鷺沢文香「アニメU149第一期。明言こそされておりませんが、明確にありすちゃんを主役に据えて制作されたのだなと思いました。」

鷺沢文香「相当な意欲作ですね。漫画版は一人一人のアイドルとそのPを大切にしつつの公平で熱血なものですが、その根幹部分にメスを入れてまで制作するなんて。まあ、それほどまでにありすちゃんを主人公に据えたいという思いは痛いほど解りますし完全に伝わってきましたけど。明確になったのは4話ですね。序盤中盤、ありすちゃんは桃華ちゃんの痛烈なフォロワーとしての役回りをされてましたが、終盤。漫画版での桃華ちゃんの最大の見せ場(当時既刊分)に覆い被さるが如く…。もっと切り込めば、『食った』と誤解されかねない勇敢さを私達に見せつけて来ました。桃華ちゃんとありすちゃんのキャラクター性の理解は勿論、桃華ちゃんのPが櫻井桃華をどう見て、櫻井桃華に何を求め、櫻井桃華が何を欲し何なら赦すかまで見据えた上での、偉大なる挑戦だったのだと思います。私は満足。あと、その流れがあれば言わずもがなですが満を持してのありすちゃん回第11話。最終回一話前にあの作画で個人回が作られるとか気合の入れようが…」
大西由里子「強火が過ぎるじぇ!(よくあること)」
神谷奈緒「文香さんでもこうなるんだな〜」

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