羽田空港には、ARIWSやRWSLの安全対策システムは存在してないのか?

羽田空港の衝突事故ですが、更に不可解な事実が浮かび上がってきました。

それは、滑走路への誤進入を防ぐべく、アラートシステムが存在していたはずが、何故動作しなかったのかという点です。


海保機ではARIWSのトランスポンダを搭載してなかった為、などとも言われているようですが、現代航空機なのに不備とも呼べるように思えます。



google機械翻訳では記事について次のように書かれています。
(以下、引用)

  • 滑走路に到着する航空機がショートファイナルであるか、滑走路から出発する航空機が離陸滑走を開始すると、滑走路入口の赤い警告灯が点灯し、滑走路に進入または滑走路を横切るのが危険であることを示します。

  • 滑走路の始点で離陸を待っている航空機が、別の航空機または車両が滑走路に進入または滑走路を横切ると、赤色の警告灯が滑走路の始点エリアで点灯し、離陸滑走を開始するのが安全ではないことを示します。 


これだけではありません。

滑走路にはRWSL(runway status lights)という視覚的に危険を判断できる光学系システムがあるそうです。

https://www.mlit.go.jp/koku/content/001471486.pdf


・REL(Runway Entrance Lights):航空機接近警告灯

・THL(Takeoff Hold Lights):離陸待機警告灯


こうした安全システムが機能してなかったのはどういう理由でしょうか?
羽田空港はオンボロ空港なのでこうしたシステムは存在しないのですか?
数分おきに離発着を繰り返す空港なのに、安全システムが不備なのですか?

到底信じられませんね。
言い訳にすらなってないと思います。


単純な管制官との「音声のやり取り」だけで重大なミスが発生するという、安易な対策システムとはなっていないのでは?
それを知りながら、専門家勢は説明を敢えて回避しているわけです。

福島原発事故後の東電や原子力ムラの専門家面が、事故原因の究明に必要な情報や知識を全く開示せず、ろくに説明もしてなかったのと同じようなものですね。


追加ですが、上記国交省の説明にありました。
羽田空港の場合、代替システムとしてVMS(Variable Message Signs)が導入されているようです。

従って、RWSLの設置はないようです。





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