時代を彩ったデッキを令和にアップデートしてみた（マスターデュエル）
1.時代を彩った古のカードたち
こんにちは。皆さんマスターデュエルは楽しんでおられるでしょうか？
紙は25周年を迎えるほどの歴史を重ねた遊戯王OCG。時代とともに環境は高速化・複雑化を重ね、今では「現代遊戯王」は「昔の遊戯王」とは全く異なるゲームへと進化を果たしました。
今回は「昔の遊戯王」で活躍したカードやデッキを「現代遊戯王」でも戦えるようにアップデートするという私の趣味の産物を紹介したいと思います。
一言で「昔の遊戯王」と言っても範囲が広いので、今回は個人的な独断と偏見で「8期以前」を範囲とさせていただきます。
時代と共にさまざまなカードが追加されていきカードプールが増加し、時代を代表するデッキが産まれました。
さまざまなカードの中には単体で強力なカード、いわゆる「パワカ」と呼ばれるものがありました。
パワカの中にはやりすぎなぐらい強い（当時基準で）カードもあり、禁止カードや制限カードになることもありました。
また、エラッタによってかつての強さはなりを潜め大人しい効果になって釈放されるカードも産まれたほどです。
今回は代表的なパワカでありながらエラッタを逃れ、インフレとともに無制限へと帰ってきた≪ダーク・アームド・ドラゴン≫や【次元斬】や【光デュアル】をメインに語っていきたいと思います。
1.ダーク・アームド・ドラゴン
ダーク・アームド・ドラゴン（略称ダムド）は、遊戯王5期において誕生したカードです。自分の墓地の闇属性モンスターが3体の場合特殊召喚できるという緩い召喚条件で特殊召喚でき、墓地から闇属性モンスター1体を除外し、対象を取る破壊ができるという効果を持っていました。
現代遊戯王に慣れ親しんだユーザーからすれば「それだけ？」と言いたくなる効果ですが、①の効果に名称ターン1がないことが最大の強みです。
2.次元斬
【次元斬】とは、≪異次元の戦士≫、≪異次元の女戦士≫、≪D.D.アサイラント≫の戦闘することで相手モンスターを除外するモンスターを主軸に据えたデッキで、相手の強力なモンスターを戦闘破壊ではない除外という手段をもって除去しながらボードアドバンテージを握っていくデッキです。
現代遊戯王に慣れ親しんだユーザーからすればボードアドバンテージという概念自体が過去のものなので化石に近いデッキという感じでしょうか。
3.光デュアル
【光デュアル】とは、デュアルモンスターである≪Ｅ・ＨＥＲＯアナザー・ネオス≫と≪デュアルスパーク≫を主軸において戦うビートダウンデッキです。
現代遊戯王に慣れ親しんだユーザーからすれば「それだけ？」と思いたくなるデッキですね。
2.現代遊戯王における問題点
先攻制圧ができない・後攻ワンキルができない
これらのカードやデッキたちは当時一時代を築き上げることもあったのですが、
上述の点が現代遊戯王において致命傷です。
現代遊戯王のスタンダードとは真っ向から反しており、ボードアドバンテージなどというものは最早過去の遺物だからです。
わざわざ使いたいのなら特別な理由が必要になるでしょう。
3.それでも使う理由
上述の問題を抱えていた上で私は何故使うのか？それは
「私が使いたいから」
それだけです。
4.令和最新版デッキ集
1.ダムド編
ダムドを現代において使おうとすると「墓地調整能力」が必ず要求されます。そこで私が目を付けたテーマが【幻影騎士団】と【ティアラメンツ】でした。それぞれご紹介します。
【幻影騎士団】は墓地調整能力に長けたテーマでダムドの召喚条件であるﾎﾞﾁﾔﾐｻﾝﾀｲを達成しやすいデッキです。
デスフェニギミックも搭載して破壊破壊そして破壊が楽しいデッキにも仕上がっています。
こいつらだけ遊戯王じゃなくてパチンコやってるともっぱらの話題な【ティアラメンツ】も墓地調整能力が高いのでダムドと相性がいいです。
中長期戦を見据えた構築となっていますが正直ティアラメンツ部分があまりにも強すぎるのでダムドの活躍場面は前述の【幻影ダムド】よりは控えめですね。
2.次元斬編
【次元斬】の強みをそのままに現代遊戯王にありふれた墓地利用を徹底的にメタする形に仕上げました。
百万食らいのグラットンやパンクラトプスを採用することによって戦闘力も当時より増えています。
先攻が取れるならティアラメンツにも勝てるデッキに仕上がりました。
3.光デュアル編
【光デュアル】の強みをそのままに、スキドレ群雄割拠サモリミなどを採用して戦えるように仕上げました。
今でも十分戦えるようには仕上がったはずです。
5.終わりに
以上が令和最新版のデッキ集でした。
皆さんも使いたいけど現代遊戯王じゃなぁ……と思っているカードやデッキがあったら令和最新版にアップデートしてみませんか？
きっと自分だけのデッキになって楽しいです。
遊戯王はやっぱりワクワクするのが個人的には一番だと思っているので！
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