見出し画像

NeosVRで1年間喫茶店を営業してみた

皆様どうも、VR生活満喫してますでしょうか。はまどりと申します。
この記事はNeosVR Advent Calendar 2022の12月6日の記事になります。

2021/11/10~2022/11/11までの間NeosVR内で毎週木曜日に喫茶店スタイルのイベントを開催しました。開催していく中でNeosでやるイベントに対して印象が色々と変わったので、これからイベントやってみようかな~どうしようかな~って思ってる方にお伝えできればなと思います。
本記事はイベント全般の広めの話題からはじまり、記事の後半はかっこう営業にあたっての個人的な話題になっていきます。気になるところまで見ていただければ幸いです。

開店前

イベント運営すると色んな事起こるので楽しい。でも定期イベント化は気を付けて

イベント全般の話です。タイトルにもありますが言いたいことは2点

  • 色んな人が手伝ってくれる可能性があるから、やってみたいイベントはとりあえず未完成でも走り出してしまえ

  • ただし定期は思ったより大変なので、単発OR不定期で様子をみよう

・イベントをやって良かったこと
先に結論を言いますとイベント運営は楽しいです。特にNeosVRでやってよかったなと思ったのはイベントを手伝ってくれる人が沢山いるということです。自分のやりたいことに賛同して手伝ってくれて、よりよいイベントになっていくのはとても嬉しいし楽しいです。
なんで手伝ってくれるか、というのは自分は手伝われる側なのでこうだ!とは言えないですが、ある程度推測ですが3点
まず手伝いやすいことです。Neosはアイテム単位でモノを受け渡し出来て、それにギミックを仕込むことが出来ます。これ出来ないかな~という要望がアイテムとして手渡しできるということ。
次に新しいことや挑戦が好きな人が多いと思います。イベントに来てくれた人との雑談からこのイベントならこんなこと出来たら楽しいんじゃない?→作ってみた!という流れでちょいちょいアイテムを寄付して貰いました。最初の「楽しそう!」の取っ掛かりを得れる人との邂逅が出来るかになりそうですが、そんな中から一緒に運営できる仲間になれたり、ということもありそうです。
最後に、Neosにいる人はNeosを盛り上げてくれる人、Neosで楽しいことをしようとしてる人に優しいと思います。上記のように手伝ってもらいやすい環境ではあるので、イベントをしてるだけで偉い!と自分を鼓舞して色々と頼ってしまうのが良いと思います。

盛り放題サンドは最初バンズや具の種類が少なかった

・イベントでやめておけばよかったこと
喫茶かっこうを営業してて「これやんなきゃ良かったな…」ということはほぼなくて1個だけ、「毎週〇曜日〇時開催」はやめておけばよかった!!
「最初準備だけ大変だけど、イベントが走り出してしまえば毎週木曜日にセッション建てるだけだから楽だろ!」というのが当初の見込みでした。実際の所は毎週定期的にセッションを建てるだけでもまぁまぁ大変。それに加えて色々準備してイベントしてる人は尊敬を通り越してどうなってんだって気持ちになります。
不定期にする、前日あたりにあるなしを告知て運営するあたりが良いのかなと思いつつ、喫茶かっこうのような雑談イベントは「定期で必ず建っていること」が結構キモだとも思うので難しいですね。隔週や、毎月5のつく日!というのもありだったかな。と思っています。

