正解は1つしかないと思っていた

こんにちは。はるかです。

今週のはるまき交換日記をお届けします。

今週ははるかの番です。


前回のまきこの投稿はこちら⇩

薬剤師って、薬のスペシャリスト。

薬・健康のアドバイスもするし、

医師が処方してくれた薬が、患者さんに合ってるか確認し、医師の意図が患者さんに伝わるようにサポートをするお仕事。


だからこそ、100%自分たちの意図を言うことが出来ない。

この辛さは、私も経験したことがあって、まきこも同じ悩みを持ってたんだって、改めてびっくりしたよ!



今週からは、私たちの人生を語るうえで欠かせないキーワード、“正解の人生”について触れて行きたいと思います。

私たちは、“薬剤師”という資格を持っています。

薬剤師の資格を持っている人の正解の道は、

薬剤師であり続け、薬剤師としてキャリアアップすることだとしたら、私たち2人は、そこからは外れちゃってます。

でも、薬剤師がイヤなわけでもなく、簡単に決断できたわけでもなくて、たくさん悩んで、たくさん自分の心を会話をして、今の人生にたどり着いたのです。


(1)退職=キャリアを断つこと!?

私の初めての職場は、地元の総合病院。

負けん気の強い私は、大きい病院に勤め、

そこでずっと勤め続けること・最先端の医療現場にいること・薬剤師としての能力を高めること

これらが、正解の人生だと思ってた。


ここから離れてしまったら、私のキャリアは断たれてしまう。そして、薬剤師としては終わりだ…くらいに思っていた私は、入社した当初は、辞めるなんて選択肢は持ってなかったんだよね。


でも私は、結局、その職場をやめちゃった。

(やめるまでに至った経緯はこちらを見てくださいね⇩)


やめる=キャリアを断ってしまうことだと思っていた私。

やめる直前・やめた直後は、なかなか自分のことを認めてあげられなかったし、辛い現場から逃げてしまった弱い人間だって思ってたけど、

今になって分かる。



ガマンし続けることって、自分を委縮させてしまうから、自分の能力を発揮できない。

そこにいつづけることは、自分の可能性をつぶしてしまう。


世間体なんていいんだ!

出世なんていいんだ!

周りからうらやましいなんて思われなくていいんだ!


自分が幸せと感じる環境にいること、自分が自由に選択できることこそが、正解の人生なんだ!


それからの私は、自分の幸せだと感じる道を選ぶようにしています。


(2)“正解の人生”を追い求めすぎるあなたへ

仕事も大事。成長も大事。成功することも大事。

でも、1番大事なことは、自分を大切にしてあげること。

自分の体を休める時間・家族と過ごす時間・仕事のことを考えてなくてもいい時間をちゃんと作らないと、何のために生きているのか、分からなくなると思う。


そして、自分の道を断ってしまったら、今までの努力が水の泡って思っちゃうかもだけど、全然そんなことないから。

全く違う世界に行ったとしても大丈夫。

その経験があったおかげで、同じことをしても、他の人よりも速く気づけたり、近道ができたり、思わぬところで生きてくるから。


今、私は薬剤師をお休みして、フィリピンに留学に来ているんだけど、ここにはいろんな人種がいます。

大企業を辞めて、通訳してる人。そもそも、日本で勤めた経験がない人。薬剤師なのに、薬剤師を1回もやったことがない人。


大学を卒業して、日本の大企業に就職して、定年退職するのが正解の人生なのだとしたら、ここフィリピンには、正解の道を歩んでる人はいない。

でも、共通して言えるのは、みんな楽しそう!

“正解って何?”なんて考えてなくて、“楽しいことって何?心がときめくことって何?”って考えて生きてる。


1人1人個性があるのに、好きなことは違うはずなのに、

“正解の人生”を決めたのは、誰?

ひと昔前に、みんながしていたことが、“当たり前のこと”と言われ、常識となり、正解の人生と言われているだけなんじゃないの?

だから、自分の人生を、自分以外の何かに左右されてるのを見るのは、悲しいな。


私だって、自信を持って、今の道を歩んでるわけじゃない。

たくさん挫折して、たくさん悩んで、今私はここにいる。


これからも、たくさん悩むのは分かってる。

自分が1歩踏み出す勇気さえ持っていれば、何でもできちゃう時代に生まれたのに、

狭い世界に閉じこもり、外の世界を見ようとしないのはもったいない!


仕事を辞めるとか、住むところを変えるとか、そんな大きなことしなくていいから、

付き合う人を変えてみるとか、今まで行ったことないようなイベントに行ってみるとか、小さなことから始めてみよう!


あなたの周りには、たくさんのヒントが転がっている。

つかみに行くかどうかは、あなた次第。


それでは、次回のまきこに日記を渡したいと思います。

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