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漫画は最後まで作るな!

こんばんは、はまちです。少しお話を…

前回の「面白い漫画と売れる漫画」のnoteが好評だったので、また漫画について話していこうと思います。(まだ見ていないという方がいらっしゃいましたらご覧いただけるとありがたいです)

今回のタイトルは漫画は最後まで作るな!です。誤解が生まれるタイトルですみません…
ですが、内容を読んでいくうちに理解していくと思うのでぜひ最後までご覧いただけたらと思います。

長生きする漫画の共通点

まず皆さん、長く続いてる漫画や続いてた漫画ってなんだと思います?
ワンピースやNARUTO、ドラゴンボールを浮かべると思います。
あくまでも僕の考えですがこれら全部は最初からそこまで考えられて作られてない漫画だと思うんです。

なぜかというと最初から皆さん売れたいと思って最初から考えてないと思うんですよ
呪術廻戦の領域展開だって、ブリーチの卍解だってHUNTER×HUNTERの制約と誓約だってjojoのスタンドだって最初から考えられてないと思うんですよ。

しかも内容はそこまで凝るべきじゃないと思うんですよ。
それってなぜかと言うと売れてない漫画って最終的に打ち切りになります。
つまりどれだけ面白い漫画を描こうと売れなければ連載誌に載せることはできません
なので作り込みをすごく考えてた分、漫画を嫌になる気持ちも、もの凄く来ると思います。
せっかく作ったアイデアも勿体なく捨てることになります
これは世界的な人気漫画でない限り、どんな漫画でも起こりうる現象です。

数打ちゃ当たる

さて…じゃあどうすればいいのかというと、勘のいい人なら気づいているかもしれません。
そう!数打ちゃ当たるの作戦に出るんです。
漫画っていうのはほとんどギャンブルです。何が売れるかなんて本人どころか編集者にすらわかっていません

もし自分が10年は続くような面白い漫画を書けたとしても他に鳥山明のようなさらに上の天才がいたら勝てっこありません。完全敗北です。

だから数打ちゃ当たるの作戦に出て、売れたらどこが面白いのか研究する。
それが作戦内であってもなくてもどっちでもいいです。その自分にしかない癖をもっと暴走させてください
それが最終的にその漫画しかないオリジナリティーになるわけです。

大事なのは研究し、切磋琢磨すること。でないと同じような漫画ばっか描き続けても担当さんはつかないと思います。

連載を持たせる

少し前に岡田斗司夫さんの動画(としお流アイデアの作り方)という動画を見たんですよ。
内容は全く別の漫画の骨組みを自分の漫画に落とし込むという内容だったのですが、あの人最後に重要なこと言ったのですよ。
それが「この内容でいけば連載誌で1年分くらいの連載は持つと思います」です。


そう!漫画って面白くさせるわけではなくとりあえず連載を持たせるんです。
漫画って天才の社会なので何がウケるかなんてよくわかんないんですよ。
でも面白い、とにかく面白い、何が何だかわかんないけど面白いを貫けば漫画って生き残れるんです。
面白くさせるコツなんて後から感覚でわかってくるんですよ。

よくこういう書き方をしてベストセラーを生み出しましたという話を聞くんですがそういうのは特に聞く必要ありません。
それに成功者の話ってぶっちゃけタメになりません。
だってみんながみんな同じ人生歩んで行ってるわけないじゃないですか。
人生は人の数だけあります。となると成功の仕方も人の数だけあるんです。
誰かの話なんて自分のために絶対なるなんて話ありません。

最後に

というわけで今回は数打ちゃ当たるという話でした。
皆さんも成功したい!ではなく楽しんで漫画を描いてくださいね。
よかったらコメント下さい。最後までご覧いただきありがとうございました。

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