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【DeNA】今年のドラフト1位は投手でいくべき理由

横浜DeNAベイスターズは今年のドラフト会議で投手を1位指名する必要があります。
その理由や注目投手について、以下にまとめました。


1. 今シーズンの投手成績の悪化

今年は昨年と比べると投手陣が抑える展開が比較的増えていますが、これはリーグ全体的に投高打低の環境になってきたのが影響しています。

実際にリーグ内で比較してみると、昨年はリーグ3位だった防御率が、今年はリーグ5位に落ち込んでいて、投手陣を強みと言えない状態です。

これは先発・リリーフのどちらも同様で、投手成績は全体的に悪化している状態と言えますので、何か手を打つ必要があるでしょう。

2. 外国人投手への依存

今シーズンは投手成績が悪くなっていることに言及しましたが、その中でも外国人投手たちの活躍があって何とか保っています。

ジャクソンとケイはもはや東と並ぶ先発3本柱としてチームに欠かせない活躍をしてくれていますし、リリーフのウィックは若干不安定ながらも他のリリーフの調子が上がらないこともあって、重要な場面を任されるようになりました。

彼らがいなければDeNAは現在の順位まで上がってこれなかったでしょうし、かなり依存している状態と言えます。

しかし本来なら日本人投手の台頭が必要で、外国人投手へ依存しすぎない運用が求められます。


3. 有力な大学生投手の存在

今年のドラフト候補には、多くの有力な大学生投手がいます。
彼らの中には1年目から活躍を期待できそうな投手も多く、獲得できれば来年以降のチームの投手陣の戦力アップが期待できます。
この機会を逃さずに、有望な投手を獲得することが重要です。


4.1位指名候補の大学生投手

具体的に活躍が期待できる大学生投手を紹介します。

選手情報・データはドラフト・レポートさん、一球速報.comさんから取得しました。


金丸 夢斗(関西大)

左投左打
177cm 77kg
最速154km/h
変化球:スライダー、カット、カーブ、チェンジアップ、スプリット等

3年秋までの大学通算防御率1.07、185.2イニングで242奪三振という驚異的な成績を誇り、複数のMVP・タイトルを受賞しています。
先発タイプで左腕ながら安定感抜群の強みもあり、今ドラフトで1位指名は確実視されています。
DeNAとしては東の後継者となれる将来のエース左腕として考えられますし、来年からの活躍も期待できるため指名する可能性は十分あります。

🦍「即戦力先発なら金丸行っとけって言えるぐらいズバ抜けてるね」


中村 優斗(愛知工業大)

176cm 81kg
右投左打
最速159km/h
変化球:スライダー、カット、カーブ、チェンジアップ、スプリット等

4年春までの大学通算防御率2.08
1年春からずっと先発でチームを牽引して、豪速球投手ながら大きな故障なくここまで来ています。
スカウトコメントでは球の強さが特に評価されていて、奪三振能力が高いことから先発・リリーフのどちらも任せられる投手と見られています。
DeNAとしては先発もリリーフも不安定なことから起用しやすく、金丸投手に指名が集中するようなら中村投手の一本釣りを狙うことも考えられます。

🦍「プロなら160kmバンバン出せそうでスケールの大きさが桁違い」


篠木 健太郎(法政大)

177cm 75kg
右投左打
最速157km/h
変化球:スライダー、カーブ、シュート、カット、チェンジアップ、フォーク等

3年秋までのリーグ通算防御率は2.40も、4年春には1.41と強豪の東京六大学でも存在感を放つ結果を残しています。
スカウトコメントでは直球の球威があり、球持ち良く浮き上がるようなストレートが評価されていて、この直球と落ちる球のコンビネーションが武器になっています。
今年のドラフトでは金丸・中村がツートップのような扱いをするところが多いですが、東京六大学で結果を残してるこの篠木がもしかすると1番実力派と言えるかもしれません。
DeNAは法政大出身の投手が多く、繋がりもあるため篠木を狙うこともありえます。

🦍「六大学での実績はやはり大きい。何となくDeNA向き」


5.その他、有力投手17名厳選

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