あんこが食べたい、チョコクリームも食べたい日

甘いものが好きになってきた。

甘い物好きをアピールしだしたら終わりに近いと思ってはいるけど、昔よりもずっと甘いものに対しての執着を感じる。そんな根っこのピュアーな好きって感情を否定しだしたら誰が俺を肯定してくれるんだよ、なあ、教えてくれよ。お前に言ってんだぞ。見せもんじゃねえんだぞこっちは。だいだらぼっちの猿轡がよ。

あんこが好きだ。マジで豆すぎるのに、めっちゃ甘くて適度になめらかなあの舌触り、たまりまへんな。

あんこは何にでも合うから良い。和菓子には基本入ってるからモチモチにもサクサクにも合うし、クリームともタッグを組める。懐が広いよね。人間なんかよりずっと懐が広い。

かなりおろかなり(ニセ回文)

ニセ回文???

あと甘いものあんま好きじゃなくても、あんこならいける人とか結構いるしそこもいい。豆感強すぎるよな、甘いのに。

それはそれとしてチョコクリームもかなり好きだ。

まるごとバナナのチョコ味というものがある。チョコ風味のスポンジ生地で、チョコクリームとバナナが包んである。

あれが凄い。

脳の、シワとシワの間にチョコクリームがヌーッて入ってくる。プラモの墨入れのように入ってきたクリームは脳の立体感を増強するどころか脳をツルツルにし、もう何も考えることが出来なくなる。目の色はくすみ、ピントが合わなくなる。呼吸は浅くなる。気持ちがいい。

チョコクリームはサウナだ。まったりとした圧のある幸福感に包まれたらもう忘れられない。寿命と引き換えに、甘美な重い重い快楽に身を任せるのだ。

生クリーム?てやんでい、俺生クリームは食えねんでい。

申し訳ねえ。でも、自分のそんな根っこのピュアーな嫌いって感情を否定しだしたら誰が俺を肯定してくれるんだよ、なあ、教えてくれよ。お前に言ってんだぞ。見せもんじゃねえんだぞこっちは。俺たちが外骨格の生物なら死んでもそのまま見た目が残るのにな。そしたら超カッケエじゃん。

ア、江戸の夜空にここらで1つ カニとエビらの花火をあげる

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