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みそまんコラム No.1 「海岸沿いのみそまんはみそ味が濃い??~大井川横断海岸沿いベルトの旅~」Vol.1

アラフォー夫婦による一から学ぶ和菓子、みそまんシリーズ。

今回は、みそまん図鑑もNo.13まで来たということで、少しコラムを挟みたいと思います。

【今回の内容のまとめ】
No.13までみそまんを食べてみて、僕たち夫婦の思ったこと。
<発見>
① 静岡のみそまんには2タイプある。「ふっくらタイプ」と「稲荷タイプ」

みそまん比較(ふっくらvs.稲荷)


② 島田の特に駅近くの商店街のお菓子屋さんには、稲荷タイプが多い
③ 焼津のみそまんはみそと塩味感が強いように感じる

<疑問>
何故焼津のみそまんは「しょっぱめ」なのか?
(昔、漁師さんが海に出る時、おやつにまんじゅうを持って行ったが、日持ちさせるためみそを添加したとの情報。)

<仮説>
となると、海岸沿いや漁港近くのお菓子屋さんのみそまんは、みそ感と塩味が強めなんじゃないのか?

地図(島田と焼津)

<検証>
海岸沿いのみそまんのみそ濃い説~大井川横断海岸沿いベルトの旅~
(焼津方面よりスタートし、油屋さん→みの松さん→鈴木菓子舗さん→そして大井川を超えて、たけうちさん、以上4店舗のみそまんの比較検証)

大井川横断みそまんベルト_5

【本編】
僕たち夫婦は、島田と焼津にみそまんを売っているお店屋さんが多いという情報から、主にその2地域のみそまんをトライしてきました。
どれも個性があり美味しく、とても楽しませてもらいました。が…、ここで、ある発見と疑問が湧いて来たのです。
それは、島田と焼津のみそまんを比べた時に、焼津のみそまんはみその香りが強めで、塩味も強めのみそまんが多いような気がするということです。
僕たちがみそまんについて調べている過程で、「昔、漁師さんが海に出る時に、おやつとしてまんじゅうを持って出たが、日持ちさせるために、塩分の高いみそを入れる工夫をしていた」という記事をいくつかのサイトで目にしていました。
なので、もしかして昔のその名残で、内陸のお菓子屋さんよりも、海岸近くのお菓子屋さんでは塩味の強いみそまんを作っているのでは?と二人で話していたのです。
そこで、二人でとある仮説検証を思いつきました。題して「海岸沿いのみそまんのみそ濃い説~大井川横断海岸沿いベルトの旅~」。焼津港~大井川港の海岸沿い近くのお菓子屋さんのみそまんは、全部みそ感と塩味が強めなんじゃないの?という仮説を元に、焼津方面よりスタートし、油屋さん→みの松さん→鈴木菓子舗さん→そして大井川を超えて、たけうちさんという順で、横断の旅に出ました。
但し、ここで、検証に統一感を持たせる為、みそまんのタイプを固定しました。それは、稲荷タイプで白あんのみそまんであるということ。
果たしてどのような結果になるのか、、、(続く)

観光地の下見などは、自費で行くことが多いです。まぁ、趣味も兼ねているのですが(笑)。サポート頂ければ、これほどありがたいことはありません!