この連載の本質！！

こんにちは、トレードの達人になりたいあなた！今日は、トレードの心理学についてお話ししたいと思います。トレードは、単に数字やチャートを見て売買するだけではありません。トレードは、自分の感情や思考や信念との戦いでもあります。そして、その戦いに勝つためには、自分自身を知り、自分自身をコントロールすることが必要です。

あなたは、デモトレードで素晴らしい成績を収めても、実際のトレードではうまくいかないという経験をしたことはありませんか？あるいは、あなたは、マーケットで何かが起こるかもしれないという予測(そして稼げるかもしれない金額についての思惑)と、実際のトレードの建玉と仕切り（利確と損切）という現実との間には、このように大きな格差があると感じたことはありませんか？

私はこの格差を「心理的ギャップ」と呼んでいます。そしてこれこそがトレードを最も困難な挑戦の一つにし、最も習得が難しい謎の一つとしています。では、トレードは習得できるものでしょうか。デモトレードのような気軽さと単純さで、実際の建玉と仕切りは実行できるのでしょうか。

この根本的疑問に対する答えは、はっきりしています。「イエス」です。そして本ブログの意図はまさにそこにあります。自分について、そしてトレードの本質について、重大な洞察と理解を提供しようと思います。そうすれば、仮想トレードのような気軽さと単純さで、ストレスのないトレードを実行できるはずです。

これを無理難題のように思う人もいるかもしれませんし、不可能にさえ感じる人もいるかもしれません。しかしそうではありません。実際、芸術的なトレードを習得した人は、可能性と現実との間にあるギャップをかなり埋めています。ただし、確かにこうした勝者の数がわずかであるのも事実です。大多数のトレーダーは、波のように激しい動揺や怒りを体験し、「なぜこれほどまでに一貫した成功を熱望しているのに確立できないのか」といった疑問を感じたまま終わっています。

実際のところ、この二つの集団(一貫した勝者たちとそうでない者たち) の差は、月と地球との差にたとえられるでしょう。月と地球はどちらも同じ太陽系に属する天体です。その意味で共通点はあります。しかし本質的・性質的に昼と夜のような違いがあります。トレーダーでも同様です。トレードを仕掛ければ、その人はトレーダーを名乗れます。しかし少数の一貫した勝者の性格と大多数の敗者の性格を比較したとき、そこにもまた昼と夜のような違いがあるのです。

一貫して成功するトレーダーは月にたとえられます。月に達するのは可能ですが、その旅はかなり困難で、達成できるのはごく限られた人たちです。地球から見ると、月は基本的に毎晩観察できます。非常に近くにあるので、そこに手を伸ばせば届くかのように思えるほどです。トレードも同じ感覚です。どの日、どの週、どの月でも、トレードを仕掛ける能力のある人であればだれでもマーケットに参加できます。そしてマーケットは絶えず動くため、損益もまた常に動きます。したがって成功の可能性が限りなく広がっているように「見えます」し、成功が掌中にあるかのように「見えます」。「見えます」という言葉を使ったのは、この点が二つの集団を区別するのに重要だからです。実際に資金を掌中に入れ、ほとんど思いのままにしているのは、「一貫性の扉」と私が呼んでいるものを突破する方法を習得した、ほんのわずかな人たちだけなのです。こう書くと、驚いて信じられない人もいるはずですが、これが真実です。限界はあるものの、資金の大半は難なくあっさりと、こうしたトレーダーの口座へと流れ込みます。これが多くの人の感情を文字どおり混乱させてしまうわけです。