見出し画像

ワクチン接種2回目対策(我が家の場合)

 2回目のワクチン接種終了しました。我が家は二人家族。二人とも熱がひいた4日目に書いています。3日間のできごとを、ご参考までに。

 夫と私は二人とも50代、基礎疾患なし。自治体の大規模接種が始まった時点でラッキーにも予約出来ました。1回目は7月半ば。2回目の接種日は自治体によって機械的に4週間後と指定されます。モデルナです。

 職域接種などで早くに2回目接種終を終えている人たちから、2回目の副反応で2日前後高熱が出ると聞いていました。出来れば二人の接種日を2日ずらせたかった。しかし大規模接種会場の予定は2日間のみ、その後の予定は少し先になってしまうようでした。1日目に夫、2日目に私で申し込み、1回目接種後は二人とも熱は出ずに済みました。

 夫は丈夫なひとで、今まで二人とも熱でダウンということがありませんでした。さて、何を用意するか。足りない備品の点検から始めました。

足りない備品を点検・購入

①解熱剤

 大規模接種会場では貰えません。夫が歯科医に行った際に事情を説明して処方してもらいました。念のため薬局で買い足そうとしたら「カロナール」タイプのものは売り切れ。メーカーからもいつ出荷できるか不明とのこと。薬局の薬剤師の方からバファリンなど他の成分の解熱剤でもOKと説明してもらい、家の備蓄品で間に合わせることに。

②ポカリスエット

 普段飲まないので、近所のコンビニで何回かに分けて買い溜め。もし二人とも2日ずつ高熱だったら500mlを6本ではすまないのでは?

③冷えピタシート

 これもしばらく使っていなかったので、確認して補充。

食べ物どうする問題

 さて、上記は基本ですが、食べるものはもう少し複雑です。どうしたものかと夫と話していたら「ピザの出前とったらいいんじゃない?」 というのでちゃぶ台返しそうになりました(嘘です。うちにはちゃぶ台はありません)。

 高熱の時に、熱々のチーズがとろーり溶けているピザなんか食べられるかい!!兼好法師は言っていたよね、あんまり健康な人とは友達になれないな、って。丈夫すぎる人には病弱な人を気遣う視点に欠けるって。同感です、兼好法師。

 しかもいま時分冷えピタ貼った赤い顔の人が受け取りに出たら、デリバリーの人を「自宅療養者??」と怯えさせてしまう。「副反応発熱中」と買いたTシャツを作って売り出しますか。感染拡大を防ぐためにはウーバーイーツも頼めないと思うのですが、一人暮らしまたは家族全員自宅療養中の方は食事はどうしているのでしょう。調べてみたらこのようなサービスが。これは埼玉県ですね、それぞれの都道府県で対応しているようです。

 とりあえず自前で用意出来る食べものを買い込みました。

・高熱でほとんど食べたくない時用

 レトルトの冷たいスープ類。コンビニの、冷たい麺のレトルト これらは二人とも高熱で這って出て食べるだけのような場合向け。解熱剤を飲む際に空腹は避けたいための食事。

・もうちょっと食欲ある時用

 レトルトおかゆ 南瓜を薄味で煮たもの 高野豆腐の薄味で煮たもの 乾麺のうどん そのまま使えるうどんのつゆ

・それなりに食べられる時用

 ご飯を炊いて冷凍 茹で鶏を冷凍 蒸しナス トマト レトルトパスタ 早茹でパスタ(調理の労力を最小化) 

 カルディのパスタは忙しい時のためにうちでは常備しています。

・おまけのおやつ

 プリン ミカン入り牛乳かん アイス 凍らせたメロン

 普段はあまり家でおやつを食べないようにしていますが、体力弱っている時は別、ということで自分にご褒美を用意しました。

さて、実際はこんなふうに進行しました

1日目:午前中に夫接種。私は外出予定があり、夕方戻ると夫はWEBミーティング中でした。熱は無いと連絡受けていましたが、辛そうでもないので一安心。通常の晩ご飯、ただしアルコールは無し。ポカリスエットはたくさん飲んでもらう。解熱剤は飲まず。

