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【横浜DeNA】石田健大、ついに先発復帰へ。開幕ローテに入れるか⁉進化してきた要素は?

2/16(水)に行われたDeNA今季初の対外試合で、石田健大が3回無失点と好投しました。

初の対外試合で先発登板し3イニングを任された石田は、被安打3 奪三振1 与四球1 無失点という結果で好投しました。
試合後に三浦監督も「去年と違うなという感じはしてます」と評価するコメントを残しています。


昨年は結果を残せず大幅減俸

石田は2019年からリリーフで起用され、2020年は50試合に登板し25ホールド、防御率2.53と安定した成績で結果を残していました。
しかし2021年の石田は33試合の登板に留まり、防御率5.75と大幅悪化してしまいました。
これによってオフに8540万→6490万の大幅減俸となっています。
DeNAは昨年オフは比較的暖冬査定でしたが、その中でこれだけの大幅減俸だったのは球団の厳しい評価の姿勢が表れています。

会見で石田は「(先発とリリーフの)どちらかをやりたいということはない。どちらもできることが1番の強みだと思っている。どっちをやっても、今まで以上の成績を残したい」とコメントを残していて、チームが求める立場で結果を残す決意を述べています。


昨年最後の登板で先発

石田は2021年の33試合のうち32試合はリリーフでの登板でしたが、シーズン最後の登板では先発を任され、4回 被安打5 奪三振5 四死球3 自責点3という結果でした。
課題はあるものの久々に先発を任されたことで、本人も手応えを感じていました。
この時に三浦監督は「チーム事情でいろいろ経験を積んできたことを生かしながら、先発で頑張ってもらいたい」と今後の先発起用を明言しています。


熾烈な先発ローテ争いへ

DeNAは昨年、先発投手が揃わず頭数が足りなくなり崩れてしまいました。
今季は今永・東・阪口が手術から復帰してきて、ドラフトでも大学生投手の徳山・三浦を指名したことで頭数が揃いつつあります。

【先発候補】
今永・東・大貫・ロメロ・濵口・京山・坂本・上茶谷・阪口・入江
宮國・有吉・ピープルズ・徳山・三浦

石田はこの中に入って先発ローテ争いを勝ち上がる必要があります。
現状は今永・東・大貫・ロメロはローテ入り濃厚で、仮に彼らの中から怪我で離脱などが出たとしてもローテの半分ぐらいは埋まるでしょう。(※2/17に今永が肘の張りで2軍キャンプ行き決定)

先発ローテ入りするには競争率がかなり高く、昨年まで主にリリーフだった石田が先発に入ってくるには開幕前に何としても結果を残して、首脳陣にアピールする必要があります。

今年最初の練習試合で3回無失点と結果を残し、良いスタートを切ることができましたが、これだけではまだローテ確定とまではいかないでしょう。
今後も何度か登板機会が与えられるはずですので、そこで5回や6回などもっと長いイニングを任されて結果を残すことが大事です。

今季、規定投球回に到達できるか?

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