喫茶店イベントでやってよかったこと

見切り発車ではじまった喫茶かっこうですが、元々考えてやったことじゃなかったけれどやって良かったことがいくつかあるので紹介します。

・入店音の導入
喫茶かっこうはスポーン地点からちょっと行った先に扉があって、そこを開くと音が鳴るという現実に良くある感じの導線だったんですが、非常に便利で有用でした。特に初心者さんに対して有効だったと思います。扉があることで来た人側からタイミングをはかれます。こちらから扉を開けることでwelcome感を出せます。入店音があることでそこからお店の説明や、注文の案内までスムーズに行えました。VRのイベントでは無くても良さそうなギミックですがかなりメリットを感じました。
・なにかと制限をしなかったこと
アイテムの持ち込みや保存は自由、禁止事項の案内や遊び方のような案内も特になしで運営していました。飲食店なのに持ち込み自由!?とはよく言われましたが、やはりアイテムがあるからこそイベントに彩りが出ます。
個人的に雑談イベントを定期的にするにあたって懸念してたのは不測の事態よりはマンネリでした。なので走り出しの時期は定期的に見た目を変えるとか、ゲームデーのようなイベントを考えないとな~なんて考えていましたがそれは杞憂でした。何故かというと結局のところその日に来場してくれた人が違えば、またNeosならばその日持ち込まれたアイテム一つで雰囲気はガラッと変わるからです。麻雀台が出てくれば雀荘になり麻雀大会になったり、不思議なペンが出れば落書き祭りになり、作ってきたゲームのロケテ会場になったりと色々です。これこれ!こうなって欲しかった~なことから、いやそうはならんやろまで範囲は様々ですが店長が一番楽しませてもらっていると思っています。感謝です。

治安は悪め

また、イベント前は注意事項やこのイベントはどういったイベントなのかといった案内文をJoin時に表示するかどうか迷いましたが一旦なしで突き進みました。結果としては1年たってもそういった案内は不要だと感じました。注意事項はNeosだとホストの権限がかなり強いので、危ないことをするような人はSpectatorまで権限を落としたり、最悪Kick,BANをすれば良いという安心感があります。こういった後出しの制限が行えるのもNeosのいいところです。ほとんどそうする機会はありませんでしたが。
初めましての人に「これどんなイベント?」というのを案内するのは、口頭でやればそれがそのまま会話の取っ掛かりになるので自然とそうなりました。幸いにもお店のレジは開店直後以外は全然忙しくなかったというのもあります。

喫茶かっこうの定期営業を終えて

最後に喫茶かっこうの話を3つします。
・なんで定期営業を終えたのか
・かっこう営業の動機、やりたかったこと
・かっこうの不定期営業でやりたいこと

なんで定期営業を終えたのかについては簡単な理由なのでさっと2点
・定期営業が思ったより大変だったこと
・喫茶かっこうでやりたかったこと、が大体やれたこと

・定期営業が思ったより大変だったこと
これは前述したので割愛。
・喫茶かっこうでやりたかったこと
実はこの内容で一回記事にしようと思ってたんですが1年塩漬けにされてました。大きい目的で3つ、サブ目標的なものを細々と紹介したいと思います。

「喫茶かっこう」でやりたかったこと、モチベ

・Neosにあまりない「雑談するだけ」のイベントを試したかった
去年位だとほとんどなく、定期では今週もえらい集会、不定期だと花見とか花火大会位でした。どれも人は集まるものの、後続の雑談イベントはなかったので、店舗型でやってみっか!と興味だけで突貫。
やってみた感想としては、Neosでも雑談してゆるゆる過ごしたい層も一定いて、そしてモノ作り勢もたまに遊びに来てゆるゆるしたり、作ったもの見せに来てくれるので需要はあるな~と感じた。
ただ前述の通り週1は結構大変。そしてこういうイベントは「定期的に必ずセッションがたつ」というのが大事なような気もしているので、それは大変ポイントだな~という感想です。

・喫茶店ロールプレイをやってみたかった
自分がイベントするとしたら、半分位ロールプレイしながら出来るイベントがいいなと思ったので、注文を受けるときは店員しつつ、暇なときは駄弁るみたいなスタンスでイベント出来ないかなぁと思ってこの形式になりました。来てくれた人にはお客としてのロールプレイはせず自由に過ごして貰ってましたが、自分を店長として扱って貰ったり注文や配膳、店内のギミックなどでロールプレイという側面も楽しんで貰えてとてもうれし楽しかったです。

・自分の出不精を解消する
Neosで遊ぶときはなにかしら作業しちゃうので、結構引きこもりがち、外界との交流を広げられる口として定期イベントを開催してみようかなと思い立ちました。おかげで割と解消されてきてる気がする。
誤算だったのは自分は出不精を解消した気でいたんですが、かっこうで知り合った方に別の場所であった時に声をかけたら「…あ店長さん!?」と驚かれてしまったことです。確かにアバターのギャップ凄いよね…

ロイ君はカッコいい(右)
imiutちゃんはkawaii(左)

