見出し画像

RAY【白川さやか卒業公演 -ひかり-】(2021年2月23日)

はじめに

ライブから5ヶ月が経ち、ようやく感想を書き始めた。2021年に入ってからのライブは、自分が見た全てのライブにおいてこういう記事を書いていこうと思う。既に20回ほどライブを見に行っているので、記録が全然追いつかないが、マイペースにやってく。今回に限っては長くなってしまったのだが、日記くらいの感覚でもっとあっさりやっていこうと思っている。あと、7月3日のmomentは少し長くなるかもならないかも。いつ書けるか。書くのがめんどくさくて。

今回はライブの前後の話も書いている。あと、・・・・・・・・・(以下、ドッツ)の話も多少している。重ねざるを得ないポイントが幾つかある。

普段から、文章を書いているわけでも音楽について知識を持ち合わせているわけでもない人間が、それでも自分なりに書いてみたみたいな記録なので(保険かけすぎー)、デリカシーのなさ、図々しさ等を感じたら指摘してください。僕はいつも間違えますので。

※ 追記
このライブは、期間限定でRAY運営よりYouTube動画によるアーカイブが残されていた。しかし、自分はそれを見返していないどころか、現在でも残っている自身やRAY公式のTwitter記録をほとんど遡ることなく、5ヶ月後の記憶と現在でも未だに離れないでいる僅かに残った感覚のみで書いている。したがって、以下には事実としては情報が足りない箇所がいくつかある(例えば「絵本は、今回のライブでグループを卒業する白川さんによるものだ」というような記述のみで次に進めているが厳密には、白川さんと、絵本製作にあたってクラウドファンディングを行なった際の支援者とともに作り上げた絵本、というような情報不足など、以降に補足等がない)。 編集をしても良いのだが、記事公開後の再編集は、シンプルに時間的なリソース不足や、内容が微かに変化する可能性を危惧しているという理由で(こだわりとして、そのときの感覚を残しておきたい)、こうして追記という形にすることにした。その辺を予め汲み取っていただいたうえで読み進めていただければと思う。余談だが、今回またはそれ以降の記事において、かなり主観的な、私自身が目や耳にしたものを追体験するかのようなエピソードになっている。しかし、評論めいた文章や、哲学・歴史・文化について触れ横道に逸れながら書かれるような文章に羨望の眼差しを向けたり、密かに嫉妬しているところもある。横道に逸れずとも、今まで言葉にできなかった感情を言語化することができ、伝えたい人に伝えたいことを伝えられるようになりたい。単に語彙を増やしたいという向上心もある。そのために、この文章を始めとして、スローではあるが、自分なりに少しずつ文章を書けるようにしたい。そんな風に思っている。いつか、また私の記事を読んでくれることがあれば、この記事の幼稚さとを比較して楽しんでいただけるとなお嬉しい。自分は自分で継続しなければいけない。頑張らないと。

どーも

2020年3月末。音楽業界(アイドル業界)は、ライブハウスでの活動から配信へと移行していた。同時に、自分はオタクを(特に再開する予定を立てずに)一時的にやめることにし、当時働いてた仕事も辞め、都会から離れて地方でのんびりと貯金生活を送っていた。思いつきで。インターネットから離れて生活をしてみたコロナ禍は、それほど悪くなかった。

とは言っても、春には関東に戻らないといけなかったので、2021年2月には戻ってきた。いや、3月に戻る予定だったんだけど、年始に久々に開いたTwitterでRAYのワンマンライブの存在を知り、帰るのを1ヶ月早めた。ワンマンライブの後に注文することになった録音チェキで「はまちゃんがワンマンに来てくれた勢いと動機と心の動きが非常に気になっておりましてね…!」と言われるのだが、今振り返っても全く動悸が分からない。ただ「たぶんこのライブは、現場に行って目撃しなければいけないのでは」という直感のようなものは働いてた。それに今考えると、このワンマンライブを見に行ってなかったら、今オタクをしていたかどうかも定かではないかもしれん。知らんけど。休みの話はこんな感じ。

