3/23〜3/29:ゆめのはじまり


3/23:楽園

岩澤美潤 / パラディーク

今週はお別れが多い。

お別れというものに悲観的になることはあまりない。むしろポジティブな側面の方が多いと思っているが、言うても寂しいものは寂しい。

ポジティブな側面ばかりを見てごまかしているんだろう。全てが終わったあと、推しメンのいなくなった日常はじわじわと効いてくる。

自分の推しメンは5〜10年でアイドルを卒業する。それより短い期間で卒業することはなかったし、それより長く続けることもない。そして綺麗に終える。

長くアイドルを続ける人が好きなわけではないが、好きな人は結果的に長く続けている。タフでストイックな人、責任感を強く持って表に立っている人を尊敬するので直感でなんとなく分かるんだと思う。

まぁ不当な理由で辞めさせられてしまうような人がほとんどいなかっただけ充分幸せなことだろう。

こんなことを思っていたら「内山さんのブログを書かなくては…」と思い始めてきた。いずれやってくる内山さんの卒業の前後に投稿することになるであろうnoteを今から書き始めよう。あの人だけは、自分の人生からいなくなってしまうことが考えられないので、もう書き始めておきたい。


今日のお別れは、パラディーク 岩澤美潤
解散ライブは明日。今日は最後の特典会だった。

彼女のアイドル人生ももう終わるんだ…
と思いながら過去の思い出を振り返り電車で渋谷へと向かった。

よりによって会社の隣のビルだ。

チェキ券の販売枚数もかなり少なかったので早めに到着したが、なんとかギリギリで購入することが出来た。

1枚のチェキ券を握りしめて、この1分でぜんぶ終わりなんだ…あの話をしようあの時の事を聞こう、と色々と頭を駆け抜ける言葉の数々。緊張が止まらなかった。


二度と昔の話はしなさそうなので、あの頃の話でも書きます。

美潤ちゃんは2016年に出会った人で、当時は結月みうという名前で活動していたのでみうみうと呼んでいた。

当時15歳だった彼女は、アイドル経験のある22歳前後のお姉さんメンバーに付いていくのに必死で大汗をかきながら何とかやりきる姿をヒヤヒヤしながらも穏やかに見守って応援する日々だった。

最初はお姉さんメンバーにしかファンがおらず、特典会の時間はポツンと立っていた時間の方が長かった。活動を追ううちに「みうちゃんが楽しそうにしている顔を見たい…」というオタクくさい思いがだんだんと熱を帯び、彼女の1人目のオタクになった。

それからはみうちゃんに会いに行くためだけにバイトをしていた気がする。あの時は自分もまだ19歳で、ライブハウスでオタクを始めてもう少しで1年というところだったので熱心だった。仲の良かった周りのオタクも自分のコールに乗っかってみうちゃんのことを呼んでくれるようになった。

その毎日は濃すぎて、半年間しか活動していなかったことが今でも信じられない。状況はどんどん好転していくだろうと信じた。

しかし、次第にみうちゃんはグループ内で仲間外れにされるようになってきた。男には分からない女性同士のいざこざのやつだ。グループを抜ける前の時期になると、ライブ等の予定も知らされなくなったらしい。確か解散後に本人から聞いた話だったと思う。

公式から体調不良にやる欠席のアナウンスが続くようになったが、たぶん体調不良ではないだろうなということは何となく勘づいていた。分かっていてもこちらが出来ることというのはこれといってない。SNSで足掻くのもなんかみっともなくて、また会える日のために楽しいことを用意してガマンしていた。

欠席が続きしばらくした後に、突然の脱退発表が届いた。信じたくなかったけどそんな気はしていた。

脱退は4日後。
さらに言えば、その前からグループの解散が決まっていて、解散の2か月前の脱退になった。やるせなさが一番に来たが、いや時間がない早く準備しなきゃという忙しさで悲しみに暮れる暇など無かった。

そんなこんなで結局グループは抜けたが、僕はみうちゃんとなんとかまた会うために、同じ事務所で活動しているグループ(強がりセンセーション)のライブに行き、みうちゃんと仲が良かったメンバーの元へ通い、事務所の社長にも話を聞きに行った。やり過ぎ。

そんなことしてまでメンバーを追いかける人は事務所からしたら迷惑の方が大きかったと今では思うけど、若さ故にあった熱だろうな。ホントすみません。

それから時が経ち、仲の良いアイドルに声をかけてもらいながら、新しいグループでの活動が始まったり、それでもやっぱり長く続かなかったりと、上手くいかない日々は続く。

たまにライブは見に行っていたが、グループに通うような応援の仕方は1組目のグループで終えた。

SNSでは見ていたものの、現場でみうちゃんがどんな気持ちで活動をしているのか、今どれくらいの人に応援されるようになったのか、グループのメンバーや大人と上手くやれているのかは実はあまり分かっていなかった。

