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PLAYBOY 創刊号が出てきた

引っ越しはまだまだ先の話だけど、広い家には収納が充実しているので荷物も多い。
10年ほど触っていない荷物もたくさんあって、少しづつでも片付けようということで、押し入れの中のダンボールを手始めに開けてみた。

私が学生時代の頃の日記や名刺、書籍などと一緒にPLAYBOY日本語版創刊号から創刊5合までの5冊が出てきた。

表紙がシンプルで好き。

創刊号は1975年7月号、全ページオールカラーとある。360YEN。

当時の1米ドルというところか。
実際は71年に為替自由化が決まり、米ドル=308円に引き上げられ、完全に自由化したのは1973年なのだけど、しばらくは日本人の頭には、1ドル360円ということが抜け切らないでいたね。

表紙をめくるといきなりこんな感じですよ。
もちろんモザイクはかかっていない。

本場USAのPLAYBOYの写真を使っているらしく、この本全体にこのような写真は盛りだくさん。

そして、このカワイコちゃんをめくると、最初の広告が・・

曲線のステレオというキャプションに反して、直線的なステレオ。

Pioneerのステレオは当時の中級ブランドだった。
ちょっと高いけど(学生にとってはね)、背伸びすれば買えないことはなかった。

目次のページ

当時としては、目次を遊ぶことは斬新だったのじゃないかな?
写真が入っている目次は、読んでしまうよね。

男性雑誌にカメラの広告は必須。あのCANON F1。

全体を通して、広告ももちろん男性向け。
クルマ、カメラ、シェーバー、自転車、テレビ、腕時計、オーディオ・・
一通り揃っているけど、時代を反映していておもしろいよ。

SONYのクインリックス
三菱ランサー・セレステ

70年代らしいクルマ。

ダイハツ シャルマン

そして、小川知子。

さてこのクルマは・・?

日産サニー。
当時はバカにしてたけど、かっこいいね。やはり70年代らしい。

さすが、TOYOTAセリカは表4に。
ワンクラス上のクルマ・・って感じ。

VictorのM-5

これは覚えてないなぁ。
この手のものはSONY一辺倒だった。

当時のイケてるファッションの提案

ファッションに関してはいつの時代もいろんな方向性あったから、これってわけじゃないけどね。
大きな襟のジャケット。太いノットの太いネクタイ。
「海の男達が着るサマーウェア」笑

お約束!

流石に本場の写真は充実している。
写真きれい・・

付録のように毎号付いているピンナップ

中とじのピンナップは結構大きい。
よく、押し入れの中に貼ってたなぁ。
これを楽しみに毎号買ってたような気が・・

この創刊号は相当気合が入っているようで、また、売れたと思うけど、毎月の出版を重ねるごとに、広告が増えて、グラビアが減っていく。
売れると広告が増えて、読者が減り・・ということを繰り返していたのかもしれないね。

この5冊どうしよう。
ただ捨てるのももったいないような気がするけど、雑誌は高く売れないし・・
ウブな学生に高く売りつけようかしらん。ジョーダン。

本国のPLAYBOYの創業者、ヒュー・ヘフナーに関してはいかに詳しく書かれています。


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