日光

太陽光のことではなく、栃木の日光市のことです。
9月1日に行きました。
日光といえば日光東照宮です。
かの有名な徳川家康公を祀っていてる神社です。

日光東照宮は初めて行きましたが、なかなかに荘厳でパワスポみがありました。
おそらくパワスポが何かを知らない人を連れて行っても、「ここパワスポやん」って言うと思います。

入って序盤(序盤かどうかは回り方次第やけども)に三猿がいました。
いわゆる「見ざる、言わざる、聞かざる」と呼ばれるやつです。
生「見ざる、言わざる、聞かざる」は、思っていたよりも「見やん、言わん、聞かん」の意思が強いように感じました。
ド主観です。

色々見たのですが、全部書くと長ったらしくなるので省き倒します。
ちなみに眠り猫はほんまの野良猫ぐらいの大きさでした。

日光東照宮の横には輪王寺と言うお寺がありました。
何やら修繕したてでとても綺麗でした。
お寺の方がガイドのような感じでいろんな情報を紹介しながら巡りました。
情報を紹介してくれるのはいいのですが、説明が長すぎました。
しかも何やら途中から買った方がいいものをヌルッと紹介し始めるみたいな手口を何回か使っていて、お寺もかなり商業的なんだなと思いました。

日光東照宮を奥に進んでいくと、奥宮という家康公が眠っているお墓があります。
これがまあ遠いんです。
石段を208段登らないといけないのです。
高校で部活を引退して以来、運動という運動をしていないプロニーターの僕には激しすぎる運動でした。
途中の踊り場のようなところで適宜休憩を挟みつつなんとか登りきりました。
登りきったところであまりの疲れに膝に手をついて1分ほど停止をしました。
顔を上げると、目の前になにやらおかしな自動販売機がありました。
上から下まで全部「お〜いお茶」なのです。
その瞬間、本当になんとなくなんですが、「伊右衛門の方がええやろ!!!!」と思いました。
響きと情緒の問題です。

ひとまず家康公のお墓参りを終えました。
自動販売機の写真を撮りたいなと思い、戻ってくると、お〜いお茶自動販売機の前に校外学習の小学生軍団が集合させられていました。
これはまずいことになったなと思いました。
この小学生軍団をかき分けて自動販売機の写真を撮ったら確実に小学生に馬鹿にされてしまいます。
突如訪れたピンチに脳をフル回転させて答えを導き出しました。
お茶を買って、さりげなく写真を撮れば馬鹿にされないだろう。
なぜなら経済力を見せつけているから。
喉は全く乾いてなかったですが、馬鹿にされるよりは出費した方がマシです。
完璧すぎる計画をすぐさま実行に移しました。
小学生諸君にちょっと自販機の前を空けてもらい、150円を投入してお〜いお茶を購入、出てきたお茶を手にして、さあ写真を撮ろうとした瞬間、お茶が妙に冷たいことに気づきました。

缶です。
缶だったのです。
飲みたくもないお茶を購入し、しかも缶である時、人間は無気力になります。
適当に写真を撮ってそそくさと帰りました。

小学生に笑われながら。


缶は110円やろ。

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