そして2021年。
パラディークのオリジナルメンバーとしてデビューすることが決まった。メンバーには、それまで自分が推していた別グループのメンバーがグループを辞めて合流したり、途中から元AKB48のメンバーが加入してきたり、単に王道アイドルグループとして人気を上げていったりと話題になってきた。

現場の事情はやっぱり分からないけど、パラディークの活動を遠くから見た僕は初めて安心した。「みうちゃん、たぶん今楽しくやれてるんだろうな」という気がした。

パラディークで活動を始めてからもライブを見て会いに行ったこともあるが、その安心感は間違っていなかった。それに、今日の特典会でしっかりその答え合わせができた。


なんとかチェキ券を購入することができ、本人から色々と話を聞けた。

今のグループで過ごしてきて募った想い。
最初数年の苦しかった時代の話。
7年間もよく諦めずにここまで続けてきてくれたことへの感謝。
そして、今後の活動のこと。

たった1分だったけど幸せで充分すぎる1分だった。とにかく今が最高に楽しいみたいで良かった。
「やりたいことを沢山やらせてもらえたし、このメンバーと活動するのが楽しい、たくさん歌わせてもらえたし、本当に楽しかったの!」と。

そこに自分がいなかったことなどどうでも良かった。みうちゃんが楽しそうにしていることが分かって本当に嬉しかった。アイドルはやらないらしいけど別の活動でこれからも表に出てくるらしいので、また会いに行こうと思う。

そう、君はもうアイドルをやらなくて良い。
次の階段をどんどんとかけ登って遠い存在になってほしい。

今日のことは、今後も鮮明に記憶に残り続ける1分になるだろう。
みうちゃん、卒業おめでとう。


3/24:まだまだわかりたい

川井わか / nuance

今日のお別れは、nuance 川井わか

nuanceの推しメンのラストライブ。
横浜に行くことは叶わなかったがどうしても行きたかった。
nuanceのライブは最高に楽しい。

なんせnuanceに行けば僕がオタク人生で出会った大半の人に会うことができる。案外、・・・・・・・・・の次に第2の故郷だったりする。

(自分の周辺情報だけでも)主に・・・・・・・・・、tipToe.、HAMIDASYSTEM、RYUKYU IDOL、ヤなことそっとミュート、BiSHなど、各所からnuanceに集結し、令和とともにyosugalaやsituasion、SOVAやクロノス等にドラゴンボールのように散らばっていった。
各グループの目立つオタクたちがこぞって集まった現場ことnuance、一切荒れることなくここまで来たのマジでなんなんだ…。


2017年11月12日。
初めてのnuanceは、伊勢佐木長者町の商店街ツアーだった。
その日は夜にのいずペンギンのライブを見に行くために西麻布に行く予定だった。

同じ・・・・・・・・・のオタクで、伊勢佐木長者町→西麻布にライブをまわすいちご〇〇トさんという方から前日のライブ終わりに誘われた。

「あ、はまちゃん!ちなみに…ロコドルって興味あります?nuanceってグループ聞いたことあります?明日ののいペンの前に行くところなんだけど、横浜の商店街で活動してるロコドルで、オタクまだ全然いないんだけど最近そこがすごく良くて今チャンスなんですよー🤫 ホントちっちゃい商店街でちょっと歌って終わりなんだけど、その雰囲気がまた良いんですよ〜。あ、MIXとかやる現場ではないですよ。ホント穏やかに見るだけ。西麻布には間に合うし、しかも商店街だから無銭なんですよ!もし良かったら行きます?楽しいですよ〜ヘヘヘ」

あの誘いから全部始まった。それが無くてもいずれ東京に進出してくることになったnuanceとは出会うはずだけど、いつも通っているライブハウスで普通に初めましてをするような出会い方ではこんな思い入れはできなかったと思う。

当時はチェキシステムもなくて、物販でCDを購入してサイン会をするくらいだったり、東京にもほとんど進出していなかったけど、初めて見たあのライブが心地よくていつの間にかハマっていった。ずっとwe love 商店街が好き。

平日なのにも関わらず横浜より奥の場所でやっている定期公演に通うようにもなり、普段の対バンにも行くようになり、nuanceのために大阪遠征や福岡遠征までするようになっていた。居酒屋の個室でメンバーとお酒を飲みながら鍋を囲んだのも懐かしい。


平成が終わったくらいのタイミングで僕も例から外れることなくRAYに行くようになったが(うまい)、それまでわかちゃんは確かに"わがまま"のような事を言ってこなかった人だなと思う。

