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【横浜DeNA】2023年ドラフト記事について補足・解説【DIGEST寄稿】

今年もDIGEST様で【ドラフトでDeNAが狙うべき選手】について、記事を書かせてもらいました。
これで3年連続、ドラフト記事を書けたことになり、大変嬉しく思っています。

こちらの記事になります。
まだ読まれてない方は是非読んでいただき、X(Twitter)などで感想を書いて頂けると嬉しいです。

今回、このドラフト記事の補足と解説をまとめてみました。


指名方針

今年の指名方針は「即戦力の先発」と「打撃力のある野手」を指名することの2つを最重要ポイントにしました。

即戦力先発の指名理由

即戦力の投手を指名する理由は、今季の先発で主力だった今永・バウアー・石田らの去就が現時点では不明なこともありますが、ここ数年のドラフトで先発投手を確保できていないことを深刻に考えていました。

2019年指名の坂本は先発固定できず・伊勢はリリーフ
2020年指名の入江もリリーフ
2021年指名の徳山・三浦も2軍でリリーフ
2022年指名の吉野は故障・橋本はリリーフ

直近4年間のドラフトで即戦力として期待して指名した大学生以上の投手が、先発で固定起用できていない状態です。

この中には先発候補として指名した投手が何人かいたと思いますし、それが全員先発ではないということは、上手くいってないことが分かります。

なので今年は是が非でも先発の補強が必要で、それを確実にするためにも、ドラフト1位で大学生投手を指名するのは確実だと考えました。


打撃型野手の指名理由

横浜DeNAは近年、得点力不足で苦しんでいます。
2021年には打率.300・OPS.800を越える打者が主力に5人もいましたが、今年は宮﨑と牧の2人しか到達してません。

レギュラーの大半が打率.250前後でOPS.600台ですし、打撃のアドバンテージが取れていません。

そして2軍を見ても、打撃の良い打者が不足していて、今年は2桁本塁打を打てた選手がいませんでした。

なので1軍も2軍も特に長打力が不足している状態です。

このままだと、この先もますます長打で得点を取るのが難しいチームになってしまいます。
得点を取る手段は色々ありますが、DeNAはせっかく本拠地がハマスタで長打力を活かせるので、今回のドラフトでは長打力のある打撃型野手を指名すべきでしょう。


この2つの指名方針をもとに、「理想の指名」を考えてみました。

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