試遊委託を初挑戦してみる話

こんにちは、七盤のハムさんです。
今日の昼間にお知らせしましたが、ゲムマ2022春においてましかまる様の新作「いやどす」の試遊イベント参加を請け負うことになりました。

共同出展かつ仲が良いので実現できたことではありますが、この記事では試遊委託という仕組みのメリットや懸念点について、お伝えできればと思います。

メリット1 遠方・多忙な制作者支援

ましかまるさんは九州在住のため、都内で行われる事前試遊会に参加することが困難です。
また、多忙などご自身の事情で試遊会には出られないという制作者さんもいらっしゃいます。
このあたりは以前の記事で私自身の課題として捉えていました。

こういった制作者さんの支援方法として、試遊委託という新しい方法を試してみたいと思ったのが理由として一番大きいです。

メリット2 試遊可能な作品数の増加

地理的な事情・ご自身の事情で、試遊会で遊べる可能性のある作品数が減ってしまうのは、プレイヤーからしてもとても残念なことだと思います。
試遊できる作品がふえることで試遊会自体が盛り上がってほしいと思っています。

メリット3 客観的に魅力を語る

制作者さんが真面目であれば制作中に嫌というほどテストプレイをしているので、「これは本当に楽しいのか…?」という悩みを持たれていることもあるかと思います。
そうでなくても、「宣伝活動は苦手だ」とおっしゃる制作者さんは、少なくない印象です。

そんな制作者さんに代わり、試遊会の参加者さんと同じ目線で「客観的に作品を見たときの楽しいところ」だけを知っている人がインストをするというのは、それなりに価値のあるサービスになるかと思います。

懸念点1 インストミス・印象悪化

これやっちゃうと致命的ですが、制作者ではないのでルール勘違い(インストミス)は可能性として否めません。
ハムさんとしては事前にDiscordを繋いで口頭でのインストのレビューをしてもらうなどの対策をする予定でおります。

また「試遊でインストした人の印象が悪いので買わなかった」とかなると本末転倒なので、立ち居振る舞いにも自分のイベント以上に気をつける必要があります。

懸念点2 制作秘話は語れない

試遊委託を請ける場合、制作自体にはかかわっていないことが前提になるので、制作者が語る「この点を苦労したんですよ〜」や「実はここのデザインって〜」みたいな裏話は、(事前に仕入れたネタ以上には)語ることができません。

制作者さんのそういう語りを楽しみにいらっしゃるお客様には、試遊委託という形はウケないかもしれません。

懸念点3 参加できない試遊会がある

試遊会における制作者側の参加要件として「自作であること」を要件として掲げている試遊会があることを認識しています。
(例えば天岩庵さん)

もし試遊したゲームに起因したトラブルが発生した場合の責任の所在が不明確になるなどの理由づけは理解できますが、何はともあれ試遊委託のスタイルだとそのようなイベントには作品を持ち込めないということです。

まとめ

こんな感じで検討してきましたが、実際のましかまるさんとの調整では、「いいね、やろう!」と驚くほどトントン拍子で話が進んでいたので、いま一度立ち止まって、試遊委託のメリットと懸念点を改めて整理してみました。

とりあえず、試遊イベント参加予定なのは4月10日の有明亭さんです。  

その他の参加イベントも決まり次第、順次Twitterでお伝えしていきます。
ゲームマーケット2022春【両日・ソ09】のましかまる&とぅいんくるすたーのブースにぜひ遊びにきてくださいね!
(日曜日はましかまるさん本人もいます)

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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