見出し画像

セールスブランディング

セールスブランディング

【BRANDING】の中で最後になるのが【セールスブランディング】です。【セールスブランディング】とは、商品をどういう風に販売するか・どう売るかのブランディングです。例えば、販売方法、提携先選定、顧客選定、資料などです。

【BRANDING】とは商品やサービス以外のもの(付加価値)をPRすることです。商品を売りたければ、商品をPRしてはいけないのです。

このことをYAMAHAピアノ教室を例に考えてみましょう。

YAMAHA音楽教室戦略

YAMAHAは元々ピアノを売りたかったのです。ですが、ピアノの価格は高いもので300万円や1,000万円もするのです。そんな高額なピアノを『買ってください』と言ってもなかなか買ってくれなく売れません。そこでYAMAHAは、なかなか買ってもらえないので、ピアノ教室を開き、ピアノを使わせたのです。そうすることで相手から(ピアノ教室の生徒や保護者)『売ってください』と言わせるようにしたのです。まさに、

《商品(ピアノ)を売りたければ、商品(ピアノ)をPRしてはいけない》

なのです。他にも同じようなことをやっているのが、ABCクッキングです。

ABCクッキング戦略

ABCクッキングはクッキング商材を売りたいのです。ですが、クッキング商材をただ売るのではなく、クッキングスタジオで料理教室を開き、そこでクッキング商材を使ってもらい、料理教室の生徒にクッキング商材を買ってもらうのです。

《商品(クッキング商材)を売りたければ、商品(クッキング商材)をPRしてはいけない》


店舗でいう【BRANDING】で価格を上げる付加価値

最後に店舗でいう【BRANDING】で価格を上げる【付加価値】について、3つの【付加価値】について書いていきたいと思います。

①空間付加価値

空間付加価値とは、お店の雰囲気を変えたり、インテリアを変えたりすることです。この空間付加価値を提供するためにはコストがかかります。

②商品付加価値

商品付加価値とは、美容院なら使っているシャンプーをプレゼントしたり、飲食店なら食材に拘ったりなどのことです。この商品付加価値もコストがかかります。

③サービス付加価値(エンターテインメント付加価値)

サービス付加価値(エンターテイメント付加価値)とは、どれだけ顧客やお客をワクワクさせるかの付加価値です。このサービス付加価値(エンターテイメント付加価値)は無料でできます。また、相手をワクワクさせることで心を掴み、3つの中では一番効果があると言えます。そうすることで、価格を上げることができるのです。

このように【BRANDING】について書いてきましたが、私自身とても重要だということを再確認できました。自分の仕事や自分自身の【BRANDING】を高めるためにはしっかりとスキルをつけることが重要です。そのために今日も学び狂います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?