202402 RAY 大阪遠征

こんなに楽しかった遠征はいつ以来のことだろうか。数多く遠征をした中でも「忘れたくない」「一生の思い出になるような遠征だった!」と思って帰った今回だった。

そんな時は大抵、出発する前から間違いない予感がしてワクワクする。都内でフットサルを終えた自分は、翌日修学旅行をする学生のように胸を躍らせながら急いで帰り、準備を始めた。

大阪遠征 0日目

〇出発

RAYは2/10(土)〜2/12(月)の3日間。
私は2/11(日)〜2/12(月)の2日間。

リュック1つに荷物をまとめることに成功し、素早く用意を済ませた。

1時間以上も早く着いてしまいじっとしていられずソワソワ。東京駅を丸の内へ抜けたり八重洲に戻ったり地下街を練り歩くなどの異常徘徊。

東京駅
回れ右

夜行バスは、スマホの輝度をMAXにしたまま暇つぶしでインタのリールを4時間見続ける、キャップを後ろに被った半袖黒Tジャラジャラネックレス薄青ジーパンのいかにも野球部を引退したばかりですみたいな男に睡眠の阻害をされ1時間程度しか眠れなかった。

大阪遠征 1日目

〇マクドナルド四ツ橋店様

梅田に到着し、迷いなく我が家(=マクドナルド四ツ橋店様)へ向かった。

マクドナルド四ツ橋店様には半年前の代代代ラストの大阪遠征で大変お世話になった。あそこ、日本全国のマクドナルドでもトップレベルに居心地のよい店舗だと思う。

一礼をして入店。

神殿

冬は暖かくなく、上着を脱げない寒さだったので喚き散らし地団駄を踏んで退店。

一礼はする。

〇SAMPO

四ツ橋(→心斎橋→なんば)→新今宮

朝、梅田から歩いたことを考えると大阪環状線をほぼ北端から南端まで歩いたらしい。東京の山手線よりかなり小さい。

なんば以南を歩くのは初めてだったが、地元住民ばかり目にするようになり、今まで良く訪れていた心斎橋, なんばはガッツリ観光客向けの街だったことを肌で感じた。

大阪中心のSAMPO、道が碁盤の目のようになっているのでずっと直線。それと、東京と違うところは坂道がほとんど無いところ。特に都心は平坦な道が少ないので大阪はそういう歩き疲れが少なくてどこまででも歩ける。

〇新世界

新今宮駅の北側が新世界。新世界のエリアには通天閣。何だかんだ新世界は行ったことがなかったが、飲み屋街が賑わっていて狭くて雰囲気があって楽しかった。

通天閣!

この写真の左に喫茶店「ドレミ」があったが、ボーッとサンプルを眺めながら「内山さんはどれを頼みそうだろうか、ワクワクしながら眺めるんやろうな」と思っていたら数分経っていた。ふむ………

存在しなさそうな日本語、新世界交番。

ちょっと飽きた。
大阪観光は事前に目的地があった方が良さそう。

〇西成

幼少期から大阪のJRが大好きで、左右に行き交う特急や環状線を30分ボケーッと見る𝑪𝑯𝑰𝑳𝑳を挟んだのは楽しかった✌︎( ¨̮ )✌︎

線路を超え、新今宮駅南側へ。
西成入口。

宿のチェックイン時刻まで西成SAMPO。

いつの日かYouTubeで見た西成の風景を実際に感じてきた。古き良きゲーセンや飲み屋が乱立していたが、中を覗いてみると色々とヤバそうな雰囲気を感じるところが点々とあり、ある程度歩いたところで撤退を決意。

