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ボディインテグラル入門

はじめに

しみっさんです。
見に来て頂いてありがとうございます。
なかなかこういった文章を書き慣れていないので少々不自然な日本語もあるかと思いますがご容赦ください。
このテーマはボディインテグラルの中の
ネックDtという技の練習方法をまとめております
知らない方のために参考にGIFを貼りました。

ネックDtってこんな技です

ネックDtを開発してはや9年が経とうとしておりますが、練習方法を具体的に言語化して体系的にまとめてこなかったのが反省点でした。
これを機に自分がやっている動作を見直して、
どういう流れで練習をすれば無理なくこの技を習得できるかを考えてみましたので、どうぞよろしくお願いします!

前提として習得しておいた方がいいスキル
・ミニジェノを内巻きでかける
・インテグラルD

推奨道具
ディアボロ:固定軸
スティック:軽すぎないスティック
例) デオスカーボン、スワロー、
舞鈴32cm、プラハン、等
紐:摩擦の少ない紐
例)ボルネオ、ノンフリ、RF1.3

全体の流れ
ステップ1:利き手で投げる方式のDtを覚える
ステップ2:ネックのボディラップを覚える
ステップ3:ネックDtを投げるタイミングを掴む

ステップ1:利き手で投げる方式のDtを覚える
僕が行っているネックDtですが、利き手でミニジェノをかけてから投げる方式です。
ミニジェノをかけた後に利き手を離して非利き手側の力を使って投げる方式でネックを練習すると大変なので、まずは身体の前でこのDtを練習してみたいと思います。

練習の流れ
①身体の側面でミニジェノをかける
②非利き手側のスティックを掴んだままDtを投げる
③ 非利き手側スティック先端とディアが一直線になるタイミングで非利き手側を離す
④利き手側スティックをキャッチしミニジェノで戻れれば成功

①身体の側面でミニジェノをかける

まずは身体の側面でミニジェノをかける練習です。ネックDtは利き手側にディアの位置をずらしてからネックに飛ばした方がスティックの軌道が安定しますし投げやすいです。ここでポイントなのが最初から側面で構えるのではなくて、引っ張り上げて紐を外すところで側面側にスライドさせている点です。この動作を覚えると最終的に連続でネックをする時に反対側でスティックをキャッチしてから同じ位置までディアボロを持って来れるようになります。

②非利き手側のスティックを掴んだままDtを投げる

練習するポイントは
ミニジェノをかけた直後に紐を捻って力を加え
ミニジェノをかけた側の紐に勢いをつけて
伸ばす事です。

左 ミニジェノをかけた直後の紐の長さ
右 Dtを投げた直後の紐の長さ

上の画像を見ると
Dtを投げた直後の紐の長さが
ミニジェノをかけた直後の紐の長さと比べて大体3倍くらいに伸びているのがわかります。
これはミニジェノをかけた時に紐の張力が弱くならないように紐に力を加える事でディアボロが手の方に引き上がっているためと推測しています。

②練習方法のNG例

非利き手側をディアの周りを回すのはNGです。これは非利き手側の力を使って紐を伸ばしているので想定している練習になりません。
ご注意ください。

③非利き手側スティック先端とディアが一直線になるタイミングで非利き手側を離す(静止画)

②の練習に慣れてきたら③のような非利き手スティック先端とディアが一直線になるタイミングで手を離してください。
手を離すタイミングは最初は両手同時ではなく、
利き手→非利き手の順に若干の時間差で離すと
軌道に乗せやすいと思います。
慣れてくれば同時離しでも問題なく軌道に乗るようになります。

④利き手側スティックをキャッチし
ミニジェノで戻れば成功

④の様に利き手側持っていた方のスティックをキャッチしミニジェノで戻りましょう。

以上ステップ1でした。

ステップ2:ネックのボディラップを覚える

続いてステップ2です。
ここから本格的にネックの練習に入っていきます。
具体的にはステップ1でやった手順をネックでやっていきます。

練習の流れ
① 身体の側面でミニジェノをかける
②ミニジェノをかけた時に紐に力を加えながら首に引き寄せ利き手を離す
③ディアボロが首を超えたら、ミニジェノした利き手側のスティックを取りにいく
④そのまま水平のボディラップ状態でディアボロに内巻きが一回かかった状態になれば成功

ネックボディラップの流れ

①身体の側面でミニジェノをかける
これはステップ1と全く一緒です。

②ミニジェノをかけた時に紐に力を加えながら首に引き寄せ利き手を離す
Dtの時も話しましたがここが一番重要です。
ミニジェノをかけてから手を離すまでの動作なのですが、思っているより紐を握る時間を長くするのがコツです。
紐を握り込んで紐の張力を強めたまま
自分の首に引き寄せています。
この時自分の身体とほぼほぼ同じ平面で投げると首の部分を通しやすいです。

左 Dt  右 ネックDt
それぞれの技の紐から手を離す直前の手の位置

上の画像を見るとDtもネックDtも手を離す位置は肩と同じか肩より高いことがわかります。紐を握り込んで引き上げる際は、ミニジェノをかけた時のディアボロが利き手側に引き上がるようにとステップ1の②でお話しましたが、
この引き上がるディアボロの動きに着いていくように利き手を動かす事を意識してください。
手を動かすのが速いとスティックが回る速度が上がりますし、
利き手の引き上げるのが遅いとスティックが回り切ってしまいます。

以上、ステップ2でした!
もう少しだけお付き合いください!

ステップ3:ネックDtを投げるタイミングを掴む

③非利き手側スティック先端とディアが一直線になるタイミングで非利き手側を離す(静止画)

このタイミングはステップ1で解説した正面でDtを
投げるタイミングと全く同じです。
ですので利き手→非利き手の順番で手を離すのをおすすめします。慣れればほぼ同時に離して大丈夫です。
一度ネックボディラップの形を作り込んでから
非利き手側を離し、そのままネックDtに入りましょう。

ネックDtの動きのおさらい

ネックDtを投げる時の首の向きですが
利き手を離すギリギリのタイミングまで利き手側を見ておき、離した瞬間に非利き手側を振り向くイメージです。
ただ理想的に首の周りを投げられていれば、紐は首の直ぐ近くに来ているはずなので、キャッチはそこまで難しくないと思います。
逆に言えばそれくらい首に近づけて投げることが安定の近道です。

ディアが遠くに飛び過ぎてしまう場合は利き手で投げる際に力をかけ過ぎている状態です。その方場合ネックボディラップの時から遠くに投げ過ぎる、もしくはキャッチする部分の紐が短くなっているはずでして、ミニジェノをかけた側の紐を長くする事を意識してもらえればと思います。

最後に

かなりの長文ですが読んで頂きありがとうございました。
この文章を書く上で僕自身ポイントを整理できましたし、そのおかげで最近もう少し上手くなれた部分もあり、とても良い経験になりました。
書ききれていないポイントや僕自身把握しきれていない部分が多々あるかと思いますので遠慮なく質問してもらえると嬉しいです。

以上しみっさんでした。


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