久しぶりのライブ。ライブを見るんだという実感は、新宿駅に到着しても湧かなかった。なんなら新宿BLAZEの前に立っても全く実感が湧かなかった。「実感がない」の程度は、例えると自宅の近所を散歩するのと同じくらいの緊張感。ほぼない。入口でGoogleフォームに体調に関して、質問に回答して入場しなければならなかった。こういう入場の仕方はこの日が初めてで入場に手こずった。みんな大変だ。

階段を降りて、受付を通過しても、緊張感は変わらず。バーカンでドリンクチケットと飲み物を交換し、ラウンジに設置された物販ブースでチェキ券を購入してフロアに入る。この流れまで、すました顔をして流れ作業のように淡々と歩いた。

いや、物販ブースの前に立った時は、スタッフさんが「え!お久しぶりです!お元気でしたか!」って目をまん丸にして挨拶をしてくれたんだった。あの時めちゃくちゃ嬉しかったな。元気がなかったわけではなかったが、なんか救われた気がした。今までスタッフさんにどういう振る舞いをしていたか忘れてしまい「あ、どーも」と素っ気ない反応をしてしまったの、申し訳なかったな。

フロアに足を踏み入れたその時だった。とてつもない緊張が全身を走り始めた。突然の実感。様々なフラッシュバック。既に始まっていた特典会と、そこに並ぶオタクの列を見ること出来なかった。すごいテンパって、オタクにもどう振る舞っていたかを忘れたり、内山さんの視界に入ることを恐れたり(恐れたりというよりは、せっかくなら特典会のチェキを撮るタイミングで内山さんの視界に入ってほしい。その前に気づかれるのはなんか嫌だなーなどと思い)、とにかく頭が真っ白に。フロア左後ろのスペースで、顔を見られないようパーカーのフードを被って、下向いてスマホ見てた。心の準備。

しだいに落ち着いてきて、特典会の列に並びに歩いていくと、僕のことを視界に捉えた知り合いのオタクの方々が何人も声をかけてくれた。たくさんお話をした。暖かった。ずっと前から優しくて仲良くさせてもらってる人たちだけど、初めて受け入れてくれたような嬉しさがあった。

そしてチェキを撮る番が近づいてくる。どんどん緊張が高まっていく。胸に手を当てるだけで鼓動が伝わるほど動悸が激しくなり、じっとしていられなかった。

さあ、ついにやってきた1年ぶりのチェキ(たった1年ぶりのチェキなのに、こんなに長々とすまん)。内山さんの目の前に立つと、心臓が飛び出るほどの緊張は全くと言っていいほどなくなった。「おっす!」みたいな挨拶をした記憶。毎日のように会っている友達と今日も通学路で会った時の「おっす!」と同じ温度感。普段もそれくらいの感覚でお話をしに行っているのだが、久々だった今回もいつも通りだったことが、とても嬉しかった。安心。

内山さんにはとびきり驚かれ「ねぇ!なんで!!」と言われたが、まぁそれもいつものことだし(逆になんで毎日のように通っている時でも驚かれるかの方が不思議、いい人!)、そのあとは2人とも、公園のベンチで今日の夜ご飯の話をするカップルのような落ち着いた雰囲気で(オタクを敵に回す比喩表現)、椅子に座って日常のことや家族のことについて話した。ワンマンだが、特別なことはなにも話さず、なにを話したか全く思い出せないくらいには薄っすーい話をして「楽しみにしてるね」とだけ伝えてバイバイした(良い話風に書いてるかもですが、ここまで特典会2ループしただけのオタクの話です)。良い時間だった。NAKAYOSHI。


会場を出る直前、運営さんとフロアですれ違った。互いに挨拶をしたあと、自分を見た運営さんが「こうやってたまにでも節目節目で遊びにきてくれるのは僕らはとても嬉しいもんですよ。ぜひ楽しんでってください」と忙しいながらも丁寧に声をかけてくれて去っていった。めちゃくちゃ暖かい。やはり、RAYは実家である。(本当の)実家でもこんなこといわれないのに。。


