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「Brass Entertainment Company」を設立しました

2021年10月、合同会社「Brass Entertainment Company」を設立しました。

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フリーになったのは2017年10月なので、ちょうど丸4年が経過したタイミングになります。
4年という数字をどうとらえるかは人それぞれですが、僕個人としてはすでに10年くらいが経過したような、それほど濃密な4年間でした。

今回は会社を立ち上げた経緯や、会社を通じてやっていきたいことについて書こうと思います。

▼4年間のざっくりとした足取りについてはこちらの記事をどうぞ

「Brass Entertainment Company」が誕生したのは高校時代

「Brass Entertainment Company」という名前が生まれたのは今から遡ること約23年前。僕が高校の吹奏楽部に所属していたときです。

吹奏楽部では年に一度「演芸会」と呼ばれる内輪向けの行事があったのですが、そこで仲間と一緒に「みんなをどうやって笑わせるか」を考え、台本を書いて劇をしたり、動画を撮影したりしていました。

そのときに付けたチーム名が「Brass Entertainment Company」です。

実は今年、妻が過去の動画をDVDに焼き直して誕生日にプレゼントしてくれたんですね。
定期演奏会のメイキングビデオとして作ったもので、20年ぶりにドキドキしながら見たのですが、意外に楽しく見れました。

2時間にわたる長めの動画なのですが、全体の構成や演出が細かく「高校生の自分やるな…」などと思ったりもした次第です。

▲オープニング(注:テープの劣化で音が若干飛びます)

オープニングとエンディングはFFⅧ、ストーリー展開やコント部分はめちゃイケの影響を受けています。

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スクリーンショット 2021-12-31 18.47.28▲左手前にいるのが17歳の僕(このあと全員後ろの池に落ちます)

スクリーンショット 2021-12-31 19.36.57▲妻(左)との貴重な共演シーン(このときはまだ付き合ってません)

こういった企画で、僕は台本を書いて演出するなど全体をプロデュースしていました。

最近になってちょくちょく言われるのが「ハマさんって人のマネジメントというか、プロデュース力がすごいですよね」ということ。

「そうかな」と思いながら、考えてみると僕のそういう能力は、高校のこのタイミングで育まれたように思います。

思い返せば、社会人になってからも忘年会でミュージカルを企画するなど、プロデュース癖が多々ありました。

画像1▲パチンコ店の店長を集めてやった「アラジン」。めちゃくちゃウケた

コワモテの先輩店長たちに「もっとアグレッシブに喜びを表現して!」などと演技指導していた自分を思い返すと「おまえどうかしてるな」としか言いようがありません。でも「これはウケる」と思うと、行動に移せずにはいられなかったんですよね。

「自分がおもしろいと思ったことで、みんなを笑わせることができる」

当時は「それがなんの役に立つのか」と思っていましたが、今言えることは「それが人生や仕事の軸になるよ」ということです。

僕が今やっているコミュニティマネジメントやディレクションの仕事では、そういった場の盛り上げ力やプロデュース力が強く求められます。

言い換えると高校のときに夢中になってやっていた「みんなをどうやって笑わせるか」が仕事の軸になっているということです。

だから今回会社を立ち上げるにあたって、社名は自然と「Brass Entertainment Company」に決まりました。

「Brass Entertainment Company」でやること

Brass Entertainment Companyでは、「暮らし」や「街づくり」に関するものを中心に取り組んでいきます。

そして何よりも、一番大切な判断基準として「二人が心から楽しいと思えるかどうか」を軸に据えます。
なんといっても社名に「Entertainment」が入ってますからね…!

現状、僕個人の仕事はオンラインで完結するものが多いのですが、法人としては妻と二人でリアルに積み上げていくことに挑戦したいと思いました。

具体的にはゲストハウス「どこにもない家」を軸にして暮らしの提案をしたり、地域の活性化につながる事業を手がけたりできたらと思っています。

すでにそのような取り組みは始まっていて、2021年はゲストハウスのスペースを利用してさまざまな手しごとや企画、ワークショップを行いました。

12/24「干し芋づくり」

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12/19「つくる学校」ワークショプ

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11/2「シタール演奏会」

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10/8「今日から編集部展」

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この他にもたくさんの素敵な企画を開催することができました。
2022年はこの動きをもっと広げていきたいと思います。

そして「街づくり」として動き出しているのが「エデンプロジェクト」です。

使われなくなった旅館を活用して新たな拠点をつくるプロジェクト。

はっきり言って僕一人では抱えきれないスケールなので、これからどうなるのかめちゃくちゃ不安です。
でも今は「とことんやってみたい」というワクワク感を感じているので、まわりの助けを借りながら一歩ずつ進めていければと思います。

2022年春先にはオープンできるといいな…!

「Brass Entertainment Company」のビジョン・ミッション・バリュー

Brass Entertainment Companyを立ち上げるにあたり、ロゴや企業理念のようなものを用意しよう、と相談したのが「kakushika」でした。

kakushikaの中の二人は、新しい働き方LABのコミュニティマネージャーとして、これまで一緒に活動してきた仲間でもあります。

デザインとコピーのプロの力を借りて、バチっと会社の核心を固めることにしました。

そして完成したロゴとビジョン・ミッション・バリューがこちらです!

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【ビジョン】
私たちのビジョンは、人々に必要とされる基音となることです。
【ミッション】
私たちのミッションは、生活のなかに豊かな音を響かせていくことです。
【バリュー】
聴音、調律、協奏

ここでいう「音」のイメージは、考え方や姿勢、笑い声など。
そして何よりも毎日の「生活」を大切にしていきたいというメッセージが込められています。

「日々の生活に耳を澄まし、音を調え、みんなで奏でる」

妻との出会いも仕事も、すべて吹奏楽部で過ごした時間が起点になっているので、とことん「音」に向き合っていこうと考えました。

ホームページもはやく作らねば…!

2022年もよろしくお願いします!

ということで、なんとか2021年内にこのnoteを完成させることができて一安心しています。

振り返って思うのは、これまでに出会った多くの人たちに支えられて、今の自分があるということです。

特に今回は高校時代の仲間である、りゅうた・しんき・たけしたくん・たかはし・なりくん・ながしまくん・とみた・わだっち・おおいしくん・おおたにくん(順不同)にあらためて感謝の意を。

みんなありがとう!BECつくっちゃったよ!

\2022年もどうぞよろしくお願いします!/

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《写真=みささん




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