違法賭博事件の真相とは~バイト書店員Cの推理  (フィクションです)


とあるスター選手Sのマネージャー兼通訳Mの起こした違法賭博事件が、世間の注目を浴びた。

ここで、事件の深淵に迫ってみたいと思う(これはフィクションです)。


スターS選手が契約した巨額年俸10年7億ドルが話題となったが、S選手は金銭欲より野球が最優先なので、支払は10年後でよいと言ったらしく、豪気さが更にウケた。
つまり、スターSはお金をまだ受け取っていないのだから、過去の給料分で暮らしていることになる。


思い出してみると、昨年は3000万ドルの単年契約だったが、その前は2年850万ドルだった。つまり、21~23年に得た報酬は3850万ドルだ。

高額所得に違いはないと思うので、州税がどの程度か不明だが、連邦所得税は最高税率だと仮定すると、37%が徴税される。必要経費はたくさんあるだろうし節税も会計士が付いてやってるとは思うが、それでも金銭欲の乏しいS選手は高額出費をそれほどしてないだろう。

また、選手の給与から年金や保険の掛け金が天引きされたりするのでは?
そうすると、残るお金(実際の手取り)は6割程度だとしても不思議ではあいような。


ここまでで、3850万ドルの60%が残るとすると、2310万ドルだ。ここから、Mが盗んだとされる1600万ドルを除くと残額が710万ドルしかない。
3年くらいに均すと単年200万ドル強(今期の給料は入金ゼロだから)しかない(23年までは既に資金を使ってしまっているはずだし)事になり、いくらあんまり使わないとしても、さすがに気になるのでは?

(会計士や顧問弁護士らへの報酬が払えなくなるのでは?すると、彼らが資金残高の異常な少なさを疑問に思うはずでは?運用さえできないレベルに少ない)

また、銀行側とて、多額資金の入ってる「上得意」先の顧客なのだから、注意して見てても不思議ではない。その入金先が、反社会的勢力に匹敵するような相手の口座なのだから、黙ってるのも不可解である。


とあるバイト書店員Conan君の推理はこうだ。

MがSの資産から勝手に盗んで賭博をやっていたことは、事実だろう。その件を利用したのが、DOJ/FBI とDHS(HSI)だったのではないか。Mには絶対に口を割るなと厳命し、その替わりに「悪いようにはしない」ということで、犯罪を全て認め、DOJ/FBI が用意したストーリーの通りに事を運んだのだ。


恐らくMが盗んだのは、仮想通貨だったのではないか。
そのウォレットや資金移動の監視は、銀行ほど厳密ではないだろう。違法賭博に使われ、資金洗浄にも利用できる。 S選手が仮想通貨でのし上がってきた某社のアンバサダー契約を締結した後、もしもその報酬が仮想通貨で支払われていたのだとすると?

その仮想通貨口座から、違法賭博に出金するのは比較的容易だ。頻回の賭けにも困らない。

また、Sにとっては生活資金としてよく使うわけでもなく、殆ど確認する必要性がないことも、盗まれてることに気付くことが乏しいことと整合的である。

Mにとって好都合だったのは、「仮想通貨が大幅に値上がりした」ことだった。例えば、当初100万ドルの資産残高(あくまで仮定です)だったとして、仮想通貨が30%値上がりすると130万ドルの価値になるわけだが、そういう「金銭や資産価格」に大した興味のないSは、価格上昇の事など知らないから。

つまり、Mは見かけ上100万ドルの残高にしたままで、差額分を抜いて賭博に投入していたのではないか。これなら、仮にSが残高を確認したとしても、すぐにはバレないと踏んだのではなかろうか。


当初は大きく賭けてなかったMだったが、負け越しした額が自分の払える限度を超えてくると、さすがに恐怖が先立ち、「バレる前に少しでも負けを取り返して、穴埋めしよう」と思えば思う程、大きく賭けて負けるという悪循環になったのではなかろうか。

賭博中毒という面は当然あるが、Sの財産だということへの罪悪感が「大きく賭ける(=負け分を取り返そう)」という蟻地獄を招いたのではないか、ということでだ。


そして、残っていた仮想通貨の評価額が23年から今年3月までに約5倍に値上がりしたことで、これまでの大きく負けてた分を覆い隠してくれたのだろう。1600万ドル相当の出金超過もカバーできる程度には、破綻した某社が仮想通貨で報酬を支払っていたのかもしれない。
(例えば月額10万ドル分をビットコインで支払、これを2年継続すると相当の額に上る仮想通貨を手に入れることができた。24年には大きく値上がりしたから減少分は目減りしただろう)


FBI がこれを隠す意味など普通はないが、CIAなどが活動資金として利用してきた仮想通貨と違法賭博による資金作りに深刻な影響を与える、というような危険性があったのかもしれない。

この場合、DOJが率先してCIAに協力する(大統領選挙不正のお仲間同士の一蓮托生だから)ことが予想され、DHSの小芝居も打ってもらって、今回のストーリーが構築されたのであろう。


選手Sは、本当に何も知らないし、今回のスキームについても「よく知らない、分からない」が、周囲スタッフ(顧問、代理人や会計士等)の勧める通りに「何も知らなかった、一切の関与もない」とだけ述べて、手っ取り早く全てを「連邦機関」に任せることにしたのだろう。


Mが訴追されて裁判所に出頭したが、令状なしで逮捕執行を繰り返してきた米国警察・検察が身柄拘束を全くせず、保釈決定も比較的低額(たった25000ドル)だった。
法曹エリートの本山、DOJ 周辺が準備工作に手を貸していれば、裁判官が有利な取り計らいをしてくれても、不思議ではない。


映画『グッドウィルハンティング』で、主人公が裁判所に出頭を命じられた時、弁護士を雇えるお金がなかったので、本人弁護であった。

米国の司法手続はよく知らないのだが、多分、貧乏人の場合だと、初回の出頭時は「本人」しかおらず、弁護士の同席はないということなのでは?