そろそろ疲れてきたので、ライブの話へ。

ライブ

と、ライブの話に転換したものの、正直ライブのことはあまり覚えていない。ここが一番大事なのに。それでも、ライブ中に涙を流したシーンは確かに5回あり、そこは鮮明に覚えている。その5回をピックアップして感想でも書こうと思う。書きながら、思い出したことがあれば足していこう。

絵本のストーリーとともに進行するライブ。絵本は、今回のライブでグループを卒業する白川さんによるものだ。ライブの3分の2が終わったくらいで絵本のストーリーが終わったのは未だに「なんで?」って思っているけど、あの境目がRAYの現在なのではないかと考えると、納得のいく部分が出てくる気がする。セットリストを見ても、スライドからダイヤモンドリリーあたりの流れは何かしらの時間の経過を感じる。熱心な有識者、教えてくれ。

 ① 1回目の「世界の終わりは君とふたりで」

開演。絵本の朗読から始まった。朗読が終わり、世界の終わりは君とふたりで(以下、せかおわ)のイントロ一音目で一気に込み上げてきた。あれはなぜ涙が出たのか。"ここ"というポイントは特にない。静かな朗読から曲に変わる、あの"雰囲気"にやられたのではと思っている。

おそらく、あの時間が最も緊張感の高い時間だった。あの一音目から、RAYを追っていた一年目のことが(走馬灯を見たことないので知らないが)走馬灯のように思い出され、力が入っていた方が一気にほぐれた。切なさと懐かしさと高揚感から、涙が溢れ出し、ライブが始まった。

終わりの始まりです。

 ② no title

次の朗読が始まるまでの、最初の4曲はかなり暗くて重かったこともあり(特にMeteor)、二回目の朗読明けのno titleがひたすらに明るかったのは、思い出すと今でも笑いがこぼれてしまう。笑いは違うか。ニコニコというかにやにやというか。

イントロで、台風一過の晴天みたいな晴れ方をしたBLAZE。気持ちよかったな。内山さんが冒頭で客席に問いかけるやつ、あの時なんて言ってたっけ。そんなことも忘れてしまうほどには記憶がなくなっているが、あそこで発せられる言葉を聞いて、笑顔にならない人なんでいないでしょ。ハッピーガールだ。

確か、照明もそこでガラッと変わっていたはずで、それまでの4曲は2色くらいで一貫されていたのが、いきなりカラフルになった。ボーッと見ていても気付くくらいのあからさまというか、分かりやすい変化。「はい、ここからRAYを始めますよ〜」っていう運営さんの声がダダ漏れな感じ。「これだよ〜これこれ!」って言ったし(本当に言った)、なんか面白くなってきて、笑いながら涙をたくさん流した。

no titleをセットリストの序盤に持ってくるときのRAYはいつだって最高。開幕no titleのときは最高のお約束がされている。

「ひかり」の始まりです。

 ③ 愛はどこいったの?

2月23日時点のRAYの持ち曲で、一番好きだった曲がこの「愛はどこいったの?(以下、愛どこ)」だ。実はこの日の愛どこが初見だったこともあり、曲の良さと圧に負けた。ようやく見れた感激もあり、最後の「触れていたいの」がトドメになり泣かされてしまった。いい曲!

あと、あの頃と重ねてしまうが、ドッツの「いくつかの夜、いくつかのさよなら」初披露から5人体制終了までのシーンが思い出される。切なさがとても重なる。

この曲は内山さんパートのサビ「愛はどこいったの?」の「い」と「お」を聴くために耳を澄ませている。「触れていたいの」の「たいの」も良い。母音の「い」と「お」。高音をきつい顔しながら歌う内山さんのファン。

終わりが終わり始めました。

 ④ スライド(RAY ver.)

