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第二子の育休から会社に復帰して思うこと。〜どの山を登るのか?〜

第二子の育休から復帰して、2週間が経ちました。

私が育休を頂いていたのは、1年ちょっと。

育休の間に私は片付けの資格を取って自分でワークショップをしたり、友人とイベントをしたり、様々な出会いがありました。
短いようで長い1年の間に、確実に変わった自分が元の職場に帰ってきた今、感じた思いを綴りたいと思います。

特に、「月曜の朝が辛すぎる」という人に読んでいただきたいです。笑

・変わったのは、どっちだ?
・知ってしまったら、知る前には戻れない
・最善の策が見つかるまで待つ
・どの山を登るのか?

変わったのは、どっちだ?

私が復帰したのは、育休前にも所属していた部署です。

メンバーも業務内容も、少し変わったようだけど大きくは変わっていない。

同僚の方々は、「全然変わってないでしょー!」と明るく迎えてくれました。

とは言え、数日経ってみると、変わっているところも多々ありました。

担当業務のマイナーチェンジ、社内システムの変更、人間関係のちょっとした変化…

休んでいた身からしたら、変化が多く感じて、どっと疲れる毎日。

でも…上の子の育休復帰の時、こんなに疲れたかなぁ。

前回の復帰との違和感があり、自分自身に変化がある気がしてきたんです。

知ってしまったら、知る前には戻れない

第二子の育休中に、私は片付けの資格を取りました。

元々片付けが苦手だったから、自分の家を片付けるつもりで始めて…

すっかりハマってしまい、プロとして活動出来る資格まで取得。

せっかくプロになったのだからと、育休中のママに向けたワークショップを開催したり、プロ資格を取った時の同期とイベントをしたり…

初めて、会社の看板ではなく、「自分個人」の名前で仕事をしました。

利益なんて微々たるものでしたが、得られた経験はまさにプライスレス。

私は、自分がワクワク出来る、新しい世界を知ってしまったんです。

だから、元の世界に戻った時に「明らかな違い」を目の当たりにして、疲れ果ててしまった…

「変わってしまった自分」と、「ほとんど変わっていない元の世界」との間に大きな隔たりを感じるようになってしまっていたのです。

でも、この違和感は、新しい世界を知ることが出来たからこそ感じられたこと。前向きな変化を握り潰さずに、自分の気持ちはこれからも大切にしていきたいなと、思っています。

最善の策が見つかるまで待つ

前向きな変化…とは言え、精神的な疲労に加えて、生活リズムが変わった肉体的な疲労も相まって…家では毎朝毎晩グッタリしてて、夫に負担を掛けました。

出口の見えない愚痴を聞いてもらい、立ち直ったと思っても原因不明の涙が急に溢れてくる。←結構ヤバい状況。笑

「答えは自分の中にしかない」

と夫に諭され、自分と向き合うための時間をもらい、何とか今、この文章を書ける状態になりました。

一番の原因は、「何かを変えなければいけないのはわかったけど、何をどうやって変えればいいのかわからない」ということ。

そして今は「次の一歩を探す」フェーズなんだなと理解出来てきました。

そんな時、今までの自分だったら「とにかく何かを変えなきゃ!」と、無闇やたらに行動しようとしてドツボにはまっていたけれど…

今の私は、最善の策が見つかるまで待つ、という選択肢を選ぶことが出来るようになりました。

育休中に様々な行動を起こして、自分の根っことなる人生の目標を見つけられた経験が、私に「待つ勇気」を与えてくれたのです。

どの山を登るのか?

よく、人生は山登りに例えられます。

私はこれまでの自分の変化を通して、本当にその通りだなと実感しました。

「なぜ山に登るのか?」と訊かれた登山家は、「そこに山があるから」と答える。

日本が高度経済成長期にあった時、「会社」という見事な山々があった。目の前の会社という山を登り続ければ、自分も社会も大きく成長を遂げ、やがて「定年退職」という頂上に辿り着く。

では、今の私たちの目の前には、そんな山はあるのかというと…

登る山自体を自分たちで探し出す必要があるのが、今の時代に生きる私たちの生き方なのではないでしょうか?

だから、山に登る前に迷ってしまう。

「どの山に登るのが正解なの?」って。

私も少し前までは同じ状態で、どの山を登るか迷い、一歩も踏み出せない状態。

同年代で若くして起業したり活躍している人たちを見て、「あの人たちと自分は違う。あの人たちみたいにはなれない(でも羨ましい)」と眩しく思っていました。

でも、彼らと私たちはそんなに違わないんだってことに、気付きました。

違いがあるとするならば、行動し続けているかどうか、ということだけなんだって。

だからまずは、「登りたい!」と思える山を登り始めてみる。すると、見える景色が変わってくる。そこで、違うなと思ったら引き返して、また違う山を探して登ればいい。

引き返すことは失敗ではなくて、その山に登らなければいいという「情報」が手に入るし、また違う山に登った時には「山登りってこんな感じなのよね」と、前に登った感触が更に歩みを早めてくれる。

私の場合で言えば、【育休中に資格を取り、セミナーを開いてブログで集客したこと】が山登りであり、どんどん見えてくる景色がとても楽しかった!

そして最終的には違うなと思ったので、その山を降りました。

その経験のおかげで、人生の目標も見つけることが出来たし、社内でも社外でも【自分自身に実力と信頼が貯まる仕事】をしたい、と思えるようになりました。

偉そうなことを言ってるつもりは全然なくて…(実際、前半は弱音だらけだし。笑)。

たった一つ伝えたいことは、行動することで現実と未来は変えられるということ。

私はすごい人でも何でもないからこそ、私と似た立場の同じ世代の同士の人たちへ、行動し続けることの大切さを伝え、応援したいと思っています。

とても長くなってしまいました…

最後に、アインシュタインの言葉を引用します。

同じことを繰り返しながら、違う答えを求めているなんて、狂ってる。

自戒の念も込めて。

これからも、マイペースにnoteを続けながら、自分の登りたい山を登っていきたいと思います。

最後までお付き合い下さって、本当にありがとうございました!

サポート下さると、心の栄養になります!とてもとても、嬉しいです。細く長く続けられる、元気の素になります◡̈♥︎