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【『イケ恋』誕生秘話】Part3 ルールのブラッシュアップ

テストプレイ会への参加

今年の冬のことになります。イラストがあたる前の大枠ができた段階で、テストプレイ会に参加することにしました。
複数のテストプレイ会に参加させてもらいましたが、特に印象に残っているものを二つ紹介します。

名古屋テストプレイ会(2020年1月)
みさき工房さん主催の会になります。みさき工房さんは「メイドたちがボドゲをつくるようです」というボドゲ制作者入門書を出版されており、私も参考にしていたので、そのお礼も兼ねて、ぜひお会いしたいと思っていました。
名古屋テストプレイ会では、「だるまさんがコロンブス!」で知られる、ささみ企画さんに特にお世話になりました。S.T.E.L.L.A.Bさんの地球の周りを回るアクションゲーム「バック・トゥ・ジ・アース」やU.I.Gamesさんの「スピルトミルク」などを遊ばせていただきました。


二泊の旅行として行ったので、名古屋城や名古屋市科学館(プラネタリウム)といった定番観光や、名古屋のボードゲームカフェ巡りなどの観光、それから、みそかつ・ひつまぶし・手羽先などの名古屋グルメも堪能しました笑

名古屋_1

ひつまぶし

東中野の木曜テストプレイ会(2019年12月~2020年1月)
ボドゲーマのまつながさん主催の会になります。
初めてお伺いしたタイミングで、まつながさんから「私もとっとこハム太郎のファンなんです!」と言われました。驚きましたね。。。笑
『イケ恋』を持って行ったのは一回だったかと思います。単にプレイヤーとしてお伺いしたこともありますが、未発表の面白いゲームに出会えて制作者からルール説明を受けられるので、試遊会が大好きな私としては美味しいイベントだなと思っています。
ここでは尊敬するななつむさんの『十六夜小町』のトランプを用いた超初期のテストプレイや、『轟の迷宮』などを遊ばせてもらった記憶があります。


「メイドたちがボドゲをつくるようです」におけるテストプレイ会の心構えは、どちらのテスト会でも振る舞いを決める上で、大変参考になりました。

ルールのブラッシュアップ

「ライバルと同じことをしていては恋愛では勝てない!」という世界観から、またプレイ時間が短いゲームにしたいという私のこだわりから、ゲームシステムの基盤として、まず「バッティングシステム」を用いることは決まっていました。

そのときに最も困った点は、単純なバッティングシステムにすると、序盤に得点を上げた人が一方的にゲームを優位に進めるため、だれてしまうという課題でした。
そこで、序盤に点数を上げたプレイヤーは終盤で点数を上げにくいように、
また必ずしも点数を上げることが勝利に結びつかないように、ルールの調整を行いました。どんな調整をしたかについては、ぜひ遊んで確かめてみてください笑

お知らせ

私たち、神楽坂さんさん堂は11月14,15日に開催されるゲームマーケット2020秋にて『イケ恋』を頒布いたします!
詳細は以下のツイートに記載しておりますので、よろしくお願いします!


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