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【鎧脱いでも盾持って壁作ったら見えないよ?】


いきなり本題です。

Aさんは
今まで楽しい事がなかったけれど
頑張って努力して踏ん張ったら仲間ができて
居場所ができて楽しい事が増えてきた。

Bさんは
今まで楽しい事がなかったけれど
それが精神疾患だと知って気持ちがラクになり
告白する事で仲間ができて楽しい事が増えてきた。

そんな2人がいたとします。




楽しいとか充実感というものは
何を求めているか多種多様です。

Aさんは楽しい事が増えてきた事で
心に余裕ができて自然と頑張らないでも
平気になるかも知れません。

Bさんは自分を知った事で気持ちがラクになり
心に余裕ができて自然と意欲的に何かに取り組む
頑張る人になるかも知れません。



然しながら、何がキッカケだったか?
という記憶は思考となり理屈として定着するので

Aさんは楽しくなるためには
頑張って努力して踏ん張ることが大切だと思うし

Bさんは楽しくなるためには
自分を知る事で心が軽くなる事が大切だと思う。



Aさんは頑張る事で
モヤモヤしていた自分という鎧を脱いだのだけれども
それこそ幸せになるための全てと信じ
頑張って努力して踏ん張るという強固な盾を持って
同じ考え方の人たちと仲間になり
盾を並べて壁をつくった。

Bさんは病気だと…自分を知る事で
モヤモヤしていた自分という鎧を脱いだのだけれども
それこそ幸せになるための全てと信じ
精神疾患を告白し攻撃される事を防ぐ盾を持って
同じ考え方の人たちと仲間になり
盾を並べて壁をつくった。



何を求めているか多種多様と思ったけれど
2人とも自分を守る事を一番に求めていた。

だから鎧を脱いでも
盾を並べて壁をつくった。





壁の隙間から相手を覗きこみ

相手の言ってることがわからないと
相手の考えはおかしいのでないかと
相手の事がまるで見えないと…

相手は間違っていると
相手は幸せを知らない人だと

壁の隙間から相手を覗き
壁の中にいる仲間と語り合い
同感をよび安堵し、確信を強めていく



そこをたまたま通りかかったCさんが

似た者同士だな〜と笑ってる

Aさんは何処が同じだと憤り
Bさんは何処が同じだと嘆き



Cさんが

だって夫々に信じてるものがあって
それを守ってるのに必死じゃん 笑





2人とも

盾をおろして

真っ直ぐ壁をつくらず相手をみてみた



なんだ

信じること

個性は大切だって思うこと

それと守ることは別なんじゃん



個性が大切だってことは

赦すこと

相手にもそれがあるって事を認めること

お互いがお互いの個性を愛してあげること

守るんじゃなくて

その目の前にいる人を抱きしめてあげること

そうして

背中をそっと押してあげること

どうありたいか

どんな事にワクワクするかドキドキするか

それを

おめでとう

イイね

って



そしたら

AさんもBさんもCさんも

同じ

みんな自分を信じ個性を輝かせて
楽しい、幸せって感じたいだけなんだって



解き放て

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