2日目:起床時夫発熱。朝から37度台。食欲あるというので通常の朝食。茹で卵と生野菜サラダ、トーストとキウイヨーグルト。油っぽいものは避けました。食後に夫は解熱剤。昼はレトルトのパスタとトマトサラダ。食欲はありました。

 解熱剤飲んで寝ていてもらい、私は接種会場へ。戻ると夫の熱はまだ37度台。高熱というほどではないので気分は悪くないそう。冷えピタを貼って、寝床でPC作業をしていました。

 逆に私は頭痛とだるさ有り、発熱無し。おやつに牛乳かんを二人で食べる。結局この日の夕食は熱のある夫がうどんを茹でてくれて、冷やしうどん、とろろ、高野豆腐とかぼちゃ。冷やしうどんは熱の時食べるには良いですが、茹でたり水に晒したりと工程が多いので作るのはしんどい。夫様、ありがとうございました。美味しくいただきました。とろろまですってくれてありがとう!

 だるいので横になって、積読になっていた小説を一気読みしてしまった。二人とも、解熱剤服用、水分補給はポカリスウェット。

3日目:夫は平熱。私発熱、37度台。朝ごはんは夫は通常、私は冷たいスープとトースト、桃とヨーグルト。解熱剤飲んで寝る。ポカリを500mlを4本、900mlを2本用意していたがこの時点で900ml1本のみになっていたので(2900mlを2人で飲んだ)夫に買い足してもらう。

 昼、コンビニの冷たい麺(レトルト)に茹で卵を追加しただけ。前日の夫と同じようにずっと37度台。最高で37度8分。だるいが、横になってつい本を読んでしまう。おやつは私はプリン、夫はアイス。夕方にはかなり気分がしっかりして来たので、冷凍していた茹で鶏と野菜にごまだれをかけて食べる。ウー・ウェンさんの大昔の「今日の料理」に載っていたレシピです、我が家の夏の定番。小松菜入りのスープは夫が担当。

 そして4日目には私も熱が下がり、朝から通常の食事がとれるようになりました。1日のズレでまったく相似形のように翌日37度台の発熱、3日目は平熱という結果に。恐れていた二人とも39度を超える高熱で同時にダウンというシナリオは回避できました。幸いというほかありません。

 身の回りの方々がフェイスブックで発信して下さっている体験録を読むと、年齢が私たちより上でも高熱の出る方も、年下でも全く熱のない方もあるようです。一般には若い方のほうが激しい副反応が出るそうですが例外もあります。

具合悪い時にも嬉しいものを食べたい

 あらためて、高熱が出た時に何を食べたいかは個人差があるなあ、と感じたのでした。しかも夏に高熱が出る経験が今まであまりなかったです。

 今回良かったのはカボチャ、高野豆腐を以前雑誌で見た精進料理のレシピで砂糖と少しの塩のあっさりした味にして冷やしておいたこと。少し回復した時のための茹で鶏メニューを作りためておいたこと。それから、冷たいまま食べられるレトルト麺を発見したこと。夏に熱が出たときにはおすすめと思いました。(スープと麺が入っていますが、具材は用意必要です)暑い時に、熱々のおかゆというのも厳しいですよね。あまったレトルトは今後の備蓄食料となります。

 ごくごく手抜きの対応策ですが、まだこれから接種する方の参考になりましたら幸いです。少しでも副反応のつらさをやり過ごす参考になさってください。

 予定では8月末には免疫を獲得予定です。ワクチンを2度接種し抗体を得た方は発症しても重症化しにくい、と報道されていますね。まだまだ集団免疫が獲得されるまでは時間がかかりそうです。晴れてまた友達と会食したり出来るようになるまで粛々と毎日を気をつけて過ごしていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?