浜松百景

ゆるランナー。GRist。全国通訳案内士試験合格(英語)。

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    市内の史跡を巡りながら日本史を学ぶ

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Blogger (Google) から引越し

無料で広告表示が無いことがメリットだったBlogger。一方で、ユーザー数が少ないからか、機能の向上は放置気味、ネット上で得られる情報も限定されている。コロナ禍で自由に使える時間が増えたのに、記事がまったく増えなかったのは、そのあたりが理由なのか。 書くための一歩が踏み出しやすくなることを期待してnoteに移行。 (現在下記URLのドメインは失効) https://www.hamamatsu-100.net/

    • 縄文人の宴のあと@蜆塚遺跡

      縄文時代約1万年前、氷河期だった旧石器時代(更新世)が終わり、温暖化により海面が上昇、日本列島が形成される。地質学的には完新世と呼ばれ、現代もこの完新世に分類される。すぐに~新世かを忘れてしまうので、completeの"完"新世と覚えよう。 縄文時代になって何が一番変わったかといえば、食べものだろう。それに伴い様々な道具が出てきた。ナウマンゾウなどの大型動物が激減し、代わりにシカやイノシシ(ジビエ!)などの中小動物が増加した。素早く逃げ回る獲物を狩るために、新石器=磨製石

      • まずはここから!本州最古の浜北人@根堅遺跡

        浜北人合併前の浜松市民には、浜松と浜北はどことなく別地域という感覚があったのが正直なところではないだろうか。現在の浜北区は、きらりタウンあり、サンストリートあり、そして新浜名中学校が象徴するように、浜松の人口増加(維持?)の中心地になっている。一方で、浜北人という響きはどうもその昔を思い出させるものがある。 ところがこの浜北人、歴史の教科書に堂々とその名前が掲載されている。それも合併前どころか、1万8000年前~1万4000年の旧石器人としてである。さらに驚くのは、旧石器

        • 浜松で学ぶ日本史

          浜松は2005年に舞阪雄踏、引佐、浜北、北遠地域と合併し、2007年に約80万人の人口を抱える政令指定都市になった。南北の幅は約70kmとなり、面積は1,558㎢と日本で2番目の広さである(ちなみに1位は岐阜県高山市)。 これにより、旧石器時代から現代に至るまでの様々な史跡が"浜松市内"に存在することになった。なかなか覚えにくい日本史を、浜松の場所と結び付けて理解していく試み。 旧石器時代(約260万年前~)■約1万8000年前 - まずはここから!本州最古の浜北人@根堅

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          浜松市行政区再編の予備知識

          この記事を書くにあたり、最初に自分のポジションを言うと、「合理化してムダなコストが減るなら再編した方がいい。でも住所変更めんどすぎ、余計な仕事増やさんで」だ。住民投票では反対票を投じた。「テキトーな」と思われるかもしれないが、同じような人、結構いるのでは?そもそも「自分は~区民だ!」という意識のある人はどれだけいるのだろうか。 経過と予定(2021年9月現在)2005年7月:市町村合併、12自治区設置 2006年3月:行革審「将来を見据えた区制の見直し」 2007年4月:政

          浜松市行政区再編の予備知識