勾留か保釈か決めたりするとき、弁護人をどうするか裁判官に審問されたりして、公選弁護人を付けるかどうかも決めるのでは?

25年以上前の映画の主人公の場合でさえ「5万ドルの保釈金」を言い渡された(大学の教授が肩代わりしてくれたw)が、本件は25000ドルと破格の安さだ。


債務額が到底払える額ではなく、事実上破産に等しいMが、どうやって公選弁護人ではない弁護士に個人的に依頼でき、裁判所出頭当日の立会をしてもらえたのか?
また、保釈金の25000ドルを用意できたのか?

バックにCIA、DHSやDOJがついている場合には、それくらいは朝飯前だろう。弁護人を用意することもできる。


因みに、裁判所出頭時には、弁護人ができる特別な手続は殆どないのでは?(本件では足枷を外してあげて、と要請し認められた)
けれども、弁護人は弁護士事務所のトップ(小規模とはいえ、所長)自らが出廷しており、アソシエイトやcouncel ではなかった。貧乏人相手なら、アソシエイトを出しても十分だろう、とか普通思ったりしない?


例えば、元NY市長の弁護士だったジュリアーニが、名誉毀損の巨額賠償を食らって破産宣言をした事件があったでしょう?

あの時の原告代理人や、不釣合いの過ぎる制裁的賠償金の額を出した裁判所にしても、「準備をしている側」がシナリオを書いて、その通りに実行した結果ですよ。

息のかかった人間を用意して、「お膳立て」した通りに事を運ぶ、これが本当のエリート勢なのだということです。


そういう点で見れば、本件の賭博事件も実際にあった犯罪をテコにして、別なストーリーを創り上げ、DeepState勢の全面バックアップ体制の下、ここまで運んだのだろう、ということ。


通常なら、違法賭博、詐欺や窃盗事件という事で、地元CA州内の警察か検察が捜査するのが普通のはずが、敢えて「連邦捜査機関が総出」で立件訴追しました、というのも、都合のよいストーリーを進める上では「管轄下・融通の効く」範囲でなければならなかった。

地元警察だと、事件の全容を本気で解明してしまい(DHS の登場も不要と言われるでしょう?)、それだと捏造ストーリーが発覚してしまうから。

それじゃ困るんですよ。

誰が、って?

本件の「賭博事件を利用しよう」と目論見、計画し、実行した連中ですよ。当然ながら、連邦機関側の人間(今回表に出てきたDOJ/FBI やDHSなど)にとっては、利用価値のある事件だった、ということです。


と、バイト書店員のConan君は、マックで友達に語ってたみたいですよ。


追記(16日 午後2時半頃):

疑問点を更に追加。



端緒となったESPN記事から、一部を引用します。

『 Bowyer, 48, could be facing potential felony charges. His home was raided by federal authorities in October, according to multiple sources and documents reviewed by ESPN. According to a search warrant inventory obtained by ESPN, agents seized cash, casino chips, banking documents, a money counting machine, multiple computers, portable storage devices and cellphones. Agents also seized two Breitling watches and nearly a dozen luxury handbags made by Louis Vuitton, Chanel and Hermès.

Mizuhara told ESPN he met Bowyer at a San Diego poker game in 2021 and started betting with him on credit later that year. Mizuhara estimated his losses mounted to more than $1 million by the end of 2022 and ballooned from there. 』

違法ブックメーカーのBowyer は、23年10月に連邦当局の家宅捜索を受け

・banking documents(銀行取引書類)
・multiple computers(コンピューター複数台)
・portable storage devices(携行記憶装置(タブレット類?))
・cellphones(携帯スマホ)

などを押収されていた。
この時点で十分「犯罪容疑者」であるはずが、どうして「関連銀行口座の凍結」は行われなかったのか?

また、通訳Mとの連絡をする場合、Bのスマホが失われており、顧客リストの保管先と見られるコンピュータや記憶装置も全て連邦捜査当局が持ち去ったのだから、連絡をつけるのが結構難しくなると思うんだが。

いかにMが「優良なカモ」だったとしても、Bがスマホ番号をソラで暗記してたとは、思えない。
どうしてMは、24年1月まで「Bへの銀行送金」が維持できていたのか?


全てを押収され何も残ってなかったBは、Mとの連絡をどのように維持し、賭博を続行させられたのか?
容疑者となってからも、平然と違法賭博の活動を続けられるかな?


普通の犯罪者なら高飛びするとか、姿をくらまして暫くは犯罪行為を控えて当局の目を誤魔化すとか、何かの対策をすると思うんだよな。電子デバイスを全て奪われた後でもMの連絡先を復活させられる程度に知能が働くBは、連邦の捜査を受けてもなお違法賭博を維持したのは何故なのか?


Bの関連する銀行口座が、連邦当局の捜査を受けた後でさえ、何ら支障なく普通に入出金できていたことも、普通じゃ考えられないのでは?




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