ドッツのスライド。そして、RAYのスライド。

スライドはドッツの方が好き。思い出とかではなく、普通にサウンドが。心の中でいつも「ありがとう!ありがとう!ありがとう!」と唱えている。

しかし、それでも泣いたのはRAYのスライドである。イントロが始まって3秒後。振りで言うところの、4人が回り始める瞬間。涙です。

ドッツのスライドを聞いているとき、正体のわからない何かが心に届き、ガマンしていたものがRAYのスライドのところで溢れてしまったのか。ドッツの方が好きとか言いつつ、RAYのスライドに心が動かされていたのか。それとも、内山さんがどちらの曲も歌ってきた唯一の歌い手として、その歴史を想像して泣いたのか(なんか、ちょっと設定無視してすまん)。そのいずれかなのか全てなのか。はたまた別の理由でもあるのか。

斜に構えて、最初から最後まで腕を組みながら見ていたせいで、分からない。素直じゃないなー。

 ⑤ わたし夜に泳ぐの

新曲「わたし夜に泳ぐの」この記録を書いている今(2021年7月23日)でも、ライブで聞けるといまだにキュンキュンする。行けば大体聞けるから、行けば大体キュンキュンしてる。

涙が流れたのは、一番のサビ。サビにくるまでは「えぇ〜いい曲〜^^」くらいでゆらゆら揺れていたけど、サビ。サビの圧ね。音圧ではない。内山さんの表情による圧。せつなソングを歌う時の内山さんは表情が重くて深い。

RAYのライブを頻繁に見ていた頃(コロナ前)を思い出してその頃と比べると、その表現が明らかに豊かになっているように感じた。初披露だけど、曲に歌われていない。一発目から自分たちのものにしている。その表情は、より重く、より深かった。歌詞ズルい。

後ろからでも、視線の動き、歌詞と表情の連動、ダイナミックな振りの様々をしっかりと目に焼き付けることができ(視力2.0なもので)、その圧を真正面から受け取ることができた。あと、振付のスロー具合が絶妙な"動"で好き。

自分なりの細かい好きな点をネチネチと書いたが、そんなこと全部取っ払ってもシンプルに曲が良い...。メンバーを送り出すライブの最後のプログラムに「新曲です」というMCから始まったこの曲は、なかなか忘れられないシーンになった。ドッツというフィルターを通さずに流れた涙だったかと思う。

終わりの終わりです。

 2回目の「世界の終わりは君とふたりで」

そろそろアンコールの話を。

最後のせかおわ、これはドッツのオタクとしてはどうしても黙っていられない演出であることは、2018年9月12日のドッツ「Tokyo in Seasons」を観測した人にならわかってもらえるだろう。

5人のうち2人の・ちゃんが女の子の形を取らなくなるワンマンライブ(いわゆる卒業)である。ステージとフロアの間に設置された中央の階段を2人の・ちゃんが降りて退場。幕が閉じられ、ライブが終わったかと思えば、再び幕が開き突然3人のライブが始まる。曲目は「しづかの海」誰も聞いたことがない。初披露な上に見たことのない新衣装で出てきた3人。ついさっき退場した2人のことを思う時間など1秒も与えられず、生まれ変わったドッツの新体制が目の前で繰り広げられる。

その流れを前向きに捉えようと思えばいくらでもできるだろうが、自分はその時、悲しくて悲しくて仕方がなかった。

ドッツの運営信者なので、その演出にはとても理解ができたし納得できた。なんならこんな流れ、ドッツを見始めた時から全然予想までしていた。分かっていたけど、分かっていても実際にその状況に遭ってしまうと耐えられなかった。無機質で、人を人として見ていないようだった(演出上、そう見えた)。素晴らしい演出に心にすっぽりと穴が空いた。

しづかの海が終わったと同時に、膝に力が入らなくなりストンと床に崩れ落ちた。比喩ではない。声は抑えきれず、フロアの中心で声を荒げて泣き喚いた記憶。

余計な話をしてしまった。自分が仮に制作側の人間だったら、絶対に採用する演出だ。美しいと思うに違いない。だからこそオタク側として感じたあの虚しい気持ちは製作側には理解されないのではと思ったりする。こんな残酷なものは二度見るものではない。

それを見てしまった二度目の今回。もし自分が白川さんのオタクをしてもっと熱心にRAYのオタクをしていたら、3人のせかおわを見てどう受け取っていただろうか。ドッツのあのオタクたちみたいにブチギレて会場を出てみたり、あの時の自分みたいに泣き喚いたりしたのかな。この時ばかりは、熱心に追いかけていなくて良かったとさえ思った。