商店街に入る手前にスーパー玉出があり、入店したら目の前にはレジしかなく入店した人が通る通路がない。そもそもの導線がおかしくてすごい。

会計を済ませる人と壁の間を半身ですり抜けるときに…
店員「袋はお付けしますか?」
爺「チッ…あるに決まってんだろぉがゴラァ‼️」
が発生し横転2回転。

スルッと通路を抜けることができ西成入門編をCLEAR。

ホテルチェックイン。
初めてエアコンの設置されていない部屋に泊まることになり昼から震えが止まらず。

〇正宗屋・サイゼリヤ

チェックインが終わり次第、心斎橋・なんばへ戻り正宗屋へ。単独の遠征はここまで。

正宗屋もなんだかんだ入ったことなかったのでワクワク。今回は初めてが多め。

正宗屋、なんだか光り輝いて見えるぜ…!(物理)

〇ss_〇tt〇さん、こばい〇〇〇と合流。
どて煮めっっっちゃ美味ぇ〜

合流が増え、人数の関係もあり1人で退店。

次は〇〇チェン、〇めこくんと合流。
お店を色々探したもののあまりピンと来ず、結局「え、サイゼ良いじゃん!」になり、白ワインと辛味チキンでKP。これがあればええんじゃ…

年長者だし喋んないとなー
と、オタク相手なのに実は謎に緊張していた✌︎( ¨̮ )✌︎
楽しかった!

退店後、NONSTYLE石田とエンカするイベントが発生し、なんばグランド花月の方へ消えていった。

〇 NOCAPMATE vol.1

今回のメインイベント
何やっ天皇陛下主催「NOCAPMATE vol.1」

会場近くのコンビニ前でオタクと合流。
ありチェンから勧められたジャックダニエル、これの回り方ヤバい。違法だろ…

入場前にコンビニでIDと遭遇。オーラも背丈もデカい。スゴすぎ。

缶が空き入場。
扉を開けた瞬間に「ヤバい…絶対にこのイベント楽しいやつだ」と分かった。

箱で流れるミュージック、ラウンジで談笑する人々のテンション、ステージの装飾、良い感じにまわった私のお酒、どこを見ても何をとってもこんなん楽しいに決まってんじゃん、という空気が既にできていた。