他サブモチベ

・モノ作り欲の発散
Neosでうわー!なんか作りてぇー!みたいなフェイズが良くあります。その発散先であり、お題元として活用してました。
1.商品
最初は飲み物とサンドイッチだけだったけどパフェやドリンクバーいくつか商品は作れた。ただモノ自体よりメニューとかの更新が面倒になっちゃったのは誤算。
この辺は自分がTRPGに再燃したせいでそちらで発散できるようになってしまったというのも影響が大きいと思っている。

こういう使われ方も嬉しい誤算

2.ワールドをシーズンで切替する
店舗の見た目をそのままに、外観をガッツリ変えたりしてみたかった。これは結構やれたし楽しかった。

初期

・コミュニティーへの還元
Neosには大分お世話になっているが、自分は初心者案内とかをするタイプではないので、「Neosのコンテンツになる」という別のベクトルから還元できないかなと考えました。初心者も来やすいPublicなイベントにおいおいしていきたいと思っていました。
結果としてはちょいちょい、3週に1人位?のペースで初めましてな人も来店してくれて、何度か来てくれたり、終わった後にそこにいた人で別のワールドに遊びに行ったり、NeosFesta散策会になったりみたいなイベントも発生してたので、一定満たせたかなと感じてます。麻雀やボードゲームする場所になったり、スプラトゥーン配信会場になったりのようなHub的活用もされて嬉しい活用のされ方でした。
ただちょっとそれを目標にするなら宣伝不足だったかなというのは反省。NeosJapanとかJPTとか活用すればよかった。

・似非経済への加担
KFCによる貨幣経済に新たに要素を追加したかった。
最近はそうでもない気がしますが、去年一昨年位からKFCを獲得できるゲームやカジノ、ゲームセンターなどが出たころでした。お金を獲得する手段は多かったが消費先があんまりない、そこでという感じです。
結果としてはお金持ちの方には気前よく払って貰いつつ、初心者の方がいるときは「ここ、俺が払っておくよ」と肩で風切ってもらったりしていいアクセントにはなったかなと思います。ただ「経済の加担」というには微々過ぎかなというレベルです。
というのもいつだったか忘れましたが、KFC送金に認証が必要になりまして、ちょっと気軽に払えなくなってしまったんですよね…そこで億劫になってしまう位なら「ツケてもらっていいですよ。今度まとめて払って貰って」と適当経営になったいきました。ぶっちゃけその辺からNeos全体的にKFC云々の熱気も冷めつつあって拍車がかかりといった感じです。
アルバイトとか雇いたいな~!などとも考えてましたが優秀なバイトが志願してきたため不要になってしまいました。その名も店員G(時給:priceless)

助かります

不定期かっこうでやりたいこと

なんか終わった感を記事でも出してしまっていますが、かっこうは不定期化で完全になくなったわけではないです。不定期かっこうでやりたいな~ってことをいくつか。公約ではなく妄想です。

・出張かっこう
これは「Neos花の宴」でやったことですが、キャンピングカーを持ち出して別のワールドにかっこうを構えて営業したいなと思ってます。

キャンピングカーは店員Gさんが作ってくれたんですが実は2回ほどしか活用できていません。この形式はワールドに依存しないので、テーマワールドの端っこで営業させてもらうとどうなるだろうな~という試みです。

・イベントかっこう
なにかしらのイベントに合わせてかっこうを営業するスタイル。イメージはスポーツバーとかそっちの方で、なにかを見ながら喋ろう!みたいな営業の仕方ですね。VALORANTとかの世界大会みんな見ようぜの会

早朝の世界大会@やどりぎ

もしくはボドゲ会、麻雀大会みたいな企画ベースのかっこうとかですね。いままでテーマなしで営業してたので、あえて決めてみてどうなるでしょうの会。

スペシャルサンクス

本記事は以上となります。かっこう営業中はなかなか言えていなかったのであらためてお手伝いいただいた方々本当にありがとうございました!書いてあるのはこちらからお願いした類の人で細かいところで寄贈や助力いただいた人も含めるとそれはもう書ききれない勢いです。そしてイベントに来てくれた方々本当にありがとうございました!最後まで盛況でとても嬉しかったです。
またかっこうも、またかっこう以外でもイベントやっていきたいなと思っていますので、また良ければ参加していただけると嬉しいです。本日もご来店ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?