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言語化するということ

イメージが伝わらない時があります。というよりも伝わらないことの方が多いです。その原因は自分が言語化できていない、つまり説明できるほど状況を理解できていないという段階ということです。言語化さえできれば、少なくとも情報として相手に部分的にでも伝えることができます。そこからイメージを共有できるかは、ほんの一部でも相手の要因になります。

また、自分の中で言語化できれば、そこから知識が繋がり思考を深めることができます。具体的には、紙に書き出して場合分けを行うことです。重なりなく場合分けをすることをMECEと言いますが、厳密に場合分けをできなくても自分の中での線引きというものを図式化するだけでも状況の把握が深まります。

同じことを質問してくる人は、話を聞いていない、メモを取らないなどの論外なケースは置いといて、場合分けができていないために条件がぶれてしまって同じことを聞いていくるという場合が多々あります。条件分けができないために聞いてくる本人としては違う質問だと認識していても、実際は同じ条件についての質問であるためです。

悩んでいることなんかも、実際に言語化してみると、最初に考えていたことと全く違う結論が出てくることがあります。これは聞き手を意識することでどういう説明をすればわかってもらえるか、わかりやすいかを考えることです。つまりこれが言語化するということです。
言語化せずに、思い込みだけで話していると、同じ話ばかりする人だと思われかねません。


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