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投資は、やった方がいいのか

やったほうがいいのか、悪いのかという話だと、やったほうがいいです。始めるタイミングによっては大きくマイナスになるときもあります。例えば、今年の年初から始めた人はインデックスだと−15%、レバレッジかけていると−30%くらいまで下落しました。しかし、3月から投資を始めた人であれば、ここ1週間で+10%くらい上がっています。長期的に見れば、上がって行くという前提での投資ですが、最近は投資する地域にも気をつける必要があります。

昨年までは米国株が良いと言われていました。これは今でも変わりません。しかし、昨年まで良くて、今は急激に下落しているのは中国株とロシア株です。中国は建設バブルの崩壊、ロシアは経済制裁による実質の証券取引停止で暴落しています。日本はどうかというと、もう何年も日本の株はバブル前の水準までは戻っていません。日経平均に投資してもほぼ横ばいという状況です。やはり、米国株が最優先で、他に投資するとしたら親米国への投資が安全なようです。

私が投資を始めてみて、実感しているのは、10%も増えればいいほうだなという感覚です。これは、今年前半の下げが大きかったこともありますし、欲張って買った株ほど下落することが多いからです。楽天のレバナスなどは−30%くらいまで下がって、今週の急上昇でも戻りきっていません。結局は、下がった時にも自動的に積み増している積み立てNISAの米国株インデックス(レバレッジなし)が一番パフォーマンスが良いです。

今週、表面化したことに円安でアメリカ株の含み益があがったことも挙げられます。これは、実質マイナスでも、円安のおかげで円建てだと、米国株が含み益になるという現象です。日本で生活して、米国株で増やすのがよいというのは多くの方が指摘していたことでしたが、初めて実感できました。
同じ商品でも、日本市場は大きくなる余地はないために値上げができません。しかし米国では値上げができます。これが日本と米国の経済力の差で、株価の差でもあります。

話を投資するかしないかに戻すと、将来、お金を何に使うのかによります。いま、楽しいことがあればそれに投資するほうがいいと思います。その場合でも、毎月2000円ずつでも投資信託の積み立てはやったほうがいいです。それによって、経済の動きがわかるようになるからです。マイナスになった時に、なぜそうなるのかを考えることで、次の一手が打てるようになります。

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