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【横浜DeNA】貯金独り占め!

今シーズンの横浜DeNAは好スタートを切れています。
開幕ローテの6人が登板した時点で4勝2敗で貯金を稼ぎ、24年ぶりの開幕2カード連続勝ち越しを決めました。

そして4/5の7試合目も勝って、セ・リーグの貯金を独り占めする展開になりました。

近年稀に見る素晴らしいスタートを切れていますが、この好調の要因は何なのか、考察してみました。

  1. 1番度会・2番オースティンが好調

  2. 先発投手陣が安定、粘れる展開に

  3. 控え・リリーフが勝負を決める活躍


1番度会・2番オースティンが好調

今シーズンのDeNAの特徴は何と言っても1・2番打者です。
1番にはルーキーの度会を抜擢し、2番にはいわゆる小技タイプではないオースティンを起用したことで、開幕前から注目を集めていました。

しかしこの2人はシーズンが始まるとチームを牽引する活躍を見せています。

2人ともOPS.800以上で選球眼と長打力を活かす打撃になっていて、チャンスメイクだけでなく下位打線からまわってきたときのポイントゲッターとしても活躍できています。

特に今のDeNA打線は下位の関根や山本が好調で、ランナーが出てる状態で度会にまわってきやすいので、そこを逃さず点に繋げることができています。

昨年は1・2番の打撃成績が低迷していたのでチャンスが作れず課題でしたが、新1・2番の度会・オースティンの2人が定着したことで、打線が繋がる良い形になりました。


先発投手陣が安定・粘れる展開に

開幕ローテの先発陣が大崩れせず、安定していたことも好スタートの要因です。
特に今季は昨年の3本柱として活躍した先発のうち、今永・バウアーがいないので、先発陣が不安視されていました。

しかし新ローテの先発陣はしっかり安定していて、継投のタイミングも良かったことで2カード勝ち越しに繋がりました。

このローテ投手のうち、平良と濵口は登板後に登録抹消になりましたが、これは他の先発候補の投手の状態も見るためでしょう。

次のローテではケイと小園がローテに入る予定で、しばらくは6人で固定せずに変則的な起用になりそうです。

彼らも安定すると先発投手陣の層が厚くなり、隙がなくなってきますね。


控え・リリーフが勝負を決める活躍

ここまでは投打の主力選手たちの活躍でしたが、今シーズンは控え選手の活躍も目立ってます。

3/29 代打・大和が勝利打点の犠飛
3/30 徳山が最後の1アウトを4球で抑える
4/4 代打・楠本が決勝の逆転のタイムリー

大和や楠本など代打陣がしっかり準備できていることで、終盤のチャンスをモノにしやすくなりましたし、リリーフも徳山が火消し役として定着できると、ズルズル負ける展開も無くなってきます。

今シーズンはこうした控え選手やリリーフの活躍が沢山見れるようになると、さらに勝ち星を増やしていけるでしょう。


まとめ

好スタートを切ったDeNAは投手も野手も活躍している選手が多く、采配も当たっていて非常に状態が良いです。

この状態を維持していきたいですが、逆に今不調な選手はここから調子を上げてきて、チームの調子が落ちてきた時に逆に引き上げるようになって欲しいですね。

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