ワクワク。

《AOGURO》

予習なし(正確には予習できず)。

HIPHOPだけど、RAYがよく対バンするバンド/アーティストの音楽と少し近しいかも、と感じた。精神性がそういうとこあんのかな。

feat.何やっ天皇陛下
黒い声に揺れるCONPASS。

振り返ると、AOGUROはイベント全体のコンセプトを象徴するようなパフォーマンスだったように思う。

動かされた跳ばされた。
楽しかった!というよりもウェ〜〜〜ィヤ!という感じ^^

《DJ:eu zen》

陛下のDJタイム
知っている楽曲は少ないけど、Paralyzingでワクワクが止まらなくて仕方がなかった。

ここに集った全ての仲間を揺らし、特定の誰かに向けたようなメッセージ性のある選曲でも盛り上げたりと、陛下なりのおもてなしに溢れたDJタイムだったと感じた。

ex.よよよの盛り上がりが凄かった。

《TAMIW》

事前に聞いていた音源とライブパフォーマンスが全然違った。衝撃で口を開けたまま笑っちゃう異常者になっていたと思う。

機材の多さ ≒ 音数の多さ も良かった。なんと言っても通り過ぎた美しいヴォーカル。

曲間に語りかけるヴォーカルの一言一言が胸に届いた。喋ると声は優しくて、面白くもあって、とにかく与えられてしまったね。

最後のドラムヤバすぎるでしょ、、

《KVGGLV》

会場のボルテージが頂点に達したのがKVGGLVの時間。

最前にいた陛下が途中でマイクを向けられ、KVGGLVにレスポンスで応えたところで会場が一つになった。

ペースを緩めずにどんどん披露されていくパフォーマンス。声が柔らかくて優しくてカッコよかった。

天才天才の曲が一番アガった。

HIPHOPは自分に合わなくて聞いていなかったとかは全くないのだが、ただ自分とは距離の遠いジャンルだったので聴く機会が少なく、目に映る景色の多くが新鮮。

自分が何年も前に持っていた偏見として、HIPHOPアーティストの多くは「俺に共感するやつだけついてこい」というスタンスが多い印象だった。

とは言っても、例えば大塚に行けば呂布カルマをよく見るし、アイドルイベントでDOTAMAはよく見るし、先日は#KTちゃんのリリイベに行ってみたり、そういうことをキッカケにしてここ1年は特にMCバトルにハマって動画を見漁っていた。そういうフィールドに立つアーティストの中で好きな人もできた(SAM, 鎮座DOPENESS)。なんだか偏っている気もするが、浅いなりにも少しずつ関心を持ってきた中で今回現場で生のHIPHOPを体感できた。少し解像度も上がった。

「俺に共感するやつだけついてこい」っていう人も中にはいるのだろうが、そんな孤高に生きていく存在は割と幻想に近くて、自分に正直で真っ直ぐで、とにかく相手に寄り添う。次のIDでその感覚はさらに深まっていった。

《ID》

圧倒的なオーラ。なんかもう、何喋ってもカッコええやんの状態。これが"スター"か。

1曲1曲挟むMC。魂で歌うフロアライブ。

バックにいたDJ(?)とのコント(コントではない)で何度も笑った。

アルバム全曲すごい!あの時間で全部やった!?

《RAY》

現体制で最も印象に残った35分。こういうライブが見たかった。

そう、RAYって普通おとなしく見れないんだよ。都内で見るライブだってもっともっと暑苦しく感じて盛り上がりたい。

AOGURO〜IDの間は、楽しみつつもRAYがこの人たちに呑み込まれるんじゃないかという不安を大きく感じながら見ていた。それほど前までのライブが素晴らしすぎた。

RAYのステージは、それまでの時間で暖まりきった会場にダメ押しの剣でトドメを刺すように爆発した。今のRAY、わずか1年ちょっとでここまで進化するのちょっとビックリする。想定の2倍くらい早い、マジで。熱くならずにはいられず流れに身を任せて踊るしかなかった。

津軽よされ節、ココ最近特に"圧"が出てきてだいぶ壮大。本当にめでたい。単に回数を重ねて馴染んできたという話だろうが、馴染むという言葉で片付けちゃいけないスケール。おめでとうございます!!!!!!!!!!!!!

なかでも「火曜日の雨」の大合唱、アレは忘れたくないね。

2023年、イチから始まった現体制のベースが固まり、今年いつ見てもドカンと沸かす最高状態になっており、2024年は全現場で大迫力です。

紬実詩さん、今までに見たことないド迫力のパフォーマンスしてて「人間ってあんなにブーストかけられる生き物なんや...」と驚いた。NOCAPMATEベストアクト。

RAY最高‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️

1 サイン
2 火曜日の雨
3 シルエット
4 津軽よされ節
5 ディス・イズ・ノット・ア・ラブソング
6 読書日記
7 フロンティア

ネムレス見たかった…!


〇東京チカラめし

ライブ・特典会が終わり、帰りの方面が一緒のオタクさんたちと宿方面に向かいSAMPO。

メンバー:〇ss_〇tt〇さん、〇〇いやくん、〇〇ねば

トゥルーラーメンを探しに様々なラーメン店を覗くもそこにトゥルーはなく疲れ果てた身体で足を引き摺るようなSAMPOが続く。

寒い中たどり着いたのは東京チカラめし。期待の気持ちで入店。いらっしゃいませ〜

つい最近までは千葉県鎌ヶ谷市にも店舗があったらしいが、今は大阪日本橋にしかないらしい。"東京"ディズニーランド的な名称になってしまったスポットの最も遠い東京かもしれん。

