"あなたの夢は何でしたか?"

これはそういう本だ。
あなたの夢は何だったか、それを書く。
それを書けば、その夢は自分の中から完全に消える。
そういう本。

読んで、ふと、自分の夢を考えた。

子供のころ、僕は何になりたかったんだっけ。

車掌になりたかった日があった。
バリスタになりたかった日があった。
執事になりたかった日があった。
翻訳家になりたかった日があった。

多分全部嘘だった。
昔から将来の夢がなかった。
車掌もバリスタも執事も、多分全部憧れだと思う。憧れを持っていたからなりたかっただけで、多分それは夢と呼ぶには薄っぺらいものだと思う。
翻訳家は中学受験するときに言ったやつで、中高一貫を過ごす途中で完全に忘れてしまった。英語自体はできないわけじゃないからもしかしたらやってみたいかもだけど、所詮その程度にとどまる存在だった。
夢がなかった。多分今も夢を持ってない。

何になりたいとか、何を目指しているとか、なーんも考えずに生きてる。
なんでだろうね

つまらない人生

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