エルデンリングを越した私はbloodborneもクリア出来たので嬉しい

2年ほど前「死にゲー?やったことないけど面白いって勧められたし、ちょっとやってみっか!今までそれなりに色々ゲームやって来たし、まあなんとかなるっしょ!」と軽い気分で始めた直後、「雑魚敵の襲って来る声がデカくて怖い!ダメージもエグい!」「危ない!回避だ!ダメだ!スタミナゼロだ!」「なんか強そうなやついるな。強いのかな。強い!無理!死んだ!」「え?貯めた経験値(血の遺志)が続けて死ぬと無くなる・・・?」「ダメだ!経験値が無くなる!死にたくない!死んだ!おわた!」と数々の洗礼を受けたのが2年前。
それでもどうにか少しずつ進めたものの、序盤の強敵ガスコイン神父にボッコボコにされ、死ぬたびに回復薬(輸血液)集めからやらなきゃいけないあたりで心が折れ、投げ出したのは良い思い出です。

この度、同じ会社フロムソフトウェアさんの「エルデンリング」を流行りに乗ってクリアした勢いで、bloodborneに改めて向かい合うこととなりました。

キャラメイクでヒゲサングラスの怪しげなおじさんをささっと作ったのち、懐かしのヤーナム市街へ。相変わらず叫び声と血飛沫、狂乱の渦巻く恐ろしい街でした・・・。

ただ今回は序盤に関しては2度目で、マップはなんとなく履修済み。さらにエルデンリングを通ったことにより、この手の死にゲーのコツも少し掴んでいたので、「攻撃!攻撃!スタミナ切れる前に一旦退避!」「多対一にはなるべくならないように」「この角には敵が待ち構えていそう・・・」「ショートカットを見つけ次第、一旦帰る!」「溜まってる血の遺志は死ぬ前に全部使う!」と基本を抑えていくと、前に挑んだ時には、幾度となく夢に還されていた(死ぬと狩人の夢という場所で目覚める)ヤーナム市街をそれなりの時間でクリア!あのガスコイン神父にも2.3戦で勝利!という快挙。以前トラウマを植え付けられたことの反動もあり、喜びもひとしおでした。

今思うと、エルデンリングはチュートリアルがあるということだけで、少しは親切設計になっていたのかもなぁ。(初見見逃して、教えてもらうまであるの知らなかったけど)

そんなこんなで、その先も所々で強敵が現れ、何度も挑んで、勝利までに時間がかかることはありつつも順調に進んでいき、先日ストーリーボスとDLCまでクリアすることが出来ました!

油断するとすぐに死ぬ緊張感の中で、新しいマップを探索し、雑魚敵を慎重に倒していくのだけれど、それでも少しずつダメージをくらい、回復薬が底を尽き、もう一旦帰るしかないか?と思ったところで、ちょうどショートカットを見つけ、拠点に帰れた時の喜びは、まさにRPG!と言った面白さで、遊び慣れてくると基本的にはずっと面白かったです。

一回戦ってみて、無理無理無理!と思うような強敵にも、少しだけレベル上げを頑張れば、確実に前より楽に戦えるというのも、この手のゲームが苦手な人でも遊べて、これもRPGとして面白い。

がしかし!

ボス前のセーブポイントが直前じゃなくて、ちょっとだけ遠い場所にあるので、やられる度に時間をかけてダッシュしなければいけないのと、回復薬が尽きる度に、少し時間をかけて集めなおさなきゃいけないのだけ、本当に意味分からない&ただただストレスで、一体これは誰が得をするんだ!と思ってしまいました。

これさえなければ、「難しいけどずっと楽しい!」で遊べるのに何でわざわざこんな仕様に・・・と考えたところで、もしや制作者側が「ずっと楽しいなんて許さないよ?もっとストレスを感じてもらわないと」と思っているのかもというところに行き着いて「怖っ・・・」となりました。それを楽しんでいるプレイヤーもいそうなので、あながち間違っていないような・・・

そして今、思ったけど、エルデンリングは回復薬は死ぬと補充されたし、ボス前のセーブポイントもわりと近めのが多かったような気もしてきたので、そのあたり万人向けに調整しているのかも。というわけで、これから死にゲーやってみようかな?という初心者は、エルデンリングから始めるのがおススメかもしれません。

使ったことない武器や、倒してない隠しボスなんかもいて、まだ楽しむ余地を残しているので、気力を充電したら、今度こそ三本のへその緒を集めて、まだ未ぬボスにいつか挑むのだ。







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