てつろう

初めまして。 趣味は多方面に渡りますが、1番好きなのはプロレス観戦です。 プロレスを…

てつろう

初めまして。 趣味は多方面に渡りますが、1番好きなのはプロレス観戦です。 プロレスを題材にオリジナル小説を書き始めました。noteに公開しています。つたない文章ですがぼちぼち長く続けていきたいので、良かったらコメントもよろしくお願い致します。

最近の記事

第四話 翼の勇者vs悪の華

「次、syouta様だよね!?あーヤバい、興奮してきたよ…。」 「大変長らくお待たせ致しました。ただ今より本日のメインイベント、6人タッグマッチ60分1本勝負を行います!」 「まずは、青コーナーより…邪炎、TETSUYA、RYO、syouta選手の入場です!」 リングアナウンサーのコールと共に 不気味な旋律が流れ会場が暗転する。 先頭に邪炎の総帥TETSUYAが登場すると、少し間を置き、RYO…そして詩織の推しsyoutaが黒い薔薇を加え登場する。 「キャーッ!syo

    • 第三話 激戦

      「しかし、意外だわ。詩織がこんなプロレス好きだったなんてな。」 「私も尚人がプロレス好きだって知らなかったよ。だって学校じゃ全然そんな雰囲気出さないじゃんね。」 「そうかな?溝口とつるんでる時はプロレスの話題ばっかだけどな。あと部活の休憩中もプロレス技かけたりしてるし。」 「言われてみたら確かに…溝口くんかわいそうっていつも思ってたけど…今思えばヘッドロックだったり足四の字固めだったり…全部プロレス技だね。笑」 「だろ?さすがに投げ技は死んじゃうからやらねえけどなー。

      • 第二話 憧れの人

        「おはよう、尚人。」 「おはよう。」 詩織がニヤニヤしながら話しかけて来る。 「な、なんだよ?」 「あのさぁ、お願いがあるんだけど…今度の土曜日付き合ってくんない?」 「え?どこ?」 「内緒、1人じゃハードル高いのよね!」 「別に予定無いからいいけど…。」 「ホント?ありがと、じゃあ土曜日17時に水道橋駅でね。」 集合場所と時間だけ早口に告げると、女子グループに溶け込む詩織。 「変なやつだな…ん?水道橋?まぁいいか…。」 −土曜日 17時 水道橋駅 「

        • キングダムスピリッツ   第一話 「目標」

          この物語は、プロレスラーを志す青年が、とあるプロレス団体へ入門し、同期と切磋琢磨しながらトップレスラーに成り上がるまでを描いたオリジナル小説です。ご興味がある方は、ノークレームノーリターンでご購読いただけますと幸いでございます。 「ハァハァハァ…まだまだぁ!」 「オラァ!来い!」 放課後の体育館に雄叫びがこだまする。 王林高等学校レスリング部のスパーリング風景だ。 「よし、止め!」 「アザーシタァ!!」 「お疲れ、尚人!」 「あっ、サンキュ!」 俺は八代尚人。

        第四話 翼の勇者vs悪の華