望と優勝ラインについてまとめてみました。

優勝ライン

貯金20に到達するには

プロ野球のシーズンの優勝ラインとしてよく言われてるのが80勝や貯金20です。
ここまで勝ち星を増やせれば、大抵の球団は優勝しているので、貯金20を基準とした場合、今後各球団はどういう勝敗数が求められるかを計算してみました。

阪神はこれから貯金を9増やせば20に到達するので、今までと変わらぬペースを維持していけば到達できます。6月のような状態にならなければ大丈夫でしょう。

DeNAはこれから貯金13を増やす必要があり、今までが貯金8なので少し無理をしないと到達が難しいでしょう。ただ不可能と言えるほどではありません。

広島はこれから貯金15を増やす必要があり、勝率6割以上が必要なので結構大変です。6月の月間成績が14勝9敗で勝率.609なので、6月の状態を今後も維持していけば可能です。

巨人はこれから貯金18を増やす必要があり、勝率.629なので非常に難しいです。これまでにない大型連勝でも起きない限り、優勝は不可能でしょう。

ヤクルトはこれから貯金34を増やす必要があり、勝率.750近くのペースで勝ち続けないと難しいので不可能に近いです。上位チームが全部大型連敗して、優勝ラインがぐっと下がらないと可能性は見えてきません。

中日はこれから貯金37を増やす必要があり、勝率.750以上のペースで勝ち続けないと難しいのでほぼ不可能です。CS進出も厳しいので、来季に向けて戦力の立て直しを行う方が良いかもしれません。


後半戦の展望

貯金20到達ラインを考えると、現状で優勝する可能性があるのは、阪神・DeNA・広島の3球団に絞られたと言えます。
ただ3球団それぞれに不安要素を抱えています。

阪神は5月が絶好調で勝ち星を積み重ねましたが、6月には一気に調子が悪くなって月間成績がリーグ最下位になっています。
絶好調と絶不調をどちらも経験していて波が非常に大きく、安定して勝ち星を積み重ねることが計算しづらいです。
先発の西や青柳の調子が上がってきませんし、打線もなかなか活気が出ません。
投打の歯車がかみ合わないと勝ち星を一気に増やして突き放すような展開になりづらく、混戦状況がシーズン終盤まで続きそうです。

DeNAは6月に交流戦優勝して、阪神とのゲーム差を一気に詰めることができました。しかし交流戦明けてその勢いがしぼんでしまい、1度は首位に立ったものの、すぐ阪神に首位を明け渡しています。
DeNAの場合大きな低迷が5月前半のみなので、地力なら勝ち星を積み重ねていけると思いますが、近頃は前半戦主力の宮﨑・関根の成績が低下してきて、桑原も故障明けで無理しながら出場している状態です。
リリーフ陣もやや不安定で、勝ち星を取り逃すことを何度も繰り返すと成績が伸び悩み、なかなか首位になれないでしょう。

広島は6月に絶好調で一気に首位の座を脅かすまでになりました。
ただし、現状の広島の成績を見ると6月のような好調を今後もずっと継続し続けないと、なかなか阪神やDeNAを出し抜いて首位奪取することは難しいです。
そのためにはリリーフ陣を盤石にして取りこぼしを無くすことと、打線が繋がって効率的に得点することが重要です。
抑えの栗林が6月後半から安定してきて、打線も西川や坂倉が調子が良いですが、ここから先は更に新たな若手や新戦力の台頭が無いと、ペースを維持できなくなるでしょう。


ここから先は

0字

プロ野球(主にDeNA)に関する野球記事を投稿していきます。 特に選手1人1人について掘り下げた内容…

スタンダードプラン

¥310 / 月
初月無料

この記事が参加している募集

#野球が好き

11,420件

良かったらサポートお願いします!更なる野球分析と優良記事作成に活用させていただきます。