ぎりぎりまで頑張っている人が、良い仕事をするとは限らない
締め切り直前にならないと力が出ないというのは人間の特性なのかもしれません。締め切り効果という言葉もあるので、何か期限というものを決めないと放置されてしまうことも多いです。そのため、中身が全くわかっていなくても、納期管理をしているだけでプロマネという仕事が成立してしまうケースもあります。
納期を守るのが社会の原則となっています。それは、みんながその納期をまもることを前提で、後工程の仕事を行うためで、前工程の遅れが全てのスケジュールを狂わせることになるためです。
ぎりぎりまで頑張って仕上げるというのは、本人にとっては達成感があることかもしれませんが、頼んでいる方から見ると、終わるのか終わらないのかはっきりしないのでとてもストレスの溜まることです。その傾向は、普段の生活態度見ていればわかることが多いです。
常に5分前行動をしている人は仕事を前倒しで終わらせることができる人です。ぎりぎりにならないと行動しなくて待ち合わせに遅れてくる人は仕事の納期が守れないことが多いです。これはお金の管理などあらゆる面でいい加減なことが多いです。時間を大切にするという考え方がどうやったら身につくのか、どうやったら相手に理解させることができるのかというのが、とても難しい問題です。