アレコレ書いたが、Seasonsの時も今回も、なんだかんだこんなことができる頭のイカれている運営さんを自分は尊敬している。

ライブの後、知り合いに泣き喚いているオタクがいたので横で黙って話を聞いた。うんうんとひたすら頷いた。他人事になると急に面白いね(最低)。

思い出したシーンがあるので、あと2つピックアップしてみる。

 白川さやか × ダイヤモンドリリー

白川さんのダイヤモンドリリーに感動した。感動というか、結局ここの時間が一番楽しかった。

MVを見ておらず現場で初めて聴くことになったのだが、わかりやすい王道アイドルソング、フリフリの衣装、落ちサビでピンク色のサイリウムが中央に向けられる様、全部ぜんぶ平成で見たことあるやつ。曲も10年前に聞いたことある感じで、ドンピシャなアイドルソング。「良い!これこれ!良い!平成じゃん!平成平成!Hey!Say!」などと声に出して笑い楽しんだ。地下アイドル現場でハート形ウイルスを聞くような種の楽しさ。

ダイヤモンドリリーは両親。

白川さんは令和にデビューしたはずで、衣装も楽曲も、令和になって作られたもの。それでも、あの落ちサビのピンク色の海は、後ろから見た景色は平成の秋葉原で、いわゆるアニメに出てくるぶりっ子アイドルのあれだったんだよな。

いやー楽しかった。

 甲斐莉乃 × GENERATION

最後。これを忘れてはいけない。

GENERATIONの二番サビ終わりのまのちゃん。バケモンだった。今まで聞いたことのないまのちゃんで心底驚いた。声。声。

今後の大注目ポイントになりそうな予感。RAYがさらに変わるとき、それはまのちゃんが変わるときなのかもしれない。

その後

ライブが終わり「あぁ〜いいライブだったな〜」くらいの感覚で出ることができた。できたというのは良いことなのだろうか。卒業イベントの日に悲しい思いを残さずにライブハウスから出ることができたのは良かったのだろう。

逆に、引きずったり、ずっと感情が溢れ続けたりすることは今後あるのだろうか。たぶん、内山さんが内山さんでなくなるときだよね。ただ、早く熱心なオタクに戻りたいな、という引きずり方はした。半日くらい。

ライブ後はBLAZE前なんちゃらで騒いだり、居酒屋でしょーもない話をする気でいた。でもみんな淡々と帰っていく。すっかり忘れていた。まさか入れる飲食店がないなんてその時思ってもいなかった。それでもオタクは集まるのだが、やっぱり物足りなかった。もしかして、みんな現場の後に何事もなかったかのようにスッと変えるやつを一年間続けてきたのか?

この後味の悪い一日の終え方を、いつまで続けなければいけないのか分からない状況があることを、最後に学んで帰った。

おわりに

考えてみることは好きだが、やっぱり考えるのは苦手だ。「ひかり」についてあまり考察できなかった。今回は、しようとしてできなかったというよりは、そこまで見ていなかったというのもあるが。

色彩、波長など、1stワンマンでRAYがコンセプトに取り入れていたらしい「アイドル」をテーマにした公演(延期になって代替公演になったみたいな事情はここでは飛ばします)。白川さんは、自分が作った絵本のキャラクターに演じさせたわけだけれども、見て、受け取って、終わった。

数年前は、幼稚な考えながらも周りのいわゆる面倒臭い人たちの勢いに乗っかって必死に拡大解釈をしてみたものの、やはり自分一人で考察するとなると、日頃からテキストに触れ続けていないと難しいなと思った。悔しい。

想像はするけど、言語化に至らない。つまりは勉強不足。読み不足。書き不足。周りは難しい言葉を並べてブログ書いてるオタクが多いし、逆にこれくらいの空気感の文章も投げるくらいがバランスいいよね、なんて(良くない)開き直り方をして、次の記事を書くことにする。

セットリスト

RAY公式Twitterの投稿画像


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?