食べてみたらびっくり仰天してえび反りになったね、えびアレルギーですが。

うまし!
特盛1.5杯の量がするっと胃へ入った😋

そして満腹のまま西成へ…

一生忘れたくない一日。

午前2:30就寝。

大阪遠征 2日目

〇三角公園

労働者なので絶対に6時に起床する身体をしている。。起床!
〇〇〇_atteさんと宿の近くで合流しアメ村へ。

早朝快晴のアメ村。
謎の絶叫おじさんとかいたけどなんだかんだ静かで平和。

乾杯。

余韻で眠れなかった陛下が三角公園に到着。
KVGGLVから話を聞いた陛下「公園のこれの上で南向きに立ち、東方向に20°くらい(?)回転したところで発声するとエフェクトがかかる」という話をされ、1人ずつ順番に試して仰天するなど。

続々とオタクが集結し、感動の再会なんかもあり、例によってジャックダニエルでキマってしまったり、

ワンマン前の1時間というのは色んな出会いがあるから楽しい。

〇RAY新体制初大阪ワンマン「魅・楽・可・踊・狂」

初めての会場「アメリカ村 BEYOND」
かなり綺麗だった。

大阪のライブハウスって清潔感のある箱ばかりだね。

《セットリスト》

体感40分くらい、あっという間のワンマンだった。

・KAMONE → 津軽よされ節 → 火曜日の雨 → Bloom:神
・津軽よされ節、どんどん神々しさが増してきて「おめでとうございまーーーす!!」が抑えられない(病)
・サテライトでMIX入れたのマジで3年ぶりとかかもしれんね。
・自作した「火曜日の雨 可変4連」が好き過ぎるしオタクがめちゃくちゃ評価してくれる。他人のMIXに関心を持つなよ。
・ATMOSPHERE大サビのktymさん「愛生きる世界で」のファンクラブ会員入会10ヶ月目。

Bloom、RAYで最も好きな曲なのだが東京でも頻繁に聴けないから嬉しい。本当に本当に嬉しくて「やったーーーーー!!」って声が出ちゃったけど、オタクの芸的な「ヤッタ゛ァーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」だと思われたのか周囲がシーンとしてしまい笑っちゃった。
いや違ぇんだよ、そういうのじゃねぇんだってば!オイ!!

良い曲だから聞いてください。

読書日記のktymさん、いつもは手を上から下に降ろす振りに合わせて上へ解放するように叫んでいるところを、振りをやめ下に向かい、出し切れる全ての力を放出するようにお腹に力を入れ苦しそうな顔で叫び歌うスーパーストロングパフォーマンスでマジで良かった。

〇昼ごはん

ここまで東京でよく会うオタクとしかいなかった気がするので、大阪の人たちの集まりに1人混ぜてもらい昼ごはん。

〇すかぜさん、お〇〇じさん、まさた〇さん、〇ゆゆ、すげ〇さん、〇ぃさん、マグ〇くん。

遠征の地でする初めましての縁は大切。〇じおじさんとかまゆ〇とか、久しぶりも多くて嬉しい!

〇アイドル飯店

初めてのアイドル飯店。

へかふぇすとワンマンの疲れで半分くたびれてしまい、参加というより"鑑賞"に近く、我々の席は特にしっぽり飲む感じになっていた。

一緒にくたびれていたa〇〇_a〇〇eさんが、もう飲酒はせずにソフトドリンクでいかなきゃと言いながら注文した黒霧島ロック、大笑いしてしまった。

とはいえ、推しメンが目の前で歌ってくれたり、出し物の企画が面白くてにこやかになったり、充分に楽しませてもらっちゃいました。ありがてぇ。

1人1人からの今年の目標も聞いた。
内山さんはもっと「お前が1番!」と言われたい、みんなの1番になりたい、と言っていた。
なんか、はしゃいでた。

〇出発

すげおさんと新大阪から東京まで帰った。
途中で睡魔に耐えられずストンと堕ちたが「いやー楽しかったねー」なんて当たり障りのない余韻の共有をしながら新幹線に揺られた。

東京に到着しさらに1時間半。
旅、長すぎる。

地下鉄の中で公開された「冬の手紙」
いやいやしんみりと終えるつもりじゃあないんだよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?