川井わかの最初のわがまま

「1番になりたい」

わかちゃんからそんな事聞いたことない。
いやアイドルをしている人は誰しもが(1番とまではいかずとも)自分のことを好きになってほしいと思って始めていると思うけど。

まぁ歌うことが好きだからとか、アイドルを通過点にして〇〇になりたい、とか他にも色々あると思うけど。

わかちゃんは1年ぶりに会いに行っても頻繁に会いに行ってもいつだって快く迎えてくれた。「なんで他のところ行っちゃうの」みたいな事は言わない。思っていたのかな。

言わないそういう部分に甘えていた部分はあるし、だからいつでも行こうと思えていた。

たまに「今はRAYさんの現場行ってるの?」なんて聞かれていたが、そうだと答えると「結愛ちゃん元気!?」なんて言いながらニコニコしてくれて、わかちゃんは本当に優しい人だった。


2024年1月6日。

卒業ライブも含めて、なんかこの日がわかちゃんに会う最後の日な気がして、RAYと対バンをしたこの日のタイミングでわかちゃんにお別れの挨拶をしに行った。

結果的にこの日が本当に最後の日になったので、悔いの残らない別れ方ができたと思う。チェキは2枚撮ったのだが、この2分間で昔の話、前のメンバーの話、今のnuanceの話、今までと変わらずひょうきんなポーズを取り合って遊んだり、これまでの感謝まで伝えることが出来た。

「そっかー!もう私の元にお別れの挨拶をしに来る人が出てくる時期かー!えー急でびっくりしたけど…そっか、いやこちらこそありがとう!お別れ第1号!第1号だよハハハハハハ」
って言ってた。

かあさん…

ラストライブの評判がとても良くて、彼女も悔いの残らない終わり方が出来たようなので嬉しかった。

わかちゃんほどしっかりした人間はいない、むしろこちらは見習わなければいけないような人なので誰も心配してないと思うけど、幸せでいてほしいですね。

わかちゃん、卒業おめでとう。

・・・・・・・・・

今日は、・・・・・・・・・のライブ活動終了から丸5年の日でもある。

〇岩澤美潤 卒業
〇川井わか 卒業
〇・・・・・・・・・終了から5年

3月24日、本当になんなんだ。。

僕から今さら・・・・・・・・・に対して想いを述べることはない(内山さんと共有できればそれで良い)。

内山さんの卒業の日には昼に・・・・・・・・・の一度限りのワンマンライブ、夜に卒業公演が見れたら良いな、とか思ってしまった。

年に1〜2回、今でも・・・・・・・・・のオタクとは集まってますよ内山さん。



3/25:日常①

高知東生が「ハマっている時は、嘘ばっかりつく。依存し続けるために言い訳を考えアリバイを作る。やり続けるために必死に嘘を考える。依存性と嘘は、肺炎と熱みたいなワンセットの症状」と言っていた。


自分がされて嫌なことは相手にしてはいけない←あまりわかっていない
相手がされて嫌がることは相手にしてはいけない←これだと思うけど当たり前すぎる


推しメンが最近楽しそう。

こういうことは精神状態がいたってまともな時にしか呟けないですからね。


少し昔のことを掘ってたら…
シューゲイザーというものに人生で初めて触れたあの日に俺は「Blue Star」を聞いていたのか...!おぉ〜👏


退屈は自分を殺すので、やることは無くなったら作らねばならない(やることが特に無くなっていない人のツイート)。


3/26:日常②

風強すぎて、買った傘が秒で壊れた。
本当に"秒"だった。

仕事が終わって最寄り駅前のスクランブル交差点、誰も傘をさしていなかった。雨は本降りなのに。
みんな俺と同じ「させる傘がなくなった」人だらけだ。確かにみんな手にはボロっボロの傘を持ってた。

会社に行ったからこうなったのだ。
傘の時代は終わり!! 時代は退職!!


ブルーベリーで今日も口が紫。紫というか黒。


2017年にいちごみるく色のライブを何回も見ているということは、寺尾音々さんの前世の前世を何度も見ているっぽいな私。。


俺には散々「今さら汐見まといさんのこと話してるのはまちゃんだけだよ、遅すぎるでしょ」と言うのに、内山さんが汐見まとい語りをすればニコニコ見守るお前ら…アイドルオタクが過ぎるだろ。。


3/27:KOTTO HIKIGATARI

ktymさんがソロで出演するイベントへ行った。
大学生が服をう目的の時にしか通らないであろう原宿-表参道間の小道に入った。懐かしい。

会場はカフェ&ギャラリーになっていて、自分が入場した頃には既に予約した人で埋まっていたので裏から椅子が続々と追加された。

予約自体は早くからしていたのでイチゴフラペチーノを無料で飲むことが出来た。ハッピー!
甘いものは美味い。

共演の石原克さんが先に出てきたのだが、第一声を聞いて鳥肌が立つようなインパクトを覚えた。上手すぎる…。
ずっと聞き入ってしまった。
アイドルオタクは予約のスピードが早いので会場はほとんどがktymさんのファンつまりktym_fanばかりだったが、多くの人がハートを撃ち抜かれただろうな。
「色々」という曲がとても好きになった。

そしてktymさんの出番。
ギターを弾き始めたktymさんのギターの音色を聞いて安心と感動をした
めちゃくちゃ上手い…!!

