郵便貯金
将来的に2000万円が必要とのことで、投資を始めた方も多いかもしれません。また、企業年金が運用のDCに移管されて強制的に投資の世界に入った方もいるのかもしれません。これは、かつて堺屋太一さんが描いた未来でした。自分の老後の資金は自分で確保するしかありません。
それでは、老後の資金はどうすればいいのか?一世代前の親から口座を引き継いだ方の中にはいまだに郵便貯金の口座に給与を振り込まれている方もいるのかもしれません。この場合、利息は0.001%しかつきません。親世代の感覚だと5%くらいの利息があったのでお金を移すという考えにはならないのかもしれません。それでは増やすにはどうするのかというと、いくつか戦略を考えられます。
1. 株を買う → いきなり上がる株を予想するのは博打と同じで、パチンコだと当たりそうな台を探す、競馬だと勝ちそうな馬を予想するのに近いです。当れば大きいですが、失う金額も大きいです。かつてパチンコしていた私がそうでした。
2.INDEX投資をする → TOPIXや米国のS&P500の株を買うことです。基本的に金融市場は伸びる会社が市場を引っ張っていくので右肩上がりが期待できます。現時点では中国の株価下落等の心配はあるものの、長期的な上昇に期待して多くの方が投資する方法です。
3. 積立NISAをやる → 日本が推奨している投資方法で、通常20%の課税が免除されるという優れた制度です。また、金融庁が認めた銘柄のみ扱っているので大幅な損をすることも避けられます。これをやらない手はありません。
4. iDecoをやる → 年末調整の季節です。毎年、追徴課税でマイナスになっていないでしょうか?年が明けると、なんか損した気分になります。iDecoは60歳まで原則払い戻しできないものの、節税の部分だけでもすぐに効果が出ます。
それでは、投資の始め方ですが、少しづつ始めるのがいいと思います。まずはiDecoの積立(12,000-23,000/月)、次に積立NISAの積立(33,333円/月)。最初はこれをやって、投資対効果を見るのがいいです。
私の実績ですが、10か月で、積立NISAが➕13%、iDecoが➕6%でした。郵便局だと全然増えないお金もiDecoとNISAで増やすことが可能です。
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