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「変化」の法則:リスニングとスピーキング精度が格段にアップするコツ④

これ読んでいただけますか?

Shut up! 

「シャット・アップ!」と発話しましたか?
それとも
「シャーラップ!」と発話しましたか?

では音声を聞いてみてください。

「シャーラップ!」と発話してますよね。
Shut up!の単語ごとの発音記号は[ʃʌ't] [ʌ'p]となります。
「あれ?なんでShutの[t]がラになっているの?」とお気づきでしょう。

実は、語中にある[t]という子音はしばしば日本語のラ行に近い音に変化します。

他にもこんな例があります。赤字をちょっとラ行っぽく発話してみてください。



Shut up!(おだまりなさい!)はあなたも人生で一度位は何気に発話したことがあるのではないでしょうか?ニホンゴ英語としてよく耳にしており、自然に記憶に残っていたのだと思います。でも実はこれ、「変化の法則」由来の発話の仕方だったということです。

今日ご紹介した「変化の法則」は、「連結の法則」「消音の法則」「脱落の法則」と合わせて「リンキング」の一つです。

このリンキングのたった4つの法則を全て実践できるようになるだけで、あなたの英語の発話速度が上がり、相手にも聞きやすくなり、ご自分も苦しくなく発話しやすくなり、かつ、ネイティブの音も聞き取りやすくなります。

是非、発話してみてください。

マガジン「リンキング4つの法則」に上記4つの法則の記事をまとめました。
ご参照ください。


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