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【プロ野球】先発が欲しいなら1位で指名しろ!【ドラフト】

やや挑発的なタイトルですが、今回は先発投手・リリーフ投手・野手に分類して、それぞれで活躍している選手の指名順位は何位なのか?調査してみました。
これにより、1位でないとなかなか活躍しにくいポジションや、逆に下位指名でも活躍する選手が出てきやすいポジションが見えてきました。


先発投手の指名順位

2021~24年 セ先発投手の指名順位割合

規定投球回に到達するような先発投手の指名順位を見ると、半数が1位指名です。
2位指名から20%以下に下がっているので、1位指名と2位指名の間にも大きな差があることが分かります。
そして指名順位が下がるにつれて割合も減り、4位指名以降はごく少数になってきています。
この割合だと、例えばドラフト1位並みの先発を2位以降で獲得するとしたら、2位から育成まで全部投手を指名して先発育成するようなことをやらなければ、1位並みの投手は出てこないということです。
こう考えればどれだけ難しいか分かると思います。

よく千賀投手など育成指名から大エースまで上り詰めた投手を引き合いに出して、下位や育成指名からでも有力な先発を獲得できると考える方もいますが、そういった例は本当に稀なケースで、狙って指名するのはほぼ不可能でしょう。


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