ネフローゼ症候群52日目〜魔の大腸検査と僕のウルトラミスの話
おはようございます。qqabです。
今朝の体重53.8㎏。
昨日は夕飯しか食べていない状態だったのに、体重はほぼ変わらず。
つい先日、そして昨日と退院前日にまで迫っている中で僕には2つの大一番の勝負所が訪れていました。
✅看護師さんへの恋慕について
これについては失敗という形で終わってしまいました。
さて昨日、退院前日において僕に課されたらすとミッション。それは
✅大腸検査
これがもう憂鬱でならないのです。
★ネフローゼとは関係ないのでは?
僕もそう思っておりました。
ですが先日夜中から胃に激痛が走りまして、それがステロイド性潰瘍じゃないかという疑いが出ました。入念な検便の結果、便に血が混じっており割と大事になってしまい今回に至るということになるのです。
単なる「痔」ではないだろうかとも考えました。
大学テニス部時代のことです。とある先輩にされた一撃で、未だに古傷が痛むことがあるのです。それはまた機会があれば・・・・。
★なにか準備とかするの?
バッチリします。
まず渡されるのは白濁した液体です。登山で使うようなプラティパスのような形状をしたそれには「経口腸管洗浄剤」という物々しい文字が!
これを1時間半で「1.5L」飲むのが初めの任務となるのですが、結構な苦行でした。
看護師さんいわく
「あ、でもそんなに不味いって聞いたことないし、その辺は大丈夫ですよ」
ほーん、と。
それで試しに飲んでみました。
✅塩水
同然の味です。色合い的にポカリスエットとかそういうのをイメージしていたのですが、全く異なるものとなってしまいました。
これをじっくり時間を使って飲むことで腸の動きを活発化させて、体内の内容物を全て排出させてしまおうという卑劣な作戦です。
朝から飲食禁止だったこともあり、不味い飲み物であってもビールよろしく最初の一口目くらいは比較的美味しくいただくことが出来ました。
ですが地獄はここから始まります。
✅便が止まらない。
固形から、あっという間に液体に変わるのですが都度看護師さんに色合いの確認をしていただくのです。これがまた羞恥プレイみたいで気恥ずかしい。
何度もリテイクを受けて、本番を迎えることが出来たのは15時頃となってしまっておりました。大体ここまで4時間程経過しております(笑
仕事で何度も稟議書を提出し続けた苦い記憶が蘇りました。
★いよいよ本番
車椅子で現地に運ばれて、まずは麻酔を打ちますがこれが痛い。
本来痛みを和らげるはずの薬で何故激痛が襲うのか。
ともあれそれが収まる頃には意識が朦朧としておりました。
さぁ、始まるという頃女性医師が声を掛けます。
「確か今回が初なんやよね?怖いでしょ?」
きっと僕の緊張をほぐすために言って下さったのでしょう。ですがここで僕はウルトラミスをし、周囲の斜め上の回答をしてしまうのでした。
「確かに怖いです。異物を入れるという感覚が嫌で、トイレのウォシュレットすら使ったことがないですが、3年前に雄琴温泉に行った時、そこのお姉さんにしこたま弄られたんで案外平気かもしれません」
「へ、へー・・・」
意識朦朧としすぎて、ただでさえ壊れ気味の脳味噌が完全にショートしてぶっ飛んだ発言をしてしまったのでした。空気が解れるどころか凍り付いた気がしました。
★結局痛いの?
麻酔をかなり多めに入れていただいたのですが、どうしても痛みはありました。異物が入り込んで来ているという違和感は付き纏い、不快感と激痛が襲う数十分でした。
★結果は?
今回の検査ではポリープ等の異常は見つからなかったとの一次回答を受けており、次月に改めて正式な回答をいただくことになりました。
場合によっては出血等が伴う等恐ろしい説明も受けましたが、何事もなく済んで良かったと思います。
むしろ何事かあったのは僕自身の方でした。
★まとめ
今回の検査で一旦異常が見つからなかったことで明日の僕の退院は決定的なものとなりました。
今日の段階で会えなくなってしまう看護師さんが複数名おりますので、麻酔が残った状態でなんとか挨拶をすることが出来て嬉しく思います。
不幸にも差し入れをするというのが院内ルールで禁止されているということで、これ以上僕が出来ることがないというのが心残りです。
残るは明日1日。
今回のネフローゼ症候群ですが、
✅完治という明確な基準がありません。
✅寛解状態であり再発の可能性が十分あります。
つまり、退院後は一層の自己管理が必要となってきます。
季節に関係なく、外出の際はマスクを外すこと出来なくなる生活が待っているかもしれません。
形あるもので恩返しが出来ないのであれば、せめて再発がなく元気に過ごし続けることこそが、お世話になった看護師さん達への恩返しになると考えておくことにしようと思います。
今回は駄文に加えて小汚い話が出ていて、読んでくださった読者様に不快な思いをさせていないかがやや不安でございます。
それでもこのnoteは、いわば僕の終活のための物でもあり、この表現を避けることが出来そうにありませんでした。
ここまで読んでくださった貴方に精一杯の感謝を。
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