前に見た生誕バンドはエレキギターだったのでそれとはだいぶ違うだろうが、まだ不慣れで何度もやり直しするようなことがライブ中によく見られた。それが可愛いのでktymさんはそれで良いのだが。

今日、そんな素振りもなくむしろ軽やかにやってのけていてマジで凄かった。
手元を見る時間も少なくなって前を見ながら笑顔で歌う余裕すらあった。
最近はギターを触っていなくてイベントが決まってからまた練習を始めたというのでなおさら凄い。
楽しかった…

直後に行われた特典会でも、ずっと表情がトロンとしてしまい、オタクから「はまちゃん大丈夫?なんかすごい幸せそうだけど」と何人かから突っ込まれてしまった。
顔に出るタイプなので

その場で感じたことを本人に自分なりに全力で伝えた。
笑わせることもない、思ったことが真っ直ぐ届けば良い。

弾き語りイベントという類のライブに行ってみて「ラジオじゃん…!」って思った。

アイドルイベントはどうしてもお客さんありきなところがあるし、客層と数なんかで状況がかなり変わる。弾き語りもそれは少なからずあると思うけどライブ中は意外と"私とあなた"の世界になる。思ったよりも1対1。これは凄い。

今回はktymさんのファンが8〜9割といったところだが、仮に割合が逆だったとしてもイベントに参加して感じることの影響の変化は大してないだろうなと思った。自分にはかなりポジティブな感覚を得ることが出来た。弾き語りまた聞きたいぜ。


3/29:緑の監獄

Blue tea (× RAY) × MoritaSaki in the pool
高円寺 HIGH

開演前に到着出来る予定だったが、山手線が40分ほど止まり車内に閉じ込められてBlue teaを見れなかった。Blue teaを見に来たようなものなのに…
大ダメージ

RAYの直前に到着することになったが、思ったよりも人は入ってなくてス〇さんが前に呼んでくれて近くで見ることができた✌︎( ¨̮ )✌︎
ひ〇ちゃんもk〇nk〇nさんもいて嬉しかった。この方々がいると自分が優しい人間になれるから嬉しい。

火曜日の雨は楽しい。
いつ聞いてもテンションが上がる。本当に良い…

MoritaSaki in the poolは音源で聞いてはいたものの会場で初めて受けた印象がかなり多かった。

フォトハイ、17歳、死んだ僕の彼女、cattle、・・・・・・・・・、The Florist、、、

これまでに出演したバンドを集めたTotal Feedback総集編を1バンドで見たような多種なシューゲイザーだっあ。MoritaSaki in the pool、ドカーン!という衝撃こそ無かったものの爆音であの澄んだ音と心地良さ、スゴい。

ヴォーカルの人面白い人だったねー

その他

これずっと良い


会話は別に面白くする必要はない。笑えなくて良い。
「笑わせないと…」と思っているうちはまだ互いの間に緊張がある。

会話で大切なのは自分が安全な人であることが伝わって相手に距離を置かれずに話してもらえることであって、笑わせたいのならその後にゆっくりすれば良い。

って最近ずっと思ってる。
面白さの他の面を削って(大喜利や冗談やギャグばかり言う癖がついて)いると肝心な場面で信頼されないし、面白いと思ってもらわないとって事ばかり先行して相手からなかなか好意を向けてもらいにくくなる怖さと闘うことになる。普通に危ない。自信もなくなってくるしね。

なんてことを考えながら最近は人との会話のスタイル、SNSのリプライのスタイルが柔らかくなってきた。わざとつまらなくしてるのも違くて「別に面白いことなんて考えなくていいじゃん、疲れるし」になった。

考えすぎだろ。


わかちゃんのラストライブ、何回見ても泣ける。sanzanと最後のMCがもう…


ブルーベリー、あれば無限に食べてしまう。
視力、未だに2.0から落ちていないけどいつ落ちてもおかしくない仕事スタイルだから予防と思って買って食べてる。

いやそんなことよりもただブルーベリーが美味くて視力とか関係なく食べてる。


5年ぶりにKindle起動させた。
また読書しよー‪\(ᯅ̈ )/‬


Macbook Proより打鍵間の気持ちいいキーボードに触れたことない。そのために次もMacbookにしてしまいそう…
いやWindowsにしなきゃ。


RAYの推しメンとAppare!の推しメン、同じかもしれん。

この記事が参加している募集

振り返りnote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?