第三波のコロナ感染の心身への対応策と、次世代型療院構想の進捗について
皆さん、こんにちは!
メンタルヘルスナビゲーターのK・HAMANOです!(^^♪
現在、新型コロナウイルスの第三波が到来したようで、再び、新規感染者が増加してきています。
8月より、新規感染者が増加傾向にあり、昨日の東京都内の感染者発生状況は、東京都公式ラインの集計によると、393人と報告されています。全国では、1661人の感染確認がされています。
これまでに国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め、11万3826人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて11万4538人となっています。
亡くなった人は国内で感染した人が1873人、クルーズ船の乗船者・乗員が13人の合わせて1886人です。
第三波の到来によって、まだ、これからも感染者が増加していくことは、ほぼ間違いない状況となっていくことでしょう。
この危機を乗り越えるためには、当然、3密を避け、うがい手洗い・マスクの着用は必須ですが、それに併せて、このコロナ禍によるメンタルへの弊害に対して、ストレスケアを十分に実施しなければならないことは言うまでもありません。
新型コロナウイルス感染対策に神経を使いすぎて、そのことに意識が偏り、そのためにストレスが蓄積していき、コロナ感染は防げているにしても、精神的な弊害に対して無防備であれば、二次障害として精神疾患に罹ってしまう可能性があるということを念頭に置いておくことが必要です。
これまで何度もお伝えしているように、現在、精神科・心療内科の受診者が軒並み増加し、精神科・心療内科の外来・入院患者は、ほとんどの医療機関では飽和状態にあります。
そのため、初診待機者が相当な人数いらっしゃいます。
このまま、精神衛生上良くない状態が続くと、うつ病などをはじめ、たくさんの精神疾患患者が増加し、就労人口が加速度的に減少し、我が国の経済に於いて、更なる多大な悪影響が及んでしまうのは言うまでもありません。
新型コロナウイルスに対する感染防止は勿論ですが、精神疲労や蓄積疲労に対しての予防対策も同時に併せて重要な対策を講じておくべきことが喫緊の課題であり、自分なりのストレス対策のアプローチを積極的に図ることが、この長期に渡るコロナ禍にとって、精神衛生上、とても重要になると考えます。
そのため、精神科・心療内科の医療機関が飽和状態にある中、精神疾患に罹らないため、あるいは初診を受けるまでの間、セルフケアに取り組むことで、最初から他力に委ねるのではなく、まずは各々が自助努力によって、精神疲労や蓄積疲労を回避すべき方法を自ら選択し、ライフスタイルを改善する姿勢が大切になるのではないでしょうか。
またこれからは、インフルエンザ感染者が出現する時期にもなってきます。コロナ感染対策と併せて、インフルエンザ予防接種を受けることも必要になります。このような疫病対策に意識が偏り、精神的にストレス過多になってしまう可能性があることを忘れがちになり、自覚しないうちに精神疲労が蓄積されていって、次第に、抑うつ状態や不眠症、頭痛や食欲不振などの心因反応が露呈し始める恐れがあるという危機感を心得ておくべきでしょう。
そのための対策として、免疫力を高めるために体を冷やさないように入浴の際は、しっかり温かい湯船に浸かり、栄養価の高い食事を摂取し、偏食を避け、睡眠をしっかり取るために夜更かしをせず、日中はしっかり太陽光を浴び、ストレス解消のために生活に笑いを取り入れ、マスク着用や手指の消毒などの予防策を取ったうえで出来るだけ他者とのコミュニケーションを図り、適度な運動による有酸素運動を行い、リラクゼーションの為にアロマやハーブ、瞑想や気功を行うこともいいでしょう。そして、規則正しい生活リズムを心掛け、自助努力を行う様に習慣づけたいものです。
さて、私の人生の集大成である「次世代型 療院構想」についてですが、来月12月に、まとまった資金の収入が得られる見込みが立ちましたので、加速度的に一気に、一般社団法人設立のための具体的なシステム化の構築を図ってまいりたいと思います。
法人設立は、遅くとも来年4月を予定しておりますが、「補完代替医療」の療法士の募集は、現在も既に事前参加申し込みを受け付けております。事務局の設置、定款の作成、法人職員の内定、広報の準備等が整いましたら、登記を取得して速やかに一般社団法人を開設したいと思います。
実際の運営開始は、コロナ禍の収束次第ですが、それまでの間にいつでも運営開始ができるように、万全の体制で準備を進めてまいります。
「次世代型 療院構想」の活動理念と行動指針の改訂は、このひとつ前のブログに詳細を記載しておりますので、そちらをご参照ください。
