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キャラクターとライセンス <40>キャラクターのチカラ
改めて、キャラクターの持っているチカラについて考えてみます。
みんなが好きなキャラクターの自出は今の時代、本当に様々です。
映画やアニメ、マンガ、SNS、TVコマーシャル、タレント、海外アーチスト・・などなど
そして、それらのキャラクターを目にする機会は新聞、雑誌、テレビから始まり、今では個人が発信する各SNSまで、非常に多くなってきました。
1950年代のピーナッツやそれより前のミッキーマウスなど、キャラクターは存在していましたが、それを商品化して、キャラクターのチカラを使って販売促進をするようになった経緯はこちらの記事のとおりです。
キャラクターのチカラは商品の販売、サービスの告知、企業イメージの向上などに大きく寄与します。
例えばノートにキャラクターをデザインするだけで、そのノートの売上はキャラクター好きに支持されてアップする可能性があります。
また、商品やサービスのターゲット層を絞ったり、固定することができます。
キャラクターに合わせた年齢層に向かって告知の精度を上げたり、売上を上げることが容易になります。
キャラクターのチカラは「知名度x好感度」で大きくなります。
知名度があっても高感度が低ければ、人気は一瞬で終わります。
好感度が高くても知名度がなければそもそも人気が出ません。
両方が高ければ、そのキャラクターを知って好きになる人の増え方が加速します。
キャラクターのデザインされた商品が売れたり、サービスが利用されるだけではなく、キャラクター自体が愛されるようになると、もっと大きなことになります。
着ぐるみが作られ、イベントなどで活躍することもあります。
着ぐるみは、特定の商品のためではなく、またキャラクターの関連有無とは関係なくでも使われます。
人が集まるように、集客の大きな力になるため、イベント関連のキャストとしてアサインされるようになるかもしれません。
これが、キャラクターのチカラです。
千葉県にある「東京ディズニーランド」を見てみましょう。
千葉にある東京・・ということを問題にしているわけではありませんよ(笑)それを言うなら千葉県にある「東京ドイツ村」ってなんだよ・・ってことになりますからね。
ディズニーランドからキャラクターがいなかったらどうなるでしょう?
これは言わずもがな・・ですね。
東京ディズニーリゾートの2024年の売上予想は6000億円を超えます。
これがキャラクターのチカラです。
つづく
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