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人の間違った思考はトレースできるのか

問題には、正解のある場合と、正解がない場合があります。どちらの問題でも答えに至るまでの道のりが沢山あります。

答えがある問題に対して、正しい答えへの道のりは比較的簡単にトーレスができます。一方で、答えに辿り着かない間違った道も沢山あります。
間違った道のりは、答えに向かって進んでいないので、遠回りをして正解にたどり着く可能性はあるものの、その思考をトレースするのは難しいです。ただし、進んではいるので、その人の考え方がそこにはあります。

人の話を最後まで聞く必要があるのは、正しいのか間違っているのかの判断する際に必要になります。同じ相手だと、思考のパターンなどから間違った話だと判断できて、聞く必要がないという対応も可能になります。

組織の上にいる人は、間違った話をどこまで聞いて見破るのか、また、間違った話に判断を左右されずに自分の意見を前に進められるのかが重要になります。忙しい人には間違った思考をトレースする暇はありません。それが教育現場にある問題かもしれません。間違いを自分で気づいて修正する能力を身につけさせるのは簡単なことではありません。

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