「ホリスティック医学の定義」に根差した、メンタルヘルスに特化した、補完代替医療の療法士(カウンセラー・ヒーラー・セラピスト・コーチ等)による、既存の枠に捕らわれない、革新的な全く新しいシステムによるメンタルケアをクライアント様に御提供すべく、全有志一丸となって社会貢献活動に取り組んでまいります。
これまでの精神医学の既成概念や西洋医療一辺倒の在り方では、令和という新時代に適応できない程、メンタルヘルスにおけるニーズは変貌を迎えてきており、医師不足と患者の急増、症状の重篤化のため、より深刻な事態に突入しています。
これからは「統合医療」が医療の主軸を担うようになり、尚且つ、医療に「スピリチュアル」の概念が重要な要素に加わってまいります。
時流に合わせた医療体制の改革を図らなければ、古参の既得権益にまみれた医療体制のままの医療機関は自然淘汰されてしまいます。
変化を恐れず、常に時代に即したメディカルの在り方をダイナミックに創造していくことこそが、医療の本当の進化につながるものと考えます。
《次世代型 療院構想とは?》
①西洋医療一辺倒の治療ではなく、「相補・代替・補完・伝統医療」を併せ持った統合医療で、「メンタルヘルス」に特化した、全人的なサポート(身体・精神・社会・スピリチュアル)をおこない、クライアントの「自然治癒力」と「潜在能力」を活かすための援助をし、真の健康人を培う医療の在り方を実現する。
②「ホリスティック医学」の定義に基づいて、数多ある「相補・代替・補完。伝統医療」をクライアント自ら選択・統合し、治療側主体の医療体制から、クライアントの主体性を尊重した医療の在り方を実現する。
③治病効果の高い、再現性のある「相補・代替・補完・伝統医療」に於いて、健康保険証(共済・国保・社保・船員保険)が使えるように、国に対して法整備を求めていく。また「自立支援受給者制度」に於いても、クライアントの所得に応じて限度額の適用ができるように法改正を求めていく。
④「精神疾患患者」「発達障害者」「不登校児童」「触法精神障害者」「ゆとり教育の若者世代・ニートの引きこもり」「DVに悩む家族」「自殺者・孤独死の撲滅」「子育てに悩むシングルマザー」「団塊の世代の老後の社会不安」「孤独な独居生活の高齢者」などに対して寄り添うことで、ライフスタイルを改善し「自ら癒す」姿勢を援助をする。
⑤行政をはじめ各医療機機関や社会福祉協議会、精神保健福祉センターなどと連携を取り「相補・代替・補完・伝統医療」を、受け身ではなく、セラピスト等が各家庭や施設等に赴いて施術やセッションを提供し、全人的なサポート(身体・精神・社会・スピリチュアル)を導入することにより、革新的な「メンタルヘルス」に取り組む。
⓺全国各地に「次世代型 療院構想」を推し進め、地方自治体・各医療機関・NPO法人・ボランティア団体などと連携を組み、社会資源の活用と、ホリスティックな「メンタルヘルス」の在り方を拡充する。
《ホリスティック医学の定義》
1.ホリスティック(全的)な健康観に立脚する
人間を「体・心・気・霊性」等の有機的統合体ととらえ、社会・自然・宇宙との調和にもとづく包括的、全体的な健康観に立脚する。
2.自然治癒力を癒しの原点におく
生命が本来、自らのものとしてもっている「自然治癒力」を癒しの原点におき、この自然治癒力を高め、増強することを治療の基本とする。
3.患者が自ら癒し、治療者は援助する
病気を癒す中心は患者であり、治療者はあくまでも援助者である。治療よりも 養生、他者療法よりも自己療法が基本であり、ライフスタイルを改善して患者自身が「自ら癒す」姿勢が治療の基本となる。
4.様々な治療法を選択・統合し、最も適切な治療を行う
西洋医学の利点を生かしながら中国医学やインド医学など各国の伝統医学、心理療法、自然療法、栄養療法、手技療法、運動療法、などの各種代替療法を総合的、体系的に選択・統合し、最も適切な治療を行う。
5.病の深い意味に気づき自己実現をめざす
病気や障害、老い、死といったものを単に否定的にとらえるのでなく、むしろその深い意味に気づき、生と死のプロセスの中で、より深い充足感のある自己実現をたえずめざしていく。
「NPO法人 日本ホリスティック医学協会
(1987年 制定)」
アメリカの「統合医療」の第一人者である、アンドルー・ワイル博士は「統合医療の定義」を以下のように提唱しています。
1.「病気」と「治療」ではなく「健康」と「治癒」に医療の力点を置く。
2.患者を「故障した機械」としてではなく、「精神的・感情的・霊的な実在」として、また「コミュニティの一員」として「全人的」に診る。
3.検査結果の数値だけではなく、患者のライフスタイル(食習慣・運動習慣・ストレス対処法など)を診る。
4.患者と他者との「人間関係」のあり方をはじめ、自然・社会・世界・神などの超越的存在・担当医との関係など、あらゆる